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科目名 ミクロ経済学入門(経済学科1年次) 
担当者氏名

伊藤 志のぶ

全開講対象学科 経済学部経済学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門基礎部門 
備考  



準備学習・事後学習
事前に、紹介した参考文献や入門レベルのテキストを選び、該当する項目を読んで準備学習(2時間程度)して下さい。(参考文献参照) 授業後は、キーワードを自分でまとめ、ノートを見直して、演習問題、確認テストなどで復習をして下さい(2時間程度)。



毎回、授業時間の2倍の自学自習が必要です。 
課題・定期試験に対するフィードバック
授業内において継続的な解説、講評等を行う。 
履修上の留意
「必修科目」の一つです。対面授業の場合は授業に出席し、遠隔授業(Webclass)では、掲示板への書き込みをお願いします。“問題を解く”時間には自主的に参加し、時間内に課題の理解をしていくように心がけて下さい。≪演習問題≫及び《解答》を配布します。各自で復習の際に利用して下さい。


理論の科目は思考方法を身につけることが大切です。対面の授業では、問題を解く時間や、ノートを作る時間があります。遠隔授業では、スライドの途中に「ノートに図を描いて下さい」「問題に答えてから進んでください」といった指示があります。授業時間を利用して、“良く考えて”ください。

テキストの指定はしません。参考文献に挙げたレベルの教科書を図書館で手にとり、自分にとって読みやすいものを見つけ、授業の予習、内容の確認などに利用されることを勧めます。 
授業の概要と目的
『経済学を学ぶ』ということは『考え方を身につける』ということを意味します。本講義は、将来、経済・社会の変化を分析し、その在り方を構想できる能力を習得することを目標としています。授業中に例題を解き、経済学的な考え方を身に着けてください。 
アクティブ・ラーニング
特に無し 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はDP2/CP2に関連する 
実務経験と授業内容の関係
特に無し 
科目ナンバリングコード
経済EE11002 
サブタイトル
競争市場と意思決定 
到達目標
「ミクロ経済学」で用いる用語や図表を習得し、市場の変化を説明できるようになること。



具体的には、市場の動きを図示した上で説明文が書けるようになること。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. Introduction  履修上の注意/成績評価の方法/ミクロ経済学とは何か/行動経済学 
2. 第1章 需要・供給分析  合理性・非合理性/機会費用/サンクコスト



希少性/問題:ゴミの値段/問題:豪華マンション市場 
3. 第1章 需要・供給分析  需要曲線・需要法則/供給曲線・供給法則/均衡点 
4. 第1章 需要・供給分析  超過需要・超過供給/価格調整メカニズム



均衡の存在と安定性 
5. 第1章 需要・供給分析  需要の価格弾力性/問題:豊作貧乏はなぜ起こるか 
6. 第2章 需要曲線の背景にあるもの―消費者の理論―  予算制約式/予算可能性集合/所得の変化と価格の変化 
7. 第2章 需要曲線の背景にあるもの―消費者の理論―  無差別曲線/問題:無差別曲線はなぜ交わらないのか/限界代替率 
8. 第2章 需要曲線の背景にあるもの―消費者の理論―  最適消費/所得・価格の変化と最適消費



所得効果と代替効果 
9. 第2章 需要曲線の背景にあるもの―消費者の理論―  いろいろな無差別曲線(補完財・代替財・中立財・非経済財・至福点) 
10. 第2章 需要曲線の背景にあるもの―消費者の理論―  上級財/下級財/ギッフェン財/



消費者行動と需要曲線 
11. 第3章 供給曲線の背景にあるもの―生産者の理論―   生産と費用/長期と短期の供給曲線



競争市場の条件 
12. 第3章 供給曲線の背景にあるもの―生産者の理論―   限界費用と限界費用曲線/生産量の決定/



問題:企業の利潤計算 
13. 第3章 供給曲線の背景にあるもの―生産者の理論―   生産関数/問題:生産関数と総費用曲線/



規模に関する収穫逓減・一定・逓増 
14. 第3章 供給曲線の背景にあるもの―生産者の理論―   費用曲線(総費用曲線/平均費用曲線/平均可変費用曲線/限界費用曲線) 
15. 第3章 供給曲線の背景にあるもの―生産者の理論―   損益分岐点/企業閉鎖点/利潤最大化行動と費用最小行動 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 私大文系のミクロ経済学  高橋知也  中央経済社 
2. ミクロ経済学  ジョセフ・スティグリッツ  東洋経済新報社 
3. 基礎からわかるミクロ経済学  家森信善・小川光  中央経済社 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面 
成績評価方法
レポート40%、定期試験60% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
日本の社会で自立するということは、働いて稼ぎ、そのお金の使い方を自分で考えて決める力を持つことです。ミクロ経済学は将来にわたって、様々な意思決定についてのヒントを与えてくれる科目です。授業で学んだことは、すぐに日常の経済活動に応用してみて下さい。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2024/02/15 16:01


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