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科目名 生物系応用実習(薬理2) 
担当者氏名

川村 智子

永松 正

小島 良二

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 0.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-実習科目群 
備考  



準備学習・事後学習
薬の効くプロセスや身体の病的変化を理解するために、中枢神経系、循環器系、呼吸器系など基本的な生体機能を分子レベルで理解しておく。薬物による人体への作用を復習しておく。遺伝子解析について調べておく。遺伝子変異と疾病リスクを復習しておく。毎回、実習時間の半分の自学自習(予習・復習)が必要である。 
履修上の留意
模擬患者モデルソフトを利用したシミュレーション演習を行うため、事前に薬物の作用を十分知っておく必要がある。PC上で模擬患者ソフトのバイタルサインを確認しながら操作を行うため、コンピュータの操作、エクセルによる図表の作製に慣れておく。WEBクラスや資料ファイルサーバーへのアクセスに慣れておく。
遺伝子解析実験では各自で自分の遺伝子を解析する。遺伝子解析の基礎知識が必要である。遺伝情報が個人情報であることを認識しておくこと。 
授業の概要と目的
(1)模擬患者シミュレーションソフトで人体への薬物投与を体験し、効果・作用機序を理解する。
(2)遺伝子変異の解析と薬効への影響を理解する。グループワークを含む。本授業はCP②およびDP②、③に該当する。(科目ナンバリングコード:PP31512) 
サブタイトル
模擬患者シミュレーションソフトでヒトへ薬物を投与したときの作用を体験する。遺伝子変異と薬物治療を理解する。 
到達目標
交感神経系作用薬による循環器系・呼吸器系への作用と副作用を説明できる。遺伝子変異と副作用の関係を説明できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 模擬患者シミュレーターによる薬物作用1
自律神経系に作用する薬物の作用の確認、基本操作演習 
交感神経系刺激薬のエピネフリンの投与量と薬理作用の関係をシミュレーションする。プレテストを行う。
[E2(1)①-1,E2(1)①-4,E2(3)①-6,E1(1)①-1] 
2. 模擬患者シミュレーターによる薬物作用2
自律神経系に作用する薬物の作用の確認、投与演習 
エピネフリン、ノルエピネルリン、イソプレナリンの作用と受容体の関係を薬物投与シミュレーションする。
[E2(1)①-1,E1(1)①-3,E1(1)①-4] 
3. 模擬患者シミュレーターによる薬物作用3-1(前半クラス)
喘息発作患者への治療薬の投与演習 
事前に調査した喘息発作の治療薬について薬物の効果をシミュレーションする。循環器系、呼吸器系パラメータを観察・記録する。ポストテストを行う。[E2(1)①-1,E1(1)①-2,E2(4)①-1] 
4. 模擬患者シミュレーターによる薬物作用3-2(後半クラス)
β遮断薬の降圧作用と有害作用の確認、投与演習 
プロプラノロールを非発作時喘息患者に投与して、循環器系、呼吸器系パラメータを観察・記録し、作用機序を考える。喘息誘発作用をシミュレーションする。また、事前に調査した喘息発作の治療薬について、喘息発作抑制作用をシミュレーションする。ポストテストを行う。[E2(1)①-1,E1(1)①-2,E2(4)①-1] 
5. 遺伝子解析実験1
ヒトDNAの抽出と精製、増幅 
各自のゲノムDNAを抽出、精製する。PCR法による遺伝子増幅の原理を理解して、PCRを実施する。
[C6(4)①-2,C6(4)④-4,C6(4)④-5] 
6. 遺伝子解析実験2
遺伝子の分離と解析1
アルコール代謝関連酵素遺伝子 
アルデヒド脱水素酵素遺伝子の解析を実施する。電気泳動による分離とSNP解析を行う。アルコールパッチテスト反応と遺伝子型の相関を確認する。[C6(4)⑤-1,C6(4)⑥-1] 
7. 遺伝子解析実験3
遺伝子の分離と解析2
抗悪性腫瘍薬の代謝酵素遺伝子
総括と確認試験 
薬物代謝酵素遺伝子TPMTの分離とSNP解析を行う。
確認試験
[E2(8)②-1,E2(8)③-1] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 生物系応用実習(薬理学2)実習テキスト  実習担当者  薬学教育開発センター・実習部門 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. NEW薬理学  田中、 加藤 編  南江堂 
2. スタンダード薬学シリーズ4 生物系薬学 生命をミクロニ理解する  日本薬学会編  東京化学同人 
3. 薬がみえるvol.1    MEDIC MEDIA 
4. 図解薬理学  鍋島俊隆、井上和秀  南山堂 
授業方法の形式
実験実習 
成績評価方法及び評価基準
シミュレータ演習:PC操作・レポート(40%)、ゲノム解析:レポート・技能の確認試験(40%)、態度:実験・演習への取り組み姿勢(20%)により評価する。レポートはコメントをつけて返却する。出席は加点要素とはしない。授業回数の2/3以上の出席がない場合は欠格とする。 
受講生へのメッセージ
ヒトにおける薬物の作用機序を理解する必要がある。遺伝子変異と疾病リスクから臨床との関連に気付いてほしい。
[関連科目:薬の作用,薬理・病態I,薬理・病態II,薬理・病態IV,薬理・病態V,薬物治療学、分子生物学I,分子生物学II] 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:05


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