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科目名 異常値のメカニズム 
担当者氏名

柳澤 聖

田口 忠緒

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-基幹科目群 
備考  



準備学習・事後学習
授業ごとにプリントを配付するので、必ずファイルして保存すること。プリントは講義内容に先行する部分を事前配布するので、準備学習として毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。また、講義カード、講義ボードおよびWebClassを活用して、講義完了部分の事後学習を行うこと。 
履修上の留意
本講義を理解するためには、「生化学1~3」で学んだ生体成分に関する基礎知識、「機能形態学1~3」で学んだ生理学的知識のほか「分析化学」および「分子生物学」で学んだ知識も必要となる。また、同時期に開講される「身体変化のメカニズム」は、内容的に本講義と連動した教科である。
本講では、講義カード、講義ボードおよびWebClassを用いた双方向性授業を行う。特に講義カードは、毎回の授業後に質問・要望・感想を受付けるために設定しているので、積極的に活用してほしい。 
授業の概要と目的
本講義では、医療現場における各種臨床検査の概要を把握し、検査値が異常となる場合の臨床的メカニズムについて解説する。検査値を正しく捉えることで各種疾患の病態を正しく解析し、医薬品などによる治療が適切に行われているか否かを評価する技能を身につけることが本教科の目的である。
本授業はCP②およびDP②、③に該当する
(科目ナンバリングコード:PP21503) 
サブタイトル
疾病を診断し薬物治療の方針を決定するために必要な臨床検査の概要を知ることで、薬剤師として患者の状態を適切に把握する知識を身につける教科。 
到達目標
医療現場で高頻度に遭遇すると思われる臨床検査について、その必要性、測定意義および分析原理について説明できる。また、検査値を正しく解釈することで治療効果の判定および投与治療薬の適正判断ができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 臨床検査の概要
検査試料の取り扱い
担当教員: 田口・柳澤 
医療における各種臨床検査の位置付けと薬剤師との接点。[C2(6)1-1, 2]
各種臨床検査法の分類・概観。[C2(6)2-1] 
2. 臨床化学分析法(1)
担当教員: 田口・柳澤 
臨床化学検査に供する血液、尿を扱う際の諸問題。[C2(6)1-1] 
3. 臨床化学分析法(2)
担当教員: 田口・柳澤 
酵素分析と酵素的分析。[C2(6)2-3, C2(6)2-4, C6(3)3-1]
免疫化学的分析。[C2(6)2-2] 
4. 測定値の解釈と精度管理
担当教員: 田口・柳澤 
臨床化学分析で測定した検査値を、診断に利用する際の諸問題。[C2(6)1-2] 
5. 体液成分の検査(1)
担当教員: 柳澤 
血中の糖質(グルコース)、脂質の分析とその臨床的意義。[C2(6)1-1, E1(2)2-3]
血中タンパク質の分析とその臨床的意義。[C2(6)1-1, E1(2)2-3] 
6. 体液成分の検査(2)
担当教員: 柳澤 
血中非タンパク性窒素(NPN)の分析とその臨床的意義。[C2(6)1-1, E1(2)2-3]
ビリルビンの分析とその臨床的意義。[C2(6)1-1, E1(2)2-3] 
7. 体液成分の検査(3)
担当教員: 柳澤 
血中漏出酵素などの分析とその臨床的意義。[E1(2)2-3] 
8. その他の臨床化学検査
担当教員: 柳澤 
血液ガス分析、血中炎症性物質などの分析。[C2(6)1-1, E1(2)2-4]
集団検診時や初診時に行われる尿検査・糞便検査。および尿・糞便検査。[E1(2)2-1] 
9. 器官機能検査(1)
担当教員: 柳澤 
肝臓および膵臓などの器官機能検査。[E1(2)2-6] 
10. 器官機能検査(2)
担当教員: 柳澤 
腎臓および、内分泌器官などの器官機能検査。[E1(2)2-6] 
11. 循環器疾患検査(1)
担当教員: 脇田・柳澤 
各種心電図など循環器疾患に関する検査。心臓移植の実際と諸問題。[E1(2)2-6] 
12. 循環器疾患検査(2)
担当教員: 脇田・柳澤 
各種心電図など循環器疾患に関する検査。心臓移植の実際と諸問題。[E1(2)2-6] 
13. 画像診断
担当教員: 外部講師・柳澤 
MRI検査の基礎と病巣検出の機序。
[C2(6)2-5] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬学生のための臨床化学 改訂第4版  藤田 芳一、眞野 成康 編  南江堂 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 病気がみえる  vol. 1~10    メディックメディア 
2. 薬剤師のための臨床検査ハンドブック  前田昌子、高木 康  丸善 
3. 異常値の出るメカニズム 第6版  河合 忠、屋形 稔、井藤 喜久、山田 俊幸 編  医学書院 
授業方法の形式
講義(講義カード、講義ボードおよびWebClassによる双方向授業) 
成績評価方法及び評価基準
定期試験得点(90%)、積極性などの受講態度(10%)から総合的に評価する。
授業回数の2/3以上の出席がない場合は、欠格として定期試験の受験資格を認めない。 
受講生へのメッセージ
病気の種類・重症度を的確に把握するため、あるいは治療のための薬物投与を安全・確実に行うための“臨床検査”は、医師がその種類を選択し、検査技師が実行する。しかし薬剤師も、医療スタッフとして薬物治療のための責任を課せられる以上、その治療効果を反映する検査値に対して無関心であってはならないことを自覚して欲しい。本講義では臨床化学を主軸とした検査法を学ぶが、学内外の関係分野の専門家による特別講義も予定している。
関連科目:生化学1~3、身体変化のメカニズム 
参考URL
画像
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更新日時 2020/03/05 19:59


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