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科目名 化学系応用実習(天然物化学・生薬) 
担当者氏名

武永 尚子

能勢 充彦

日坂 真輔

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 0.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-実習科目群 
備考  



準備学習・事後学習
・冊子「学生実習における学習上の注意事項」を事前に読んでおくこと。
・「化学系応用実習テキスト」を読み、実習内容を把握しておくこと。
・本実習は、講義科目「医薬資源化学」、「薬用植物と生薬」、「構造解析学」の関連科目として予復習に有用である。実習内容に関する事項を教科書等で確認し、理解を深めること。
・日本薬局方の実習に関連した事項を読み、理解すること。
・毎回、実習時間の半分の自学自習(予習・復習)が必要である。 
履修上の留意
・実習は全出席を単位認定の資格要件とする。病気・けが・不慮の事故などによって出席できないときには、その旨を教員に速やかに連絡し、指示を仰ぐこと。
・実験器具や使用薬品の安全な取り扱いに注意する。予習を行い、体調を整えて実習に臨むこと。 
授業の概要と目的
天然物化学実習として、代表的な生薬カイカからルチンの抽出、ルチンの加水分解反応、アシル化反応、生成物の確認試験を行う。さらに生薬実習として、代表的な生薬の化学的確認試験および漢方製剤の調製を行う。本実習を通して、一般的な天然物医薬品の開発法や生薬鑑別・軟膏剤調製に関する知識を深めることを目的とする。(科目ナンバリングコード:PP21350)

本授業はCP②及びDP②に該当する。

【基礎と臨床の関連】薬剤師に求められる基礎的な科学力を醸成すべく、本実習を通して化学物質の適切な取り扱いを修得する。 
サブタイトル
生薬カイカよりルチンの抽出とその構造解析法、各種生薬の確認試験、漢方製剤の調製。 
到達目標
天然物化学の代表的な抽出法や分離精製法について説明できる。
生薬の化学的呈色・沈殿反応、TLC等を用いた生薬の品質評価や鑑定法を実施できる。
協力して実習に取り組み、実験結果について討議できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 実習講義とルチンの抽出
[C3(2)①4,5]
[C5(2)③1] 
実習講義概要、諸注意事項。
エンジュのつぼみ(槐花)からルチンの抽出操作、ルチンの化学的性質の概説、フェノール類の抗酸化作用、天然物化合物の分子模型の組立と立体構造の確認。 
2. ルチンの再結晶と加水分解  ルチンの再結晶による精製及び精製したルチンの加水分解によるケルセチン、グルコース、ラムノースの生成。 
3. ケルセチンの再結晶と確認試験
[C2(5)①1,2,5] 
ケルセチンの再結晶とルチン及び糖成分の確認試験 
4. ペンタアセチルケルセチンへの誘導
[C3(4)①2,3,4,5]
[C3(4)②1,2] 
ケルセチンよりペンタアセチルケルセチンへの誘導及び再結晶。再結晶したペンタアセチルケルセチンの融点測定による確認。 
5. 生薬成分の確認試験と純度試験
[C2(5)①5]
[C5(1)④3,4] 
日本薬局方収載生薬の確認試験・純度試験。生薬成分のTLCによる確認試験。 
6. 漢方製剤(外用剤)の調製  紫雲膏および中黄膏の調製。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 化学系応用実習テキスト     化学系応用実習担当者    
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. フィーザー/ウイリアムソン有機化学実験原書8版   フィーザー/ウイリアムソン   丸善  
2. 資源天然物化学(改訂版)  秋久俊博(他六名)   共立出版  
3. 新訂生薬学(改定 第6版)   木村孟淳(他二名)   南江堂  
4. 第15、第16改正 日本薬局方解説書     広川書店  
5. スミス基礎有機化学  J. S. Smith  化学同人 
授業方法の形式
実習 
成績評価方法及び評価基準
実習レポートの提出は、必須である。
技能に関する筆記試験(50%)、実習レポート評価点(25%)、実習態度(25%)。
実習態度(実習注意の遵守、実験技能や取り組み姿勢など)に関しては、チェックリストに基づき、実習時間中に評価する。なお、2/3以上の出席がない場合は欠格とする。
レポートに関する質問には適宜対応する。 
受講生へのメッセージ
化学系最後の実習であるため、今まで3回分の化学系の実習で習得した知識・技能を基に、最後の実習として理解しながら行ってもらいたい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2019/12/25 11:07


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