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科目名 微生物学 
担当者氏名

打矢 惠一

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
・日頃から新聞や雑誌・各種メディア等で微生物、感染症に関する最新の情報を随時チェックし、広く関心を持つようにすること。
・毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。
・講義後、授業内容の復習を教科書、参考文献などで調べ、疑問点は積極的に質問すること。 
履修上の留意
生化学、生物学の知識を十分に身につけて下さい。 
授業の概要と目的
微生物やその関連物質は医薬品、食品や環境浄化作用は我々にとって有益である。反面、伝染病や感染症の原因として大きな傷害を与えるものもある。 抗生物質の乱用によるMRSAのような高度耐性菌、院内感染、大規模な食中毒が社会問題となっている。この講義では病原微生物の立場から、微生物の形態、構造、生理、代謝、栄養、増殖、滅菌法、消毒薬、遺伝と変異、薬剤耐性機構、病原微生物による感染様式について講述する。本授業はCP②およびDP②に該当する。(科目ナンバリングコード:PP21405) 
サブタイトル
病原微生物の感染、発症、病原性、院内感染および免疫を学ぶのに基礎となる微生物について学ぶ。 
到達目標
服薬指導、輸液の調整、院内感染対策、在宅医療が始まった現在、薬剤師はこれまで以上、目に見えない微生物についての知識は必須である。感染予防、耐性菌の問題が解決できる能力を養う。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 細菌の分類  細菌の各種分類法、原核細胞と真核細胞、学名の付け方、グラム染色、抗酸性染色、 ナイセル染色
[C8(3)②] 
2. 細菌の形態  球菌、桿菌、ラセン菌、真菌(アスペルギルス、カンジダ)、細胞壁、細胞膜の構造と機能、マイコプラズマ、リケチア、クラミジア、スピロヘータ、放線菌、腸内細菌(各種の大腸菌、赤痢菌、コレラ菌、緑膿菌、サルモネラ菌、ウエルシュ菌、)結核菌、表皮ブドウ球菌、セラチア、レジオネラ、酸素の利用の有無
[C8(4)②] 
3. 鞭毛、線毛、芽胞、莢膜  鞭毛、線毛、芽胞、莢膜の病原性との関わり
[C8(3)②] 
4. 細菌の増殖  栄養素および環境条件、S型菌、R型菌、細菌の増殖曲線、細菌の異化作用と同化作用
[C8(3)②] 
5. 滅菌、消毒法の基礎  加熱法、非加熱法による滅菌、消毒薬の効果の機構、対象微生物、使用上の注意事項
[C8(3)⑤] 
6. ウイルス総論  ウイルスの性状、構造、増殖過程、分類法、培養法
[C8(3)③] 
7. 薬剤耐性遺伝子の伝達様式  接合、形質導入、形質転換、MRSA、ペニシリナーゼによる薬剤耐性機構
[C8(3)②] 
8. 感染の成立に関与する因子  鞭毛、線毛、ヒアルロニダーゼ、内毒素、細菌毒素とその作用機構
[C8(3)②] 
9. 内毒素の薬学的問題  内毒素、臨床症状、検出法、薬剤との相互作用
[C8(3)②] 
10. 細菌性食中毒 (感染型)  腸炎ビブリオ、サルモネラ、下痢原性大腸菌、カンピロバクター
[D1(3)③] 
11. 細菌性食中毒 (毒素型)
原虫およびウイルス性食中毒 
黄色ブドウ球菌、ウエルシュ菌、ボツリヌス菌、セレウス菌、クリプトスポリジウム、ロタウイルス、ノロウイルス
[D1(3)③] 
12. 院内感染症を引き起こす原因菌とその対策  緑膿菌、結核菌、表皮ブドウ球菌、セラチア、レジオネラ等
[C8(4)②] 
13. 話題の感染症  原虫、ダニ媒介性感染症、蟯虫等
[C8(4)②] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 新しい微生物学 第5版     廣川書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 第16改正日本薬局方    廣川書店 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
定期試験(100%)。2/3以上の出席がない場合は欠格とする。
定期(追再)試験の講評は、当該期の授業改善アンケート授業科目別報告書の教員のコメント欄に明記する。 
受講生へのメッセージ
講義の内容を示し、さらに復習をしてから講義をする。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:08


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