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科目名 薬剤師の使命2 
担当者氏名

田口 忠緒

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数 1.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 教養教育部門-薬学準備教育科目群 
備考  



準備学習・事後学習
日常生活の中で経験する病院、薬局の様子や、各種メディアで取り扱われる身体障害、救急活動に関心を持つように心がけること。また、医療で活躍する多職種の役割に関心を持つように心がけること。パソコンを用いてWeb検索や書類作成を行なうので、一般的なアプリケーション(Word, Excel, Power Point)の操作に習熟しておくべきである。 各体験学習によって得た知見は、実施直後に必ず記録しておくこと。また、授業後は、毎回、授業時間の1.5倍以上の自学自習をすること。 
履修上の留意
本教科では少人数グループ学習(Small group learning:SGL)を基本とし、積極性を重視した学生主導型学習を行う。
小グループによる調査、討論、発表資料作成、発表・討論を基本としているので、個々の学生は適切なコミュニケーションにより相互の信頼関係(他大学の医療系学部学生も含む)を保つ必要がある。また、訪問先では、医療現場を“体験させて頂く”という謙虚さを忘れず、医療関係者や患者(弱者)に対する社会的マナーを遵守すべきであることは言うまでもない。
講義内容の詳細については、開講時に配付する資料などで案内する。 
授業の概要と目的
総合病院・介護施設(A)および保険薬局(B)を訪問し、医療実務や多職種連携教育を実際に体験する。また、弱者の立場を理解する不自由体験(C)や実用的な救命救急法(D)を学ぶ。総合病院・介護施設(A)および保険薬局(B)への体験訪問の前後には、学習目的、目標、調査項目についての計画書および体験学習した事項を整理・追加調査した報告書を作成する。これらの作業は、学生主導型SGLで行うアクティブラーニングであり、教員がファシリティターとして介助する。また、体験学習の成果を他のグループと合同の報告会で発表する。これらにより、薬剤師の使命について正しい認識を習得し、薬学を学ぶためのモチベーションを高める。本授業はCP①およびDP①、⑤に該当する。(科目ナンバリングコード:PP10110) 
サブタイトル
医療に関する様々な職業現場や他大学での体験を中心とした学生主導型学習により、薬剤師の使命について考え、薬学に対する学習意欲を駆り立てる。
Key Word: 学生主導型、コミュニケーション、早期体験、SGL、不自由体験、救命救急法、多職種連携教育、モチベーション高揚 
到達目標
(A)総合病院や介護施設において様々な職種の統一が図られ、患者中心のチーム医療が行われている様子を説明できる。
(B)保険薬局において医師の処方に基づいた調剤が行われ、患者への適切な情報提供されている様子を説明できる。
(C)障害者の日常生活を模擬体験し、医療人としての接し方を解説できる。
(D)医療従事者を目指すものとして、災害や緊急時においては積極的に弱者の救護ができる。
(E) 患者中心医療の実践にはチーム医療が必要であることを理解し、他職種の専門性に対する理解を深める。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 早期体験学習の導入講義(1)  早期体験学習全般の概説および体験実施についての注意事項・心構えについて解説する。 
2. 早期体験学習の導入講義(2)と多職種連携の実践  病院・介護施設の訪問についての諸注意、基本事項や多職種連携について学ぶ。また、地域医療の問題点を多職種と話し合って、グループごとに検討した内容をまとめる。 
3. 早期体験学習の導入講義(3)  保険薬局の訪問についての諸注意、基本事項について学ぶ。 
4. 早期体験学習の導入講義(4)  不自由体験と救命救急法習得の際の注意事項・心構えについて学ぶ。
訪問先医療機関内における患者へのウイルス感染を予防するための注意事項を学ぶ。 
5. 早期体験学習(A) 
病院・介護施設のしくみを知る
(1)準備学習 
訪問する病院・介護施設について、Web、書籍などで情報を収集し事前準備を行う。  
計画書を作成し、挨拶状と共に訪問先に提出する。 
6. 早期体験学習(A) 
病院・介護施設のしくみを知る
(2)体験学習 
訪問先で現場体験を行い、業務実態を五感で感じ取る。
[F(1)①, A(1)①,②] 
7. 早期体験学習(A) 
病院・介護施設のしくみを知る
(3)整理学習 
体験内容をまとめて報告書を作成し、お礼状と共に訪問先に提出する。発表のための資料作成を行う。 
8. 早期体験学習(A) 
病院・介護施設のしくみを知る
(3)体験発表(ブロック発表会) 
ブロック単位の発表会で学習成果を発表する。
他のチームと意見交換を行い、病院・介護施設での体験知識を共有する。
コンクール形式で行い、ブロック内での最優秀チームを互選する。 
9. 早期体験学習(B) 
保険薬局のしくみを知る
(1)準備学習 
訪問する保険薬局について、Web、書籍などで情報を収集し事前準備を行う。  
計画書を作成し、挨拶状と共に訪問先に提出する。 
10. 早期体験学習(B) 
保険薬局のしくみを知る
(2)体験学習 
訪問先で現場体験を行い、業務実態を五感で感じ取る。
[F(1)①, A(1)①,②] 
11. 早期体験学習(B) 
保険薬局のしくみを知る
(3)整理学習 
体験内容をまとめて報告書を作成し、お礼状と共に訪問先に提出する。
発表のための資料作成を行う。 
12. 早期体験学習B) 
保険薬局のしくみを知る
(3)体験発表(ブロック発表会) 
ブロック単位の発表会で学習成果を発表する。
他のチームと意見交換を行い、保険薬局での体験知識を共有する。
コンクール形式で行い、ブロック内での最優秀チームを互選する。 
13. 早期体験学習(C) 
不自由体験を行う
体験学習 
車椅子使用法および体位変換など、要介助者に接する際の技能を体験・習得する。
[F(1)①, A(1)①,②] 
14. 早期体験学習(D) 
救命救急法を学ぶ
体験学習 
心肺蘇生法、AED使用法など、救急救命に関する技能を体験・習得する。
[F(1)①, A(1)①,②] 
15. 総合発表討論会  4ブロック合同で学年全体の総合的な発表討論会において、早期体験学習(A)および(B)のブロック発表会で選ばれた最優秀チームの発表を聞き、体験で得た知識の補填および共有を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 早期臨床体験テキスト  田口忠緒 編  ネオメディカル 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 後日提示する。     
授業方法の形式
講義・見学・体験・演習 
成績評価方法及び評価基準
4項目(A~D)について、計画書・報告書の提出状況を合わせた準備・整理学習の授業態度を学部担当教員が評価(40%)し、体験中の学習態度を医療機関等の担当者が評価(40%)する。項目A、Bのブロック発表会における完成度は、学生間でピア評価(5%)し、総合発表会では各発表に関する質問等の積極性を学部教員が評価(5%)する。また、全項目を通して、チーム単位での探究心・積極性を総合的に評価(10%:多職種連携教育のレポート評価を含める)する。2/3以上の出席がない場合は欠格とする。 
受講生へのメッセージ
入学後間もない時期に医療に関係した実体験をすることで、諸君がこれまでに描いていた“医療”という世界について、薬学を学ぼうとする者の視点で見つめ直し欲しい。この科目によって得られた感動や問題意識は、6年間の薬学教育の礎となるはずである。 
参考URL
画像
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更新日時 2019/12/27 13:25


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