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科目名 生化学3 
担当者氏名

山田 修平

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門 
備考  



準備学習・事後学習
毎回授業の最初に前回授業内容に係る小テストを実施するので、復習をしておくこと。講義資料は事前に薬学部ポートフォリオにアップロードしておくので、必要に応じて予習しておくこと。毎回、講義時間の1.6倍以上の自学自習をすること。
実生活において、各種メディア(TV、新聞等)で話題となっている情報のうち、生化学に関連深いものを見つけるよう心がけること。 
履修上の留意
本講義では、生化学1、2で得られた知識を展開し、生体内の物質代謝系について学習する。本講義を履修するためには化学、生物学の基礎知識が必要であるのに加えて、機能形態学、分子生物学や免疫学と連携させて理解する応用力が必要となる。本教科で、生命体のエネルギー生成と生合成のための反応系を統合的に理解することで、各種疾患の原因や医薬品の作用に関して探求心を深め、上級学年で開講される医療・臨床系応用科目の学習基盤とするべきである。 
授業の概要と目的
薬剤師として幅広い薬学の知識と技能を修得するためには、科学として薬学を理解するための基礎科目の一つである「生化学」を学ぶことが必須である。生化学3では、生体内代謝系を総合的に理解するため、生化学1、2で学んだ知識を更に発展させて糖代謝・エネルギー代謝について理解した上で、脂質、タンパク質、核酸の代謝(合成と分解)との相互の連携について学習する。なお、本講義では、クリッカーを利用して、学生の理解を確認しつつ授業を進める。(科目ナンバリングコード:PP21336)
本授業はCP②およびDP②に該当する。 
サブタイトル
生命活動に必要な生体内化学反応(代謝) 
到達目標
各種疾病に対して医薬品を適正に使用するための知識として、生体内各種代謝系の全容について理解し、それらの相互連携について解説できる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 代謝概要  エネルギー代謝の概観および栄養素の消化吸収について、
高エネルギー化合物
[C6(5)1-1] 
2. 糖質代謝-1  糖質代謝の概要、
解糖系(反応と意義)
アルコール、乳酸発酵 
[C6(5)2-1] 
3. 糖質代謝-2  クエン酸回路(反応と意義) 
[C6(5)2-2] 
4. 糖質代謝-3  電子伝達系(反応と意義) 
[C6(5)2-3] 
5. 糖質代謝-4  食餌性の血糖変動、
グリコーゲン代謝
[C6(5)2-4] 
6. 糖質代謝-5  糖新生
[C6(5)2-5] 
7. 糖質代謝-6  ペントースリン酸回路
[C6(5)5-3] 
8. 脂質代謝-1  脂質代謝の概要、
脂肪酸のβ酸化(反応と意義)
[C6(5)3-1] 
9. 脂質代謝-2  ケトン体、
脂肪酸の生合成(反応と意義)
[C6(5)4-1, C6(5)4-2] 
10. 脂質代謝-3  胆汁酸、コレステロールの生合成と代謝
[C6(5)3-2]  
11. タンパク質代謝-1  タンパク質代謝の概説、
アミノ酸の分解(トランスアミナーゼの役割)、
アミノ酸からの各種化合物の生成
[C6(5)5-1]、
ポルフィリン代謝[アドバンスト] 
12. タンパク質代謝-2  尿素回路による尿素生成
[C6(5)5-1] 
13. 核酸代謝  核酸代謝の概説、
核酸塩基の生合成(反応と意義)
核酸塩基の分解(反応と意義)、尿酸の生成
[C6(5)5-2] 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. コンパス 生化学  前田正知・浅野真司 編   南江堂  
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. スタンダード薬学シリーズII 4 生物系薬学I(生命現象の基礎)  日本薬学会 編  東京化学同人 
2. 生化学ガイドブック  三輪一智・遠藤克己  南江堂  
3. ヴォート基礎生化学   D. Voet et al.(田宮信雄 他 訳)   東京化学同人 
授業方法の形式
講義(座席指定、クリッカーの使用等による双方向授業) 
成績評価方法及び評価基準
講義毎の課題を20%、最終課題を80%とする。
授業回数の3分の2以上出席がない場合は、欠格として期末に行う定期試験の受験資格を認めない。遅刻、早退は、3回で欠席1回とみなす。
授業時間内に行った課題(小テストなど)については、授業内で継続的に、解説、講評、質問対応などを行う。
最終課題については、解答例を、試験終了後に、薬学部ポートフォリオにアップロードする。 
受講生へのメッセージ
生化学は、医学、理学、農学など広い分野に共通する重要な専門基礎である。 本講ではもちろん“薬学”に包括される部分を強調するが、細部にこだわるより一歩下がって全体を俯瞰できるような姿勢で臨んで欲しい。
各種疾病の薬物治療を論ずるためには、 生体内代謝系を理解することが不可欠であり、 医薬品には特定の代謝系に作用するものが多い。 このことからも、薬のスペシャリストを目指す諸君には、 総括的な生化学的知識が必須であることを認識して欲しい。
関連科目:生化学1,2、分子生物学、機能形態学、免疫学 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:06


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