シラバス参照

科目名 製剤設計学 
担当者氏名

岡本 浩一

奥田 知将

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
準備学習:シラバスを参照して各回の授業範囲を下記参考書等で予習すること.
事後学習:毎回実施する小テストを中心にプリント・参考書などを活用して授業内容を復習すること.
毎回,講義時間の1.6倍以上の⾃学⾃習をすること. 
履修上の留意
製剤学1・2の内容を十分理解していることが必要である.授業開始と同時に出席カードを回収する.遅刻した学生の授業聴講は認めるが,欠席扱いとする.遅刻した学生でも,授業終了前に実施する小テスト(1~6回目の講義で実施)を受けることができる. 
授業の概要と目的
製剤学2では局方に記載された種々の剤形の特徴・製法・試験法について学んだ.タンパク質や核酸など新たな生理活性物質が医薬品として実用化される中で,これまで用いられてきた薬理活性物質も含め,医薬品の有効性,安全性,信頼性を高めるために,薬物の投与形態や体内動態の制御法を工夫したドラッグデリバリーシステム(DDS)が開発されている.本授業では,DDS製剤について基本的知識を修得するとともに,現在臨床で用いられているDDS製剤の特徴,新規DDS製剤の開発動向について学ぶ.本授業はCP②およびDP②,③に該当する.(科目ナンバリングコード:PP31529) 
サブタイトル
ドラッグデリバリーシステム,蛋白医薬品,遺伝子・核酸医薬品,遺伝子組み換え医薬品,再生医療,診断薬 
到達目標
DDSの3つの柱である吸収促進,放出制御,標的指向の方法と有効性について,実例を交えて説明できる. 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. DDSの必要性,
生体膜透過促進 岡本 
●薬物吸収 ●DDSの概念 ●DDSの有用性
[E5(3)1]
●吸収の律速段階 ●消化管吸収促進法 ●経皮吸収促進法
[E5(3)4] 
2. 放出制御型製剤(1)岡本  ●放出制御型製剤の利点 ●放出制御の手段  ●放出制御の実例
[E5(3)2] 
3. 放出制御型製剤(2)岡本  ●経口投与型放出制御製剤の特徴と利点 ●経皮投与型放出制御製剤の特徴と利点 ●放出制御のための製剤材料
[E5(3)2] 
4. ターゲティング 岡本  ●ターゲティングの概要と意義 ●代表的なドラッグキャリアー ●ターゲティング製剤の実例
[E5(3)3] 
5. プロドラッグ 岡本  ●プロドラッグの概念 ●プロドラッグの目的 ●プロドラッグの実例
[E4(1)4-4] 
6. その他のDDS製剤 岡本  ●その他のDDS製剤 ●BCS ●吸入剤
[E5(3)1-2] 
7. ターゲティングの方法論(1) 奥田  ●薬物の物性による生体内分布 ●受動的ターゲティングと能動的ターゲティング
[E5(3)3-2]  
8. ターゲティングの方法論(2) 奥田  ●新規のDDS材料 ●薬物保持の課題
[E5(3)2-2,E5(3)3-2]  
9. 蛋白医薬品とDDS(1) 奥田  ●遺伝子組み換え医薬品 ●糖尿病治療用ペプチド製剤 ●経粘膜吸収製剤
[E2(8)1-1, E5(3)3-2,E5(3)4-2]  
10. 蛋白医薬品とDDS(2) 奥田  ●PEG修飾医薬品 ●ワクチン ●抗体
[C8(2)2-1, C8(2)2-3, E2(8)1-1,E5(3)3-2]  
11. 遺伝子・核酸医薬品とDDS(1) 奥田  ●遺伝子医薬品 ●ウイルス性ベクターによる遺伝子導入 ●非ウイルス性ベクターによる遺伝子導入
[E2(8)2-1,E2(8)3-4,E5(3)3-2]  
12. 遺伝子・核酸医薬品とDDS(2) 奥田  ●物理刺激による遺伝子導入 ●核酸医薬品
[E2(8)2-1,E5(3)3-2] 
13. 遺伝子・核酸医薬品とDDS(3),演習 奥田  ●遺伝子・核酸医薬品の臨床試験の実施状況 ●7~12回目の講義に関する演習と解説
[E2(8)2-1,E5(3)3-2] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬学DDS  岡本浩一,奥田知将,平大樹著  京都廣川書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 製剤学 改訂第7版  山本昌,岡本浩一,尾関哲也編集  南江堂 
授業方法の形式
講義と演習 
成績評価方法及び評価基準
1~6回目の各講義終了前に小テストを行い,次の授業開始後に,解説,講評,質問対応などを行う.1点×6回=6点(6%)を平常点とし定期試験は岡本44%,奥田50%,計100%で評価し60%以上を合格とする.追再試験は岡本50%,奥田50%,計100%の試験で評価し,60%以上を合格とする.授業回数の3分の1以上を欠席した場合は,欠格として試験の受験資格を認めない.試験結果の講評を,試験終了後に,薬学部ポートフォリオまたは名城大学統合ポータルサイトにアップロードする. 
受講生へのメッセージ
薬剤師が臨床現場で扱う比較的新しい製剤や種々の工夫がされた製剤を扱う基礎科目である.これら製剤に適用されている科学手法や素材の特徴を正しく理解することで,臨床現場で薬剤師としての職能が発揮できる.DDS製剤は実用化されたものも多く,今後臨床現場での重要性はますます高まってゆくと考えられる. 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/02/19 19:17


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