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科目名 国際経済論 
担当者氏名

名和 洋人

全開講対象学科 理工学部数学科
理工学部材料機能工学科
理工学部応用化学科
理工学部社会基盤デザイン工学科
理工学部環境創造工学科・環境創造学科
理工学部建築学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 総合基礎部門-総合基礎科目 
備考 本授業では、100点満点中60点以上を合格とする。本授業は、各学科の対応する学習・教育到達目標を参照してください。
本授業は、S科CP1 DP1、Z科CP1・4 DP1、O科CP1・4 DP1、C科CP1 DP1、K科CP1 DP1、A科CP1 DP1に該当する 



準備学習・事後学習
事前学習として、新聞・雑誌・ニュース・入門書に親しみ、可能な限り社会科学的知見を蓄積し、またテキストの該当箇所を読了すること。事後学習としてレジュメやテキストを活用しつつ復習を忘れないこと。なお、これら準備学習と事後学習には、各回の講義時間の2倍以上の時間をあてる必要がある。定期試験については、講評をおこない掲示する。 
履修上の留意
本講義においては、1990年代初頭の冷戦体制崩壊後に進展した、世界経済のグローバリゼーションを論じる。受講の際には、以下の2点に留意すること。すなわち、(1)超大国アメリカ国内で形成されるアメリカモデルの経済社会システムの国際的拡散プロセス、(2)中国を軸とする、アジアの国際分業システムの構築、である。あわせて、これら2点の相互関係にも注目してもらいたい。 
授業の概要と目的
近年の国際経済について、グローバル化とこれに対する反発を踏まえつつ、経済の視点から講義する。なお、基礎的事項の理解と定着を目指し授業内において適宜、練習問題に取り組んでもらう予定である。(科目ナンバリングコード:S科SS30006、Z科TZ30006、O科TO30006、C科TC30006、K科TK30006、A科TA30006) 
サブタイトル
21世紀の我が国経済・産業とアジア・アメリカ 
到達目標
グローバリゼーションを経済の視点から把握し、具体的事例に即しつつ多角的に考察できるようになる。また、これらを通して多面的、かつ論理的に物事を考える能力を涵養する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 開講ガイダンス

(レベル1:国際経済の枠組み) 
●講義概要の説明、●戦後の国際貿易システム、●GATT体制からWTOへ、●アメリカ・モデルについて 
2. グローバル化と国際経済

(レベル1:国際経済の枠組み) 
●新興国の発展、●アメリカの国際経済政策、●冷戦体制崩壊後の世界経済構造 
3. 貿易構造の変化

(レベル1:国際経済の枠組み) 
●グローバル化における中国の躍進、●東アジアの経済システムと国際分業構造、●部品貿易の実態 
4. 企業のグローバル展開

(レベル1:国際経済の枠組み) 
●アメリカなどの多国籍企業の動向、●ケーススタディ(アップルなどの電子機器産業)

レベル1(1―4講):上記項目を充分に理解し、それに基づき実際的な運用ができる。 
5. 中国経済とグローバル化

(レベル2:アジア経済の発展) 
●改革開放から経済大国へ、●21世紀中国の成長戦略、●中国の外資政策、●安定成長は可能か? 
6. 中国の貿易政策とWTO加盟

(レベル2:アジア経済の発展) 
●WTOとは何か、●WTO加盟以前の中国国内の議論、●中国の貿易政策、●中国経済の「自由化」とは 
7. 東南アジア経済とグローバル化

(レベル2:アジア経済の発展) 
●東南アジア諸国連合(ASEAN)、●東アジア生産ネットワークにおけるASEAN、●国際労働力移動、●大国との国際関係:アメリカと中国

レベル2(5―7講):上記項目を充分に理解し、それに基づき実際的な運用ができる。 
8. 金融危機の影響

(レベル3:アメリカ経済と世界) 
●アメリカ金融システムの歴史的概観、●ITバブルとその崩壊、●住宅バブルとその崩壊、●アメリカのバブル崩壊と世界的インパクト、●金融規制の強化とアメリカ金融システムの行方 
9. アメリカ経済の構造

(レベル3:アメリカ経済と世界) 
●労働編成、●業種別または雇用規模別の就業者数、●業種別賃金水準、●部門別GDP、●産業構造、●貿易構造 
10. アメリカ自動車産業の衰退

(レベル3:アメリカ経済と世界) 
●ビッグスリーの繁栄、●販売台数の世界シェアの停滞、●大量失業問題とデトロイト、●21世紀、再生は可能か? 
11. IT産業の成長と国際展開

(レベル3:アメリカ経済と世界) 
●IT革命はいかに実現したのか、●IT産業の成長、●国際展開と国際分業、●アメリカ発のイノベーションと地域経済動向、●クリエイティブ産業論、●能力開発 
12. 「小さな政府」とは何か

(レベル3:アメリカ経済と世界) 
●1980年代の経済政策:レーガノミクス、●福祉分野における民間活用の実態、●医療保障システムの問題

レベル3(8―12講):上記項目を充分に理解し、それに基づき実際的な運用ができる。 
13. 国際貿易の基本構造

(レベル4:グローバル化理解の深化) 
●自由貿易とは何か、●比較優位、●貿易の経済的利益、●交易条件、●貿易理論の展開(ヘクシャー=オリーン理論、ほか) 
14. グローバル化と日本の地域経済

(レベル4:グローバル化理解の深化) 
●農産物輸入の急増、●農村の衰退、●地方と都市、●東京一極集中、●産業構造の転換、●影響・抵抗・オルタナティブ 
15. 総括

(レベル4:グローバル化理解の深化) 
講義全体をまとめます

レベル4(13―15講):上記項目を充分に理解し、それに基づき実際的な運用ができる。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 世界経済とグローバル化  渋谷博史・河﨑信樹・田村太一(編)  学文社(2013) 
2. アメリカ経済とグローバル化  渋谷博史・樋口均・塙武郎(編)  学文社(2013) 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 資本主義的グローバリゼーション:影響・抵抗・オルタナティブ  マーティン・ハート=ランズバーグ  高菅出版(2015) 
2. グローバル・エコノミー 第3版  岩本武和・河﨑信樹 ほか著  有斐閣アルマ(2012) 
3. アメリカ政治経済論  藤木剛康編  ミネルヴァ書房(2012) 
4. 現代アメリカ経済史  谷口明丈・須藤功 編  有斐閣(2017) 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
定期試験(70%)授業内レポート(30%) 
受講生へのメッセージ
皆さんが将来活躍する社会がどのようなものか、考えてみませんか? 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/02/26 11:03


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