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科目名 実務実習事前講義・演習 
担当者氏名

黒野 俊介

亀井 浩行

築山 郁人

野田 幸裕

長谷川 洋一

早川 伸樹

松本 修一

脇田 康志

伊東 亜紀雄

牛田 誠

半谷 眞七子

福井 愛子

守屋 友加

吉見 陽

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 4年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-統合型薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
1年~4年前期までに学習した知識・技能が基本になる。
特に4年前期に開講された薬物治療マネジメントでのクラスレビューを十分に復習しておくこと。
授業前には授業計画で示した項目について、指定したテキストの該当する範囲を事前に読んでおくこと。また、授業後は配布されたプリントや授業中に実施した課題を中心に復習すること。
毎回、講義時間の2倍以上の自学自習をすること。 
履修上の留意
本科目が始まった時点で、実務実習が始まったと認識すること。1~4年次前期までに学んだ薬学全領域の知識が基礎となるため、必要に応じその都度、過去の学習の復習を行なうこと。
本科目は3つのユニットで構成する。各ユニットでは、30~40人での演習や実習、学生同士のペアにより学習を進める。学習内容として、実際の処方箋様式に基づいた課題による模擬調剤や事例を基にした模擬患者とのロールプレイなどのシミュレーション、事例検証などがある。これらの学習を通して、薬物治療を総合的に捉えることができるようになるとともに、将来医療を担う者としての自覚を持つことができるようになることを目指す。
また、授業で課せられたレポート(報告書・課題)の未提出、授業の無断欠席や遅刻は評価対象とし、厳正に対処するので十分に注意すること。 
授業の概要と目的
薬剤師としての経験を生かし、薬剤師業務に関連する講義や実践的な演習・実習を通して、医療人としての心構え、薬剤師としての薬物療法の実践とチーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的技能・知識・態度を修得する実践的授業を行う。
具体的には、学内のモデル化された病院・薬局施設を使用し、学生同士のペア、模擬患者とのロールプレイなどのシミュレーションにより、薬剤師の基本的な業務と1~4年次前期までに学んだ基本的な学習内容を関連付けながら約5週間にわたって学習する。
本授業はCP②およびDP③、⑤に該当する。(科目ナンバリングコード:PP41601) 
サブタイトル
問題解決型学習 
到達目標
患者・生活者本位の視点に立ち、薬剤師として病院や薬局などの臨床現場で活躍するために、薬物療法の実践と、チーム医療・地域保健医療への参画に必要な基本的事項を修得する。
1 医療の担い手として求められる活動を適切な態度で実践するために、薬剤師の活躍する臨床現場で必要な心構えと薬学的管理の基本的な流れを把握する。
2 処方箋に基づいた調剤業務を安全で適正に遂行するために、医薬品の供給と管理を含む基本的調剤業務を修得する。
3 患者に安全・最適な薬物療法を提供するために、適切に患者情報を収集した上で、状態を正しく評価し、適切な医薬品情報を基に、個々の患者に適した薬物療法を提案・評価できる能力を修得する。
4 医療機関や地域で、多職種が連携・協力する患者中心のチーム医療に積極的に参画するために、チーム医療における多職種の役割と意義を理解する。
5 地域での保健・医療・福祉に積極的に貢献できるようになるために、在宅医療、セルフメディケーションの仕組みと意義を理解する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  約5週間にわたって実施する学習の内容、目的、目標、スケジュール、クラス編成等、全体的な留意点について説明する。
病院・薬局での薬剤師業務の概要と社会的使命とともに、医療人として必要な基本的なマナーについて学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(1)③1〜F(1)③5, F(4)①1〜F(4)①3] 
2. 処方箋・注射箋の基礎  処方箋の記載事項、処方箋の種類、医薬分業、保険業務の他、注射箋の記載事項について学ぶ。また、注射薬の取り扱い、院内製剤、無菌製剤、バイオハザードの概念についても学ぶ。(講義・実習)
[F(2)①1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)③4, F(2)③6, F(2)⑤6, F(2)⑥4, F(3)③4] 
3. 特別な配慮を要する医薬品の取扱い  毒薬・劇薬、麻薬・向精神薬、血液製剤などの生物製剤、放射性医薬品、抗がん剤について、取扱上の留意点について学ぶ。(講義・実習)
[F(2)①1, F(2)②3, F(2)②5, F(2)③7, F(2)⑤1〜F(2)⑤5, F(2)⑤8] 
4. 処方箋に基づく調剤  モデル薬局で実際の医薬品(錠剤、散剤、水剤、外用剤)を用い、処方箋の授受から処方箋監査、薬剤の調製(計数調剤、計量調剤)、調剤薬監査までの一連の調剤業務を学ぶ。(講義・実習)
[F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)③1〜F(2)③5, F(2)③8, F(2)⑤1〜F(2)⑤3, F(2)⑤8, F(2)⑥1, F(2)⑥2, F(3)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1,F(3)③2] 
5. 無菌操作  無菌操作の意義、注意点について学ぶとともに、モデルクリーンルームを使用して、注射薬の調製するまでの準備(手洗いと手袋・ガウンの着脱)やクリーンベンチを用いた注射薬の調製における基本的な無菌操作を学ぶ。(講義・実習)
[F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)③2, F(2)③6〜F(2)③8, F(2)⑤8, F(2)⑥4, F(2)⑥5, F(3)③1, F(3)③2, F(3)③4〜F(3)③6] 
6. 電解質補正・用量計算・濃度計算・配合変化  処方箋や注射箋の監査や投与量設定に必要な事項や医薬品の配合による変化について、事例検討を行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(2)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1, F(3)③2] 
7. 患者情報の収集・解釈  処方箋、薬歴、カルテ、持参薬、バイタルサインの測定、フィジカルアセスメント等から得られる客観的な患者情報と面談(患者インタビュー、服薬指導等)から得られる患者情報の収集とそれらの解釈について学ぶ。また、チーム医療、医療の仕組み、医療コミュニケーションについても学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②2, F(1)②3, F2(④1〜F(2)④8, F(3)①1〜F(3)①4, F(3)②1, F(3)④1〜F(3)④3, F(4)①1〜F(4)①3] 
8. 疑義照会  薬剤師の職責の一つである疑義照会の意義・法的根拠、基本的な方法を学ぶ。基本的な方法については、模擬医師の協力を得て、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)[F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)③4, F(2)③5, F(3)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)④1, F(3)④2, F(4)①1, F(4)①2] 
9. 薬局で一般用医薬品の購入を希望する顧客に対する情報の収集と提供  薬局で一般用医薬品を購入するために来局した顧客からの情報の収集、服薬指導(医療機器の説明を含む)の意義、必要性、基本的な方法について学ぶ。基本的な方法については、模擬患者の協力を得て、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(2)④1〜F(2)④8, F(3)①2, F(3)②1, F(3)④1, F(3)④2, F(5)②1, F(5)③1〜F(5)③4] E2(9)4,8 
10. 薬局での処方箋交付時の情報の収集と提供  薬局で処方箋を受け付けた患者からの情報の収集、服薬指導(医療機器の説明を含む)の意義、必要性、基本的な方法について学ぶ。基本的な方法については、模擬患者の協力を得て、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)③4,F(2)④1〜F(2)④8, F(3)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)④1〜F(3)④3, F(4)②2] 
11. 医療用デバイスに関する情報の収集と提供  吸入デバイス、インスリンペン型注入デバイスを交付する際に必要な患者情報の収集および使用方法等の情報を提供する意義、必要性、基本的な方法について学ぶ。基本的な方法については、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)④1〜F(2)④8, F(3)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)④1〜F(3)④3] 
12. 病院での情報の収集と提供  病院における初回面談前や初回面談時の患者情報の収集、持参薬チェックおよび患者の問題点を踏まえた服薬説明・指導(医療機器の説明を含む)、医療従事者への情報提供の意義、必要性、基本的な方法について学ぶ。基本的な方法については、模擬患者・模擬医師の協力を得て、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)④1〜F(2)④8, F(3)①1, F(3)①2, F(3)②1, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)④1〜F(3)④3, F(4)①1〜 F(4)①3, F(4)②1, F(4)②2] 
13. 在宅での情報の収集と提供  在宅における患者情報の収集(体調や服薬状況の確認、フィジカルアセスメントおよびバイタルサインの測定などを含む)や服薬指導の意義、必要性、基本的な方法について学ぶ。基本的な方法については、模擬患者の協力を得て、ロールプレイを行いながら学ぶ。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(2)①1, F(2)②1, F(2)②3〜F(2)②6, F(2)④1〜F(2)④8, F(3)①1〜F(3)①4, F(3)②1, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)③6, F(3)④1〜F(3)④3, F(4)②1, F(4)②2, F(5)①1〜F(5)①3] 
14. リスクマネジメント  模擬調剤、無菌調製、電解質補正・用量計算・配合観察、疑義照会、薬局・病院での情報の収集と提供、一般用医薬品の顧客への販売を通じて学んだ内容を基に、事例について討議する。(講義・演習)
[F(1)②1〜F(1)②3, F(1)③1〜F(1)③5, F(2)①1, F(2)②1〜F(2)②6, F(2)③2, F(2)③1〜F(2)③8, F(2)⑥1〜F(2)⑥4, F(2)⑥7, F(3)③1〜F(3)③3, F(3)③6, F(3)④1, F(3)④2] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 実務実習事前学習テキスト 実技編  薬学生実務実習研究会  じほう 
2. 実務実習 事前講義・演習テキスト  臨床教育・研究推進センター、他   
3. 薬学生のための実務実習事前学習テキスト改訂版  土屋雅勇、他  ネオメディカル 
4. 薬学生のための実務実習連携ノートブック  愛知県薬剤師会・愛知県病院薬剤師会、他   
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 臨床薬学 Ⅰ.臨床薬学の基礎および処方箋に基づく調剤  日本薬学会・日本薬剤師会・日本病院薬剤師会・日本医療薬学会  東京化学同人 
2. 微生物学実験書第6版  二改俊章、小森由美子、他  廣川書店 
3. ファーマシューティカルケアのための医療コミュニケーション  日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会  南山堂 
4. 第十四改訂調剤指針  日本薬剤師会  薬事日報社 
授業方法の形式
講義・演習・実習 
成績評価方法及び評価基準
技能評価試験の成績(45%)と筆記試験の成績(45%)および授業で実施するポストテストの結果・受講態度・提出物(10%)に基づいて評価する。評価の詳細については、本科目のオリエンテーション時に資料を配布して説明する。
1.技能評価試験:全課題において、細目評価項目を70%以上実施し、かつ教員による概略評価(6段階)が4以上を合格基準とし、全ての評価対象課題について合格基準をクリアするものとする。なお、技能評価試験で用いた課題については、授業内で解説、講評、質問対応などを行う。
2.筆記試験(多肢選択式試験):正解率が60%以上で合格とする。筆記試験については、(追再)試験終了後に、講評(解説、解答例)などをまとめたペーパーを薬学部ポートフォリオまたは名城大学統合ポータルサイトにアップロードする。
ただし、2/3以上の出席がない場合は欠格とする。 
受講生へのメッセージ
本科目は、実務実習の一部です。単に与えられた課題だけをこなすのではなく、また、調剤手順や患者・顧客への確認項目や対応方法を丸暗記するのではなく、「なぜそうするのか」「なぜこうなるのか」「こんな時はどうしたらよいか」等を常に考えながら取り組んでください。行為には、必ず判断(意志決定)が伴っています。本科目を通して、薬剤師業務をシミュレートしてください。
[関連科目:微生物学,社会保障と医療経済,薬物動態学Ⅰ,感染予防学,薬剤学,医薬品情報学,医療法規,薬物投与設計,生物系基礎実習,物理系応用実習,薬物治療マネジメント,臨床コミュニケーション,臨床心理・倫理学] 
参考URL
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更新日時 2020/02/19 18:58


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