シラバス参照

科目名 分子生物学2 
担当者氏名

金田 典雄

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
準備学習:次回の教科書の範囲を事前に読み、重要語句の意味について予習しておくこと。
事後学習:毎回の授業の内容について、講義資料を中心に復習し、知識を定着させること。
準備学習・事後学習とも、毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。 
履修上の留意
科目全体の基礎として原核細胞と真核細胞の構造、アミノ酸とタンパク質の構造,核酸(DNAとRNA)の構造、酵素反応について学習をしておくこと(教科書p.1-40)。分子生物学1と2は内容が連続しています。またこれらの科目の基礎となる生化学の知識は必須です。

第1回目の授業から教科書を必ず持参すること。遅刻、居眠り、私語など受講にふさわしくない態度は厳禁。 
授業の概要と目的
分子生物学は、生命現象を支える生理的な反応機構やその破綻に基づく疾患を分子レベルで理解し、治療薬を開発する上で必須の学問です。本講義の目的は、分子生物学1で学んだ内容を基礎として、遺伝子の損傷・修復機構、組換えDNA技術、細胞内情報伝達機構、細胞死、がんの発症と進展の分子機構について学び、最後にこれらの知識の集大成として、現在、臨床において活発に利用されているがんの分子標的薬について理解することを目的とする。本授業はCP②及びDP②に該当する。(科目ナンバリングコード:PP21340) 
サブタイトル
遺伝子の損傷修復、組換えDNA技術、細胞内情報伝達機構、細胞死とがん、がんの分子標的薬 
到達目標
1. 遺伝子の損傷・修復機構とそれらの異常に関連した疾患について説明できる。2. 組換えDNA技術の原理と応用について理解し、説明できる。3. 細胞内情報伝達機構を理解し、説明できる。4. 細胞周期とがん発症の分子機構を理解し、説明できる。5. がんの分子標的薬の作用機構について理解し、説明できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 遺伝子の損傷・修復  遺伝子に損傷を与える因子とその修復機構
教科書:157-168
[C6(4)5-1] 
2. 遺伝子の損傷・修復と遺伝子多型  遺伝子の損傷修復機構
教科書:169-177
[C6(4)5-1]
一塩基変異が機能に及ぼす影響
教科書:41-42,265,267
[C7(1)1-2][アドバンストC6 7-1] 
3. 遺伝子工学技術(1)  DNAの特異的切断、連結、複製、修飾などに用いる酵素、クローニングベクター
教科書:p225-231,235-236
[C6(4)6-1][アドバンストC6 8-4] 
4. 遺伝子工学技術(2)  ゲノムクローニングとcDNAクローニング、DNAまたはRNAの検出法
教科書:p.237-242
[C6(4)6-1][アドバンストC6 5-3, C6 7-2, C6 7-3 C6 8-1,C6 8-7] 
5. 遺伝子工学技術(3)  塩基配列決定法、ポリメラーゼ連鎖反応
教科書:p.243-254,p.261-265
[C6(4)6-1][アドバンストC6 8-5] 
6. 遺伝子工学技術(4)  動物細胞または動物個体への遺伝子の導入、組換えDNA実験に関する法律
教科書:p.254-260,p.271-282
[C6(4)6-2], [アドバンストC6 8-8,C6 8-9,C6 8-10,C6 8-11] 
7. 細胞内情報伝達(1)  情報伝達の基本システム、核内受容体
教科書:p.179-183
[C6(6)2-5] 
8. 細胞内情報伝達(2)  細胞膜受容体(イオンチャネル型、Gタンパク質共役型)
教科書:p.184-190
[C6(6)2-1,C6(6)2-2,C6(6)2-3,C6(6)2-4] 
9. 細胞内情報伝達(3)  細胞膜受容体(プロテインキナーゼ型)
教科書:p.191-195
[C6(6)2-1,C6(6)2-2,C6(6)2-3,C6(6)2-4] 
10. 細胞内情報伝達(4)  細胞膜受容体(酵素共役型)
教科書:p.196-199
[C6(6)2-1,C6(6)2-2,C6(6)2-3,C6(6)2-4] 
11. 細胞死  アポトーシスとネクローシス
教科書:p.200-204
[C6(7)2-1] 
12. がんの分子生物学(1)  正常細胞とがん細胞、がん遺伝子とがん原遺伝子、がん抑制遺伝子、細胞周期
教科書:p.205-212
[C6(7)1-1,C6(7)3-1,C6(7)3-2] 
13. がんの分子生物学(2)  がんの多段階発癌機構、がんの浸潤と転移、がんの分子標的薬
教科書:p.213-223
[D2(1)3-3], [E2(7)8-1],[アドバンストC6 13-2] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 薬学のための分子生物学(第2版)  金田典雄、伊東 進 編  廣川書店 
2. 講義用プリント     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. キャンベル・ファーレル生化学(第6版)  川嵜敏祐,金田典雄 監訳  廣川書店 
2. スタンダード薬学シリーズ 生物系薬学II 生命をミクロに理解する(第2版)  日本薬学会編  東京化学同人 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
第1回~第6回の講義が終了した時点で中間試験(50%)を行います。第7回~第13回が終了した期末にその範囲に関する定期試験(50%)を行い、両者の平均が60点以上を合格とします。ただし、出席回数が2/3以上を満たさない場合は欠格とします。なお、定期(追再)試験の講評は、薬学部ポートフォリオの当該期の授業改善アンケートの「教員フィードバック」欄でコメントします。 
受講生へのメッセージ
分子生物学を知らないと、これからの医療の世界で生きていけないのでしっかり勉強して下さい。

[関連科目:生化学I、生化学II、生化学III、分子生物学I、薬の作用] 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2020/01/28 10:38


PAGE TOP