シラバス参照

科目名 薬物治療マネジメント 
担当者氏名

永松 正

大津 史子

岡本 浩一

亀井 浩行

黒野 俊介

築山 郁人

灘井 雅行

野田 幸裕

長谷川 洋一

早川 伸樹

原 脩

平松 正行

松本 修一

脇田 康志

伊東 亜紀雄

衣斐 大祐

牛田 誠

加藤 美紀

小森 由美子

髙谷 芳明

田辺 公一

半谷 眞七子

酒井 隆全

福井 愛子

吉見 陽

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 4年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 10 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 統合型薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
1.学内・学外から大学のサーバーにアクセスする必要があるのでPCの操作を習熟しておくこと。
2.必修薬物220・頻用薬物194の薬物の一般名、商品名、適応症、副作用、投与量、薬理作用を修得していること。
3.必修薬物220ワーキングノートを完成させておくこと。
4.プレテストがあるので、モジュールに関連する事項を予習しておくこと。
5.フィジカルアセスメントの本を読んでおく。
事後学習として、症例に関する内容やグループワークで調査した内容をしっかり振り返ること。講義後は、毎回、講義時間以上の自学自習をして、振り返る癖をつけること。 
履修上の留意
プレテスト、ポストテスト、モジュールテスト、確認テスト、治療計画、プレゼンテーションなど多角的に学習が進んでいるか評価を行うので常に学ぶ姿勢を維持する必要がある。
1.履修時までに個人用のノート型PCやタブレット型PCを持参することが望ましい。
2.この講義は、これまでに受けた講義内容を実際の症例にもとづいて再学習することを目的としている。
3.基礎知識を統合して、実際の患者の薬物治療法についての技能を自己学習、グループ学習で身につける。
4.自己学習、グループ学習で見出した疑問点と解決案を講義で確認し、さらに疑問な点は講師へ質問して確認する。
5.これまでの講義のように受身で受講すると学習の効果が上がらないことになる。能動的に学習し、グループ内で積極的に発言する努力が必要である。
6.自分の力で疑問点・問題点を発見し、解決策を考えることが重要である。
7.これからの医療はチームで行動することが大切である。PBL, SGD, TBLを通して、問題解決能力、チームに貢献できる能力を向上する必要がある。
8.フィジカルアセスメントは、ヒト型シミュレーターや学生同士でを行うので、それに適した服装(薄着)が望ましい。
9.聴診器を持参する。
10.PCシミュレーターを使って薬物・投与量の選択に慣れる。
11.シミュレーションソフトを用い常にPBLで学んだことを振り返り、1人でできる努力をする。
12.ポートフォリオでPBL全体を振り返り、省察することで理解を深める。 
授業の概要と目的
患者個々を考慮した適性な薬物治療の責任者となるためにの科目である。薬剤師または医師としての経験を生かし、患者個々を考慮した適切な薬物治療の責任者となるための実践的授業を行う。
医療の質の向上に貢献できる薬剤師となるために、薬学の知識と臨床技能を統合をすることが目的である。
1.基本的な8疾病の実際の症例を中心とした薬物治療学とこれまでに学習してきた基礎・応用科学を統合した講義・演習を受けることで、薬物治療に関する基本的知識と技能を体系的に修得し、適切な薬物治療計画を考案できるようになる。
2.演習・フィジカルアセスメント・マイクロシムで薬剤師の基礎的臨床技能、将来必要になる技能を習得する。
本授業はCP②およびDP③、⑤に該当する。(科目ナンバリングコード:PP41553) 
サブタイトル
症例にもとづく統合型薬物治療学/PBL・講義・演習
薬剤師の職能をアップする。 
到達目標
医療の目的を理解し、治療計画作成の過程においてグループのメンバーと協調しながら、下記の事柄ができるようになる。
1. 疾患の定義付ができ、疫学、病因、症状、リスクファクター、合併症を説明できる。
2.疾患の治療ガイドラインを入手し、治療薬および薬物療法以外の治療法の説明ができる。
3.疾患に関する検査値の意義と基準値を説明できる。
4.薬剤の選択が適切かどうか判断し、考慮すべきプロブレムをあげることができる。
5.薬剤の有効性、副作用をモニタリングできる。
6.ケースごとのプロブレムを識別し、治療計画を立案できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 心血管系:高血圧症の薬物療法
E2(3)①4、F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
2. 精神疾患:気分障害の薬物療法
E2(1)③5、F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
3. 呼吸器系:気管支喘息の薬物療法
E2(2)①4、F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
4. 感染症の薬物療法
E2(7)①②③、F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
5. 消化器:固形がんの薬物療法
E2(7)⑦⑧⑨、F(3)③、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
6. 循環器:心疾患の薬物療法
E2(3)①、F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
7. 代謝:糖尿病の薬物療法
E2(3)①1,2,3,F(3)③④、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
8. 神経:在宅医療における脳血管障害、消化器障害の薬物治療
E2(1)③8,E2(4)②、F(3)③④、F(5)①、A(5)① 
1.疾病概論:病態生理・疫学・診断基準・リスクファクタ、合併症・病因・予後・予防・治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法を学ぶ。
2.薬物療法概論1:病態生理と薬物の作用機序を学ぶ。
3.薬物療法概論2:物性,製剤上の特徴・構造活性相関を学ぶ。
4.薬物療法概論3:体内動態・患者背景を考慮した投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用を学ぶ。
5.薬物療法概論4:有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴール・EBMを学ぶ。 
9. 泌尿器:腎不全の薬物療法[E2(3)③1,2]
免疫:関節リウマチの薬物療法[E2(2)③1]、A(5)① 
治療ガイドライン・薬物療法以外の治療法, 投与設計・病態、リスクファクタ、背景に応じた薬剤選択・相互作用、有効性モニタリングとゴール・副作用モニタリングとゴールについて、総合的にケアプランの作成を行う。一人でケアプランが作成できるかのシミュレーションテストを行う。 
10. 疾患・薬物療法各論
E2、E1(3) 
上記モジュールで実施しない疾患の診断、リスクファクタ、薬物治療の実際について学ぶ。不整脈、脳出血、くも膜下出血、血液癌、胃潰瘍、腎移植、結核など。 
11. フィジカルアセスメント(演習)
F(3)①3
[アドバンスト] 
学生同士でフィジカルアセスメントを行い正常の心音と拝呼吸音を聴取する。シムマン3Gでアナフィラキシーを想定してチーム医療・薬物治療を体験する。マイクロシムを使って、バイタルサインの正常値、判断能力を養う。 
12. 各疾患関連検査、測定等(演習)
F(3)①④ 
上記モジュールに関連する、検査及び測定などを演習で体験する。血圧、心電図、INR,ピークフロー、吸入デバイス、ガウンテクニック、マスク装着、褥瘡ケアなど 
13. 投与設計各論、副作用とその対策
E1(4)
疾患・薬物療法各論演習
E2
[アドバンスト] 
上記モジュールで実施しない疾患の投与設計、副作用概論及びモニタリング、パッチテストなどを学ぶ。また、モジュールを実施しない疾患とその薬物療法について、TBLで演習を行う。 
14. 多職種連携協働とチーム医療
A(4) 
保健、医療、福祉などの他職種連携協働とチーム医療の意義について、学ぶ。藤田医科大学における多職種連携教育(アセンブリⅢ)に参加する。 
15. 化学構造と薬効C4(2)3,(3),E2(1)④、E2(2)④、E2(3)④、E2(4)③、E2(5)③、E2(6)④、E2(7)⑩,  各疾患で使用される薬剤の基本構造と薬効の関連を学ぶ。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 指定参考書:今日の治療薬 2020年版  編集:浦部 晶夫 他  南江堂 
2. 薬物動態関連:臨床薬物動態学  編集:岩城 正宏 他  京都廣川書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 必修薬物220ワーキングノート     
2. これまでの講義に使用した全教科書     
3. フィジカルアセスメント完全ガイド  藤崎 郁  Gakken 
4. 各薬物の添付文書     
5. リアリスティック薬学複合問題  岩城 正宏 他  京都廣川書店 
授業方法の形式
オムニバス講義・PBL・SLG・自己学習 
成績評価方法及び評価基準
モジュールテスト・プレゼンテーション・プロダクト・確認試験、ポストテスト・定期講義テスト・態度・必修薬物220・頻用薬物194・グループ貢献度等の総合で60%以上を合格とする。
授業回数の3分の2以上の出席に満たない場合は欠格とする。
詳しい成績評価方法は、講義前のガイダンスで示す。
試験 OR 課題(レポート)の講評は、当該期の授業改善アンケート授業科目別報告書の教員のコメント欄に明記する。 
受講生へのメッセージ
6年制薬学教育の中心課題は薬物治療学で学ぶ知識と技能である。薬剤師の職能はこれまで調剤・製剤・薬剤管理・服薬指導と考えられていた。これからは従来の業務に、患者を中心とした医療チームでの薬物治療の責任者としての義務を果たすことが職能として求められる。大きな変革である。共用試験や国家試験合格といった目先の目標に惑わされること無く、薬物治療の責任者としての義務を果たせる薬剤師を目指してほしい。それが、薬剤師の未来を明るくする糧となる。 
参考URL
画像
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更新日時 2020/07/03 10:57


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