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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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経済学とはどのような学問か
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過去数百年ほどの間に人々がどのような社会問題に直面したのかを整理し、経済学が生まれてきた背景や経済学の諸潮流を解説する。
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2.
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市場という制度
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市場が成立する前提条件としての社会的分業を検討し、市場の諸機能と限界について解説する。
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3.
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資本と労働
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資本主義経済システムにおける価値体系について解説する。また、それが商品の価格とどのような関係にあるのかについて、検討する。
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4.
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剰余の生産
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資本主義経済システムの特徴を解説したうえで、そこでは剰余が利潤として生産されることと、資本と労働が原理的に対立関係にあることを明らかにする。
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5.
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商品の価値構成、剰余価値率、利潤率、特別剰余価値の発生
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商品の価値の構成、剰余価値率、利潤率について解説した後、特別剰余価値の発生について説明する。また、資本主義経済における競争強制についても検討する。
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6.
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平均利潤率の成立と資本主義社会
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同一部門内での特別剰余価値をめぐる諸資本の競争と、より高い利潤率を求める資本の部門間移動を通じて、平均利潤率が成立することを明らかにする。また平均利潤率の成立する社会を考察する。
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7.
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封建社会の地代と資本主義社会の地代
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平均利潤率が成立する仕組みをふまえて、なぜ土地を借りると地代を支払うことになるのかという問題を考える。さらに封建社会の地代と資本主義社会の地代を比較することによって両者の特徴を明らかにする。
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8.
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技術変化と経済
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技術変化が経済成長や社会システムに及ぼす影響について、具体的・理論的に検討する。
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9.
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再生産表式
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社会全体で生産が繰り返されるための条件を、簡単な2部門モデルを使って検討する。
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10.
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産業構造の転換
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産業構造が転換する理由をエンゲルの法則から明らかにする。また、このことに関する世界各国の経験を検討する。
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11.
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日本の高度経済成長1
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日本の高度経済長を素材として、資本蓄積と経済成長について具体的に検討する。
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12.
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日本の高度経済成長2
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経済成長と労働力移動の関係を、日本の高度経済成長を素材として解説する。
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13.
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国家と財政
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国家の役割とそれを果たすための仕組みについて検討したうえで、日本の財政の現状を解説する。
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14.
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日本の通貨制度
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日本の通貨制度を中央銀行の役割を中心に概説する。
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15.
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日本の金融政策
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近年の日本の金融政策について解説する。
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