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科目名 金融政策論 
担当者氏名

松田 慎一

全開講対象学科 経済学部経済学科
経済学部産業社会学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-歴史・政策・金融部門 
備考  



準備学習・事後学習
事前学習として、配布プリントに基づいて、テキストの該当する箇所を読むこと。事後学習として、作成したノートの整理とまとめを行うこと。毎回、授業時間の2倍の自学自習が必要です。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題については、授業内において解説、講評を行います。定期試験については、試験終了後、講評を配布します。 
履修上の留意
講義資料の配布や課題の提出等はWebClassを用いる予定です。マクロ経済学、金融論等の関連科目を履修の上、選択することが望ましいです。 
授業の概要と目的
日本の金融に関する問題として、金融の自由化、貸し渋り、不良債権問題、銀行の救済、金融危機など、これまで著しい変化が生じてきた。金融制度や金融政策が実体経済に与える影響は大きく、金融を理解する意義は重要と考えられる。
 本講では、金融政策に関する主要な用語の説明と理解を通して、中央銀行の役割、金融政策とその影響、プルーデンス政策について学習します。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はDP2/CP2に関連する。 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
経済EE21415、産社EI21415 
サブタイトル
金融政策の基礎を学ぶ 
到達目標
中央銀行の金融政策、金融市場と金融取引、金融制度について理解し、主要な概念を説明できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  この講義の内容、目的、学習方法、評価方法を説明します。 
2. 中央銀行の役割  中央銀行とは、日本銀行の目標と機能 
3. 金融政策と政策手段  金利か通貨量、ルールか裁量 
4. 金融政策の目標(1)  経済成長と物価、CPIとGDPデフレーター 
5. 金融政策の目標(2)  インフレとデフレ、インフレやデフレのコスト 
6. 中央銀行と金融政策(1)  金利政策、短期金利と長期金利 
7. 中央銀行と金融政策(2)  公開市場操作 
8. 中央銀行と金融政策(3)  預金準備率操作 
9. 短期金融市場の仕組み  短期金融市場とは、コールレート、日銀当座預金 
10. 金融政策と信用創造  中央銀行の資金供給と信用創造 
11. 非伝統的金融政策(1)  ゼロ金利政策、マイナス金利政策 
12. 非伝統的金融政策(2)  イールドカーブコントロール 
13. 公的介入とプルーデンス政策(1)  銀行取付とシステミックリスク 
14. 公的介入とプルーデンス政策(2)  預金保険制度、自己資本比率 
15. まとめ  これまでの総括を行います。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 金融政策  酒井良清、榊原健一、鹿野嘉昭  有斐閣アルマ  
2. 金融政策  小林照義  中央経済社 
3. 日銀を知れば経済がわかる  池上彰  平凡社新書 
4. 金融論  藪下史郎  ミネルヴァ書房 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
課題(30%)、定期試験(70%)により総合的に評価します。
6回以上欠席した場合は欠格とする。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成する必要がある。 
受講生へのメッセージ
継続した学習が求められます。可能な限り出席を行い、社会を見る・考える力を身に付けて下さい。社会の仕組みについて興味・関心を持つことも大切です。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024/02/14 10:27


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