シラバス参照

科目名 薬学卒業研究2(薬効解析学) 
担当者氏名

永松 正

小島 良二

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 6年次 
クラス  
講義学期 前期集中 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 薬学アドバンスト教育部門-薬学研究科目群 
備考  



準備学習・事後学習
毎回、演習時間の2倍以上の自学自習をすること。
1.5年次に習得した基本技術および知識の復習をすること。
2.5年次に実施した研究内容を結果を事前に整理しておくこと。
3.文献検索方法および統計解析を予習しておく。 
履修上の留意
1.卒業研究は、学部で実施する実習とは違い、主体的に実施すること。
2.自身の研究を実施するだけでなく、下級生、上級生と協調して研究活動を行うこと。
3.研究の目的と実験の目的、調査の目的と調査の結果を把握する。
4.病院・薬局コースは、該当施設で症例情報を収集し、情報を整理する。
5.基本的にはペアで研究を実施する。
6. 研究テーマにより1人で研究を行う場合がある。また、毎月行う報告会のため実験結果をまとめ日頃から準備をする。
7. 他施設(病院、薬局)にて卒業研究を行う学生は、実施施設でのルールを遵守すること。 
授業の概要と目的
5年次より継続している課題を完結させ、卒業論文を作成する。
1.糖尿病性腎症の発症進展の解明。
腎メサンギウム細胞を使ってAGE凝集タンパク質がどのようにミトコンドリアに障害を与えるか、その機構を解明する。
2.細胞を用いた基礎研究および臨床研究を統合させた手法(トランスレーショナルリサーチ)による問題解決方法を理解する。
3.シミュレーターを用いて薬の作用を理解する。
4. 細胞のストレス応答およびスプラシング調節の分子機構を解明する。
5. 分子シャペロンおよびスプラシング調節分子の構造/機能の解明する。本授業はCP④およびDP④、⑤に該当する。(科目ナンバリングコード:PP61704) 
サブタイトル
糖尿病性腎症の発症機構の解明
DIC発症メカニズムの解明
自律神経系作用薬の薬効を知る
細胞のストレス応答およびスプラシング調節の分子機構の解明
分子シャペロンおよびスプラシング調節分子の構造/機能の解明 
到達目標
薬学卒業研究のGIO:薬学•医療の進歩と改善に資するために、研究を遂行する意欲と問題発見•解決能力を身につける。
○医療人として論理的思考力と科学的視点をもち、探究心と創造力を育む。
○薬学および生命科学研究を立案•推進し、その成果を効果的に発信できる能力を身につける。
○薬学・医療の進歩に対応するために、医療と医薬品を巡る社会的動向を把握し、生涯にわたり自己研鑽を続ける意欲と態度を身につける。
○次世代を担う人材を育成する意欲と態度を身につける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 5年次までの研究データのまとめ  4年次までの研究結果・意義について理解する。
今後の研究の方向性を知る。卒業論文の作成について指導教員とディスカッションする。 
2. 卒業研究(1)  糖尿病患者の血液を使ってコレステロール糖化凝集アルブミンを検出する。患者データとコレステロール糖化凝集アルブミンの存在について検討する。 
3. 卒業研究(2)  AGEコレステロール凝集アルブミンを取り込んだメサンギウム細胞及び培養液中のNAD/NADH、NADP/NADPHを調べる。
糸球体上皮細胞中のNAD/NADHを調べる。 
4. 卒業研究(3)  AGEコレステロール凝集アルブミンを取り込んだメサンギウム細胞及び培養液中のグルコース、乳酸の量を定量する。AGE凝集アルブミンを取り込んだメサンギウム細胞培養液で処理されたポドサイトののATP産生量を定量する。 
5. 卒業研究(4)  AGEコレステロール凝集アルブミンを取り込んだメサンギウム細胞の培養液のポドサイトに及ぼす影響を調べる。 
6. 卒業研究(5)致死性血栓症モデル動物の作製と新規治療薬候補物質の同定  ヒストンおよび抗がん剤を用い、致死性血栓症モデル動物の作製を行い、治療候補物質の同定を行う。 
7. 卒業研究(6)致死性血栓症モデル動物におけるトランスグルタミナーゼ2の機能的役割の解明  致死性血栓症モデル動物におけるトランスグルタミナーゼ2の役割を解明する。 
8. 卒業研究(7)健康サポート薬局およびポリファーマシーの改善を目的とした薬剤師業務評価法の確立  健康サポート薬局およびポリファーマシー関連についてデータ収集を行う。 
9. 卒業研究(8)ヒト型シュミレーターを用いた抗不整脈薬のシュミレーション実験と評価  病態を模したシムマンに、抗不整脈薬を用いた時の循環系への作用や副作用をパソコン上とシミュレーター上でシミュレーションを行う。 
10. 卒業研究(9)
分子シャペロンの構造/機能の解明(1) 
高浸透圧ストレス応答における分子シャペロン(Osp94を中心として)の機能解明(1)を行う。 
11. 卒業研究(10)
分子シャペロンの構造/機能の解明(2) 
神経細胞の微小管輸送における分子シャペロン(Osp94を中心として)の機能解明(2)を行う。 
12. 卒業研究(11)
スプラシング調節分子の構造/機能の解明(1) 
新規protein phosphatase結合分子のスプラシング調節における機能解明(1)を行う。 
13. 卒業研究(12)
スプラシング調節分子の構造/機能の解明(2) 
新規protein phosphatase結合分子のタウ遺伝子のスプラシング調節における機能解明(2)を行う。 
14. プレゼンテーション  各実験のデーターを整理して、プレゼンテーションを行う。 
15. ディスカッション  プレゼンテーション後に、学生同士で内容に関するディスカッションを行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
実験演習・調査研究 
成績評価方法及び評価基準
研究に取り組む態度の醸成、研究技能の修得、研究成果の纏めと発表、問題解決能力の醸成等の観点から、ルーブリック評価を行う。3分の2以上の出席がない場合は欠格とする。評価に関しては、指導担当教員によるルーブリック評価(91%)に加え、他の教員が副査として評価する。副査は、提出された卒業論文と卒論発表を、薬学卒業研究2評価表を用いて評価する(9%)。 
受講生へのメッセージ
問題発見能力、問題解決能力を身につけ、研究成果を公表できる力が付けば、社会に貢献できる人物となれます。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:00


PAGE TOP