シラバス参照

科目名 放射科学 
担当者氏名

田口 忠緒

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 4年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-基幹科目群 
備考  



準備学習・事後学習
高校化学Ⅰで学んだ“物質の構成”を熟読し、その中に記載されている放射線に関する事項中心とした周辺の知識を理解しておくこと。毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。 
履修上の留意
放射線科学では、放射線に関する基礎事項を学習するが、これまで学んだ物理学、化学、生物学すべてを基本知識とする教科であることに留意すべきである。ここで学んだ基礎事項をもとに、放射線の医療への応用およびその他の医療技術についての基礎事項を学ぶ。
本講では、講義カード、講義ボードおよびWebClassによる双方向授業を行う。特に講義カードは、毎回の講義における質問・要望・感想などを受付けるために設定するので、積極的に活用してほしい。 
授業の概要と目的
放射線と放射性同位元素に関する基礎事項を習得し、医療薬学への応用について学ぶことで放射線の特性を正しく理解し、放射線を利用した検査法・治療法および繁用される医療工学技術の概要を学ぶことを目的としている。本授業はCP②およびDP③に該当する。(科目ナンバリングコード:PP41545) 
サブタイトル
放射線および医療工学技術に関する基礎知識 
到達目標
放射線の有用性について説明できる。
放射線、放射性物質の安全取り扱いについて解説できる。
また、これらを利用した各種の診断・治療法について類別・概説できる。
  
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 放射線と放射能の基礎(1)  原子と原子核。原子の質量。放射性壊変。C1(1)4-1
各種電離放射線の種類と基本的性質。C1(1)4-2
放射線の発生原理。  
2. 放射線と放射能の基礎(2)  放射能(線)量を表す単位。半減期、原子数、壊変定数、時間経過に伴う放射能量の減衰。。C1(1)4-3 
3. 放射線と物質の相互作用(1)  代表的な放射性各種の物理的性質。C1(1)4-3
放射平衡の理論と応用。永続平衡、過渡平衡、ミルキング。C1(1)4-4 
4. 放射線と物質の相互作用(2)  物質に対する放射線の相互作用。D2(1)4-1~3 
5. 放射線の測定法  各種放射線計測器の測定原理。C1(1)5 
6. 放射線と生体(1)  酸素効果。放射線の防御。D2(1)4-1~3 
7. 放射線と生体(2)  身体への影響。標的臓器と感受性。体外、体内被曝 D2(1)4-1~3 
8. 放射線の医療への利用:X線検査(1)  概論、マンモグラフィなど。C2(6)5  
9. 放射線の医療への利用:X線検査(2)  一般撮影、透視など。C2(6)5
CT、アンギオなど。C2(6)5  
10. 放射線の医療への利用:核医学検査  SPECT検査、PET検査など。C2(6)5 
11. 放射線の医療への利用:放射線治療  X線、陽子線、重イオン線などによる治療。E2(7)8 
12. 環境と放射線  環境中に存在する天然・人工の放射性核種。C1(1)4、D2(1)4-2,
核分裂と核融合。C1(1)4-4 
13. まとめ  全体の総括と薬剤師との関連。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬学領域の放射科学  佐治英郎 監修、飯田靖彦 他編  廣川書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬学における放射線・放射性物質の利用(第3版)  加留部喜晴 編  京都廣川書店 
2. 放射線概論  柴田徳思 編  通商産業研究社 
3. 見て学ぶ放射線  赤羽利昭  通商産業研究社 
授業方法の形式
講義(講義カード、講義ボードおよびWebClassによる双方向授業) 
成績評価方法及び評価基準
平常点(50%)、定期試験(50%)により総合的に評価する。
平常点は授業参加度、発言頻度、課題への取組姿勢等で総合的に判断する。 
受講生へのメッセージ
放射線と放射性物質は、各種疾病の診断や治療に役立っているが、これらを安全に取扱うためには充分な知識が必要である。諸君は放射線の特殊性を理解し、医療・研究の現場での基礎知識として活用して欲しい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:12


PAGE TOP