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科目名 薬理・病態5 
担当者氏名

小島 良二

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-基幹科目群 
備考  



準備学習・事後学習
1年・2年次に受講した基礎生物、機能形態学、生化学、分子生物学、有機薬化学などの基礎知識を復習しておくことで、「薬理・病態5」の講義内容の理解がよりスムーズになる。
尚、毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。 
履修上の留意
薬理・病態5を履修するためには、1年・2年次に受講した基礎生物、機能形態学、生化学、分子生物学、有機薬化学などの基礎知識を活用し、これらの学問的知識を基に各種疾患の病態メカニズムとそれらに対する医薬品の薬理学的作用機序ならびに薬物療法を理解し、さらにゲノム情報の利用に関する基礎的事項を理解し修得すること。 
授業の概要と目的
薬理・病態5では、泌尿器・消化器系に作用する医薬品の薬理および疾患の病態・薬物療法に関する基礎知識を習得し、治療に必要な情報収集・解析および医薬品の適正使用に関する基礎的事項を身につける。さらに、バイオ医薬品(タンパク質、遺伝子)および細胞医薬を適正利用するために、それらを用いる治療に関する基礎知識を習得し、倫理的態度を身につける。併せて、ゲノム情報の利用に関する基礎的事項を修得することを目的とする。
本講義はCP②及びDP②、③に該当する。(科目ナンバリングコード:PP31523) 
サブタイトル
泌尿器・消化器系に作用する医薬品の薬理、疾患の病態・薬物療法、並びにバイオ医薬品(タンパク質、遺伝子)、及び細胞医薬の適正使用 
到達目標
患者情報に応じた薬の選択、用法・用量の設定および医薬品情報の・安全性や治療ガイドラインを考慮した適正な薬物療法に参画できるように、本授業計画に記述した、泌尿器系および消化器系の病態のメカニズムに関する基本的な知識・事項を説明できることを目標にする。加えて、それら各病態に使用する薬物の薬理作用と薬物治療方法に関する基本的な知識・事項を説明できることを目標とする。さらに、バイオ医薬品(タンパク質、遺伝子)及び細胞医薬の有用性とそれらの原理・方法・適正使用に関する基本的な知識・事項を説明できることを目標とする。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 泌尿器系疾患の病態 (1)  急性および慢性腎不全、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病(CKD)、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、薬剤性腎症の病態生理・症状などについて説明できる。[E2(3) ③-2, 3, 5] 
2. 泌尿器系疾患の病態 (2)  過活動膀胱、低活動膀胱、腎盂腎炎、膀胱炎、尿路感染症、尿路結石、異常妊娠、異常分娩、不妊症、子宮内膜症、子宮筋腫の病態生理・症状などについて説明できる。[E2(3) ③-4, 6, 7] 
3. 泌尿器系疾患に対する治療薬 (1)  1) 利尿薬(糸球体性および尿細管性)および抗利尿薬(尿崩症治療薬)の薬理作用・作用機序について説明できる。[E2(3) ③-1]
2) 急性および慢性腎不全、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、薬剤性腎症に対する治療薬の薬理作用・作用機序について説明できる。[E2(3) ③-2, 3, 5] 
4. 泌尿器系疾患に対する治療薬 (2)   過活動膀胱、低活動膀胱、腎盂塵年、膀胱炎、尿路感染症、尿路結石に対する治療薬の薬理作用・作用機序について説明できる。[E2(3) ③-4, 5]  
5. 泌尿器系疾患の薬物治療 (1)  急性および慢性腎不全、ネフローゼ症候群、慢性腎臓病、糸球体腎炎、糖尿病性腎症、薬剤性腎症に対する治療薬の適正な使用上の注意・主な副作用・医薬品の選択などについて説明できる。[E2(3) ③-2, 3, 5]  
6. 泌尿器系疾患の薬物治療 (2)  過活動膀胱、低活動膀胱、腎盂腎炎、膀胱炎、尿路感染症、尿路結石に対する治療薬の適正な使用上の注意・主な副作用・医薬品の選択などについて説明できる。[E2(3) ③-4, 5]   
7. 消化器系疾患の病態 (1)   消化性潰瘍、機能性消化管障害(機能性ディスペプシア)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、過敏症性腸症候群、便秘・下痢の病態生理・症状などについて説明できる。[E2(4) ③-1, 2, 6, 7]  
8. 消化器系疾患の病態 (2)   肝炎(肝炎・肝硬変)、薬物性肝障害、膵炎、胆道疾患の病態生理・症状などについて説明できる。[E2(4) ②-3, 4, 5, 8, 9]   
9. 消化器系疾患に対する治療薬 (1)   消化性潰瘍、機能性消化管障害(機能性ディスペプシア)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、過敏症性腸症候群、便秘・下痢に対する治療薬の薬理作用・作用機序について説明できる。[E2(4) ②-1, 2, 6, 7]  
10. 消化器系疾患に対する治療薬 (2)   肝炎(肝炎・肝硬変)、薬物性肝障害、膵炎、胆道疾患に対する治療薬の薬理作用・作用機序について説明できる。[E2(4) ②-3, 4, 5, 8, 9]  
11. 消化器系疾患の薬物治療 (1)  消化性潰瘍、機能性消化管障害(機能性ディスペプシア)、炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)、過敏症性腸症候群、便秘・下痢に対する治療薬の適正な使用上の注意・主な副作用・医薬品の選択などについて説明できる。[E2(4) ②-1, 2, 6, 7]   
12. 消化器系疾患薬物治療 (2)  肝疾患(肝炎・肝硬変)、薬物性肝障害、膵炎、胆道疾患に対する治療薬の適正な使用上の注意・主な副作用・医薬品の選択などについて説明できる。[E2(4) ②-3, 4, 5, 8, 9]  
13. 組換え体医薬品,
遺伝子治療ならびに移植医療について  
1. 組換え体医薬品の特色、有用性および安全性について説明でき、代表的な組換え体医薬品を列挙できる。[E2(8) ①-1, 2, 3]  
2. 遺伝子治療の原理、方法と手順、現状、および倫理的問題点を説明できる。[E2(8) ②-1] 
3. 1) 移植医療の原理、方法と手順、現状およびゲノム情報の取り扱いに関する倫理的問題点を概説できる。2) 摘出および培養組織を用いた移植医療について説明できる。3) 臍帯血、末梢血および骨髄に由来する血液幹細胞を用いた移植医療について説明できる。4) 胚性幹細胞(ES細胞)、人口多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた細胞移植医療について説明できる。[E2(8) ③-1, 2, 3, 4]
  
14.     
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. みてわかる薬学 図解薬理学  鍋島俊隆・井上和秀 他編集  南山堂 
2. 病気がみえる⑧(腎・泌尿器) 第3版  医療情報科学研究所 編集  メデックメディア 
3. 病気がみえる①(消化器) 第6版  医療情報科学研究所 編集  メデックメディア 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. NEW薬理学  田中千賀子 他編集  南江堂 
2. イラストレイテッド薬理学  柳澤輝行・丸山 敬 監訳  丸善出版 
3. 薬がみえる vol. 1, 2, 3  医療情報科学研究所 編集  メデックメディア 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
規定の講義出席をもって定期試験(100 %)で評価する。ただし、授業回数の3分の2の出席がない場合は、欠格として試験の受験資格を認めない。
尚、主に再学習を希望する学生に対し、本試験終了後に本試験の解説講義を実施する。 
受講生へのメッセージ
1・2年次の基礎知識なしに、複雑な人の病態の発症・進展メカニズム、薬理作用のメカニズムを理解することはできませんし、さらには薬学臨床の中心である「薬物治療」を十分に理解・修得することはできません。したがって、基礎科学・学問をおろそかにせず復習をしながら、人の病態の発症・進展メカニズム、薬物の薬理作用機序を理解し、さらに薬物治療法の理解・修得に繋げてほしい。頑張って勉強して下さい。 
参考URL
画像
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更新日時 2020/03/12 12:10


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