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科目名 医薬品情報学 
担当者氏名

大津 史子

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-基幹科目群 
備考  



準備学習・事後学習
これまでに学習した内容について復習をしておく。必須薬物220で、医薬品の名前や作用、主な副作用はしっかり学習しておいてください。講義後は、毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をして、振り返る癖をつけてください。 
履修上の留意
医薬品情報学は、薬を適正使用するための総合薬学です。今まで学習してきた薬学全領域の知識が基礎となります。必要に応じその都度、過去の学習の復習を行なって下さい。
授業の内容の理解をすすめるために、ミニテストや課題を実施します。ポートフォリオを利用して、課題回答や、講義資料の閲覧を可能にしますので、活用してください。 
授業の概要と目的
医薬品の適正使用に必要な医薬品情報を理解し、正しく取り扱うことができるようになるために、医薬品情報の収集、評価、加工、提供、管理に関する基本的知識、技能、態度を修得する。ペアワークやディスカッションを適宜取り入れ、理解の促進をはかる。本授業はCP②およびDP②、③に該当する。(科目ナンバリングコード:PP31528) 
サブタイトル
医薬品情報は、これまで学んできた科目を統合する科学です。将来、目の前の患者を救うために、これまで学んだ知識がどう活かされるのかを示しながら、その基盤となる医薬品情報をどう扱うかを学びます。 
到達目標
・医薬品添付文書を理解し、活用できる。
・基本的な医薬品情報源を挙げ説明できる。
・必要な情報を適切な情報源から適切に収集できる。
・収集した情報を科学的に評価できる。
・医療における医薬品情報の利用方法が理解できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 医薬品情報と薬剤師職能
医薬品情報の本質 その1
[E3(1)①1,2、E3(1)②4,5,6] 
医薬品情報と薬剤師職能 医薬品情報の基本的概念について説明し、医薬品情報の考え方について解説する。
基本的な情報源である医薬品添付文書とインタビューフォームに触れる. 
2. 医薬品情報の本質 その2
[E3(1)②4,5,6] 
医薬品添付文書の記載項目とその必要性を学ぶ。医薬品情報の本質的情報の意味を理解する。医薬品インタビューフォームの位置づけと用途を学ぶ。 
3. 医薬品情報の情報源 その1
[E3(1)②1,2] 
医薬品情報源の一次資料、二次資料、三次資料について解説する。特に研究デザインについて解説する。 
4. 医薬品情報の情報源 その2
[E3(1)②3,E3(1)①3,4,5] 
代表的な二次資料、三次資料を列挙し、それらの特徴について学ぶ。特に、医療制度に基づく、厚生労働省、製薬企業などの発行する資料を列挙し、それらの特徴を学ぶ。 
5. 医薬品情報の情報源 その3
[E3(1)③2] 
情報源へのアクセス方法を説明するとともに、医学・薬学文献データベースの特徴を説明する。 
6. 医薬品情報の情報源 その4
[E3(1)③2] 
インターネットなどを利用した代表的な医薬品情報の収集について学び、利用する上での留意点について学ぶ。 
7. 医薬品情報の評価・加工 その1
[E3(1)③3,E3(1)④1,2,4] 
医薬品情報を質的に評価する際に必要な基本的項目を学ぶ。EBM の基本概念と有用性について学ぶ。EBM 実践のプロセスと研究デザインの長所と短所及び留意点を学ぶ。 
8. 医薬品情報の評価・加工 その2
[E3(1)③4,E3(1)④3] 
医薬品に関する論文を評価、要約し、臨床上の問題を解決するために必要な情報の評価方法について学ぶ。
Journal Club1 
9. 医薬品情報の評価・加工 その3
[E3(1)⑤] 
データを読むのに必要な統計の知識を確認する。 
10. 医薬品情報の評価・加工 その4
[E3(1)⑥] 
臨床文献を読むのに必要な統計の知識を確認する。 
11. 医薬品情報の評価・加工 その5
[E3(1)④3,E3(1)③4] 
医薬品に関する論文を評価、要約し、臨床上の問題を解決するために必要な情報の評価方法について学ぶ。
Journal Club2 
12. 医薬品情報の応用 その1
[E3(1)③1] 
治療情報、副作用情報、 相互作用情報など、目的に合った適切な情報源を選択し、必要な情報を検索、収集、評価、提供できるように、これまでに修得した知識・技能を統合する。 
13. 医薬品情報の応用 その2
医薬品情報の創造と医薬品適正使用
[E3(1)⑦] 
患者の問題点を識別し、解決するために、薬歴、問題指向型記録について理解し、患者記録を作成する。得られた患者情報から医薬品の効果及び副作用などを評価し、対処方を提案する。医療現場から新しい情報の創造。薬剤疫学的検討、医薬品使用評価、MUE(Medication Use Evaluation)について学ぶ。医薬品の採用、選択に当たって検討すべき内容を学ぶ。"
E3(1)3-5 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ファンダメンタル医薬品情報  大津史子、矢野玲子  京都廣川書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. スタンダード薬学シリーズII 第6巻医療薬学V 薬物治療に役立つ情報  望月眞弓ら  東京化学同人 
授業方法の形式
講義、演習 
成績評価方法及び評価基準
ミニテスト:毎回の講義内容の理解度を確認する。
課題提出:講義内容を実際に事例に当てはめて訓練する。
必須薬物220得点率:個々の薬の情報を習得する。
期末筆記試験:講義内容、ミニテスト、課題内容を含め、考え能力が身に付いているかを確認する。
ミニテスト、課題提出、必須薬物220:35%
定期試験:65%
試験の講評については、当該期の授業改善アンケート授業科目別報告書の教員のコメント欄に明記する。 
受講生へのメッセージ
個々の断片の意味を解析し集積することによって、自らの意志決定を、あるいは行動の決定をするための判断の材料にすることが出来ます。医薬品情報学では、薬学全領域の知識を統合し、医療において薬剤師の責任を果たし、適切な判断を行うための、知識・技能・態度を学びます。
[関連科目:薬剤学、薬物投与設計、薬物治療マネジメント、臨床コミュニケーション、実務実習事前学習] 
参考URL
1. 医薬品医療機器総合機構 薬剤師の業務において基本となる情報が提供されているサイト。 
2. PubMed アメリカ国立医学図書館提供の医学系データベースMEDLINEの検索サイト。 
画像
ファイル
更新日時 2020/03/05 20:37


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