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科目名 臨床コミュニケーション 
担当者氏名

半谷 眞七子

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
講義の前提として事前に教科書の指定した箇所、配布する資料を読んでおくこと。また資料に提示した薬品名・疾患については各自関連資料を収集すること。毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。また、日頃から新聞や雑誌・各種メディア等で取り上げられる医療、特に患者に関する情報を随時チェックし、医療全般に対して広く関心を持つようにすること。 
履修上の留意
・当該科目は、選択科目であるが4年次に行う実務実習事前講義・演習の基礎となるので必ず履修すること。
・履修する前には臨床薬学をはじめ、基礎コミュニケーション、臨床心理学、疾患と治療、薬理学、薬物治療学、医薬品情報学、医療倫理等の医療関連科目を履修すること。 
授業の概要と目的
患者、医療スタッフとのコミュニケーションに必要な理論と技術を学ぶことを目的とする。そのためには、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルを習得し、将来、医療チームの一員としての薬剤師として医療に貢献するためのコミュニケーションの在り方を学ぶ。また他者と良好な人間関係を築くためには、人の行動の成り立ちやその背景に存在する個別の事情を理解する必要があり、人の行動と心理に関する基本的な知識と考え方を習得する。本授業はCP②およびDP①、③に該当する。(科目ナンバリングコード:PP31237) 
サブタイトル
医療の現場で薬剤師として必要なコミュニケーション理論と実践方法、行動科学の理論を体系的に学習する。 
到達目標
1)コミュニケーションの意味について説明できる。(知識)
2)自分の考えを口頭・文書で表現できる。(態度)
3)「聴く」「話す」の役割を意識したコミュニケーションをとることができる。(技能)
4)個人と集団におけるコミュニケーションの特性を理解し、合意形成することができる。(技能)
5)医療チームとのコミュニケーションのあり方を討議し、表現できる。(態度)
6)患者とのコミュニケーションにおいて、適切な患者との関係を議論し、表現できる。(態度)
7)人の行動と心理に関する基本的な知識と考え方を習得する。(知識) 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 序論[A(3)⓵1,A(3)⓵2,A(3)⓵3,]  1)コミュニケーションを学ぶことの意味
2)講義の進め方・成果確認(評価)の方法
3)印象形成とコミュニケーション
4)コミュニケーションの成り立ちと言語・非言語コミュニケーション 
2. ミュニケーションの理論と技術(1)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  薬剤師と患者のコミュニケーション1
医療面接に必要なコミュニケーションスキル-質問方法 
3. コミュニケーションの理論と技術(2)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  薬剤師と患者のコミュニケーション2
コミュニケーションスキル-傾聴 
4. コミュニケーションの理論と技術(3)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  薬剤師と患者のコミュニケーション3
服薬説明に必要なコミュニケーションスキル-伝え方(薬のしおり、フェイススケール等) 
5. コミュニケーションの理論と技術(4)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  共感的な態度について 
6. コミュニケーションの理論と技術(5)[A(1)⓵6]  自己開示とフィードバック 
7. コミュニケーションの理論と技術(6)[A(4)1,2,5]  医療スタッフとの効果的なコミュニケーション(チーム医療) 
8. コミュニケーションの理論と技術(7)[A(1)8、9]  自他尊重のコミュニケーション(アサーション) 
9. コミュニケーションの理論と技術(8)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  患者を理解する-健康行動科学の諸理論 
10. 臨床コミュニケーションの理論と技術(1)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  患者との効果的なコミュニケーション事例検討-1 
11. 臨床コミュニケーションの理論と技術(2)[A(3)⓶1,A(3)⓵4]  患者との効果的なコミュニケーション事例検討-2(模擬患者との個別対応) 
12. 臨床コミュニケーションの理論と技術(3)[A(1)⓵7]  患者との効果的なコミュニケーション事例検討-3(がん患者の事例1) 
13. 臨床コミュニケーションの理論と技術(4)[A(1)⓵7]  患者との効果的なコミュニケーション事例検討-4(がん患者の事例2) 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 基礎から学ぶ!行動科学 理論とその技法  日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会  薬事日報社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ファーマシューティカルケアのための医療コミュニケーション  後藤恵子,井手口直子編/日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会監修  南山堂 
2. 薬学生と薬剤師のためのヒューマニズム  日本ファーマシューティカルコミュニケーション学会  羊土社 
3. 医療コミュニケーション入門  保坂隆他  星和書店 
4. 薬局におけるコミュニケーション能力の開発と実践  平井みどり監訳  じほう 
5. 患者教育のポイント~アセスメントから評価まで  武山満智子訳  医学書院 
授業方法の形式
コミュニケーションの基本について講義した後、臨床での事例に基づきロールプレイなどの体験学習を行なう。 
成績評価方法及び評価基準
毎回の講義に関する振り返り用紙(20%)、与えられた課題に対するレポート(10%)、及び定期試験(70%)を基に評価する。2/3以上の出席がない場合は欠格とする。課題(レポート)に関しては、講義内で継続的に、解説、講評などを行う。試験については、解説を薬学部ポートフォリオにアップロードする。
備考)1 適宜プリント資料を配布する。
2 ペアでロールプレイを実施し、そのレポートを評価する。
3 コミュニケーションゲーム、事例に対するチームディスカッションを基に講義を進める。
4 講義ごとに小レポート(振り返り)を作成、提出する。
5 資料を整理するファイルを用意する。(A4版、様式は問わない) 
受講生へのメッセージ
医療現場で薬剤師としての能力を最大限発揮するために、どのようにコミュニケーションを図ったらよいか、とるべきであるかを実践しながら学習します。学生の皆さんがこれからの臨床実習で遭遇するであろうコミュニケーションの場面に対して、どのようにコミュニケーションを図ったらよいか、皆さん自身で考えていただきます。
[関連科目:基礎コミュニケーション、臨床心理学、臨床倫理学] 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2019/12/17 13:49


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