シラバス参照

科目名 交通システム実習2 
担当者氏名

磯部 真人

岩間 守正

髙﨑 伝

早藤 英俊

藤川 弘一

宮田 喜久子

全開講対象学科 理工学部交通機械工学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-交通機械工学専門教育科目 
備考 本授業はCP2・3・4およびDP3に該当する 



準備学習・事後学習
毎回、各課題の予習を1.5時間またはそれ以上行い、事前レポートを作成し、受講時に提出すること。また、受講後は内容をよく復習し、事後レポートを作成して期限内に提出すること。

事前レポートの内容については授業中に解説、問題点の指摘を行うが、事後レポートについては必要に応じて個別に対応する。 
履修上の留意
ハンドエンジニアリング、交通システム実習Ⅰの単位修得者と同等の工学的知識、技術的知識、機器操作の能力、環境や安全への意識を有すること。また、受講にあたり、材料力学、熱力学、直流電気回路、論理演算の基礎的内容と、ノギス、マイクロメータ、サーキット・テスタ、普通旋盤、アーク溶接機の使用方法などの知識が必要である。

3年次開講の交通システム実験Ⅰおよび交通システム実験Ⅱは本科目の学習内容と強い繋がりがあり、本科目の単位修得後に受講することが望ましい。

全体講義受講時にテキストおよび関連資料を持参しない学生は受講を認めない。テキストおよび関連資料の入手方法は在学生ガイダンス時に資料を配付する。

全体講義を欠席した者は以降の授業を受講できないので必ず受講のこと。 
授業の概要と目的
切削、接合などの機械工作、内燃機関のメカニズム、機械制御のための電子回路について、実際に加工、運転、製作、測定などの作業を体験することにより、理解を深める。また、これらの作業に使用する道具、測定機器の使用法や精度についても、実感的に理解する。

 本実習による体験的学習が、教室で開講される機械工学分野の専門科目の理解のための触媒的役割を果たすことを目的とする。

交通機械との関連:自動車(エンジン)(科目ナンバリングコード:TT21119) 
サブタイトル
エンジニアのセンスを身につける 
到達目標
各種機械加工の体験により、機械設計者、生産に携わる技術者の立場から、「ものづくり」のプロセスを理解する。内燃機関および電子回路について、実際の動作から理解する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 全体講義1  受講者の確認後、運営方法,テキストの補足資料の配付,工具と測定具の取り扱いについて説明する。技術者として必要な「安全」と「環境」への意識について,作業者の視点で講義する。

○実習概要,受講上の留意事項,工具と測定具の使用法,内容を理解できる。「安全と環境」に対する意識を持つことができる。 
2. 全体講義2

実習課題の事前学習1 
実習課題1~3について,実習概要,作業手順,使用する機器,工具,測定具等を説明する。

○各実習課題の内容、準備すべき(予習)事項が理解できる。 
3. 全体講義3

実習課題の事前学習2 
実習課題4~6について,実習概要,作業手順,使用する機器,工具,測定具等を説明する。

○各実習課題の内容、準備すべき(予習)事項が理解できる。 
4. 実習課題1

自動車用エンジン(1) 
自動車用4ストローク・サイクル・エンジンの分解し、エンジンの主要構成要素を観察する。

○エンジンの分解および測定作業ができ、エンジン主要部分の名称,機構,形状を理解できる 
5. 実習課題1

自動車用エンジン(2) 
エンジン圧縮圧力の測定,吸・排気バルブの開閉時期の測定,ポリトロープの指数の計算等を行う。

○測定作業結果から、エンジン主要部分の機構,形状,寸法と動力性能との関係を理解できる。 
6. 実習課題2

切削加工(1) 
引っ張り試験用試験片の旋削加工を行う。先ず,卓上小型旋盤により、支持部と測定部を切削加工する。

○指定された寸法に加工できる。 
7. 実習課題2

切削加工(2) 
汎用旋盤を使用して規定寸法に仕上げる。切削抵抗の異なるバイトを使用することにより,切削速度,バイトの送り量の調整の必要性を体験する。試験片としての規格を満足するための寸法精度を確保するための加工上の注意を体験する。マイクロメータによる1/100mm精度の測定を行う。

○指定された寸法に仕上げるために必要な,切削上の要素が理解できる。 
8. 実習課題3

アーク溶接(1) 
アーク溶接機および保護具の使用法について復習した後,基本練習を行う。ついで,4枚の鉄板から,組み立て溶接,本溶接を行い,容器を製作する。

○アーク溶接により,容器を製作できる。 
9. 実習課題3

アーク溶接(2) 
製作した容器に水を入れ漏れの有無を検査する。水漏れが無くなるまで溶接による修正作業を行った後,形状観察,寸法測定を行い,溶接により生じる変形,歪み等を調べる。

○アーク溶接により,水漏れのない容器を製作できる。 
10. 実習課題4

ネジとタップ加工(1) 
卓上ボール盤を使用した穴あけ作業、手作業によるタップ加工を行う。ボルトを差し込み垂直度測定を行う。

○穴あけ加工,タップ加工ができる。 
11. 実習課題4

ネジとタップ加工(2) 
コイルバネに荷重を与え、たわみを測定し,バネ定数を求める。ボルトにコイルバネを挟み,回転トルク,バネのたわみを測定しながら締めみ,締め付けトルクと締め付け力の関係を求める。

○規定トルクでボルトの締め付け作業ができ,締め付けトルクの測定法とねじ理論が理解できる。 
12. 実習課題5

ディジタル回路(1) 
TTL、C-MOS等の論理演算ICを用いて,論理演算回路を作成し、その働きを調べる。組合せ回路をトレーニングボード上で作成し、入力信号と出力信号の関係を観察する。

○各種論理演算ICの結線ができ、基本論理演算のしくみが理解できる。 
13. 実習課題5

ディジタル回路(2) 
トレーニングボード上で作成したフリップ・フロップ回路やカウンタ回路の入力信号と出力信号の関係を観察する。

○各種論理演算ICの結線ができ,計数演算のしくみが理解できる。 
14. 実習課題6

アナログ電子回路(1) 
リニアICを使用した直流増幅回路を製作する。フィードバック抵抗の値と増幅率の関係を調べる。

○直流増幅回路の製作ができ,回路の働きと調整法が理解できる。 
15. 実習課題6

アナログ電子回路(2) 
製作した増幅回路に接続した温度センサを加熱する水槽内に投入し水温と出力電圧の関係を調べる。つぎに,光センサを接続し回路の動作を観察する。

○温度,光に反応するセンサの働きが理解できる。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 交通システム実習2     早藤 英俊 他  交通機械工学科 
2. 資料配付     
参考文献
授業方法の形式
実習 
成績評価方法及び評価基準
全課題の実習を受講し、レポートを提出した者を採点対象とする。

各課題共、実技の成果をまとめたレポート(100%)で評価する。全課題のレポート提出者を採点対象とし、その平均点を最終成績評価点とする。 
受講生へのメッセージ
単に実技を体験するというだけではなく、これまでに学んだ、材料力学、熱力学、材料科学、情報技術など工学の基礎的内容の復習として、それらが加工や機械の動作などにおいてどのように応用されているかを実技体験により確認してください。さらに、3年時に開講されている、自動車工学、航空工学、交通機設計などの専門科目との繋がりを意識して受講してください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/02/26 11:05


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