シラバス参照

科目名 工業経済論 
担当者氏名

渋井 康弘

全開講対象学科 経済学部経済学科
経済学部産業社会学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門部門-産業経済部門 
備考  



準備学習・事後学習
産業革命が人類社会にもたらした諸変化を、整理して理解しておいてください。



毎回、授業時間の2倍の自学自習が必要です。

成績評価の根拠はオフィス・アワーでお伝えします。また定期試験の講評を、Campusmate-Jの「講義連絡登録」で、受講者に配信します。 
履修上の留意
現代資本主義入門、産業技術論、中小企業論、現代資本主義論などが関連科目です。ともに履修すると理解が深まるでしょう。 
授業の概要と目的
工業というものの性格と役割、それが国民経済、世界経済の中で持つ意味を解明してゆきます。狭い意味での工業についてのみ研究するのではなく、工業部門の検討を通じて資本主義経済の構造や発展のメカニズムを学び、現代経済の特徴をつかむための視座を確定します。(科目ナンバリングコード:経済EE21503、産社EI21503)本授業はDP2/CP2に関連する。 
サブタイトル
工業から視た資本主義経済の構造と発展のメカニズム 
到達目標
従来の軽工業、重化学工業の性格を踏まえた上で、情報技術・情報関連産業の登場やグローバリゼーションの潮流が、そこにいかなる変化をもたらしたのかを理解します。そうすることで、現代資本主義における自らの位置と役割を考える基礎視角が得られるはずです。



全15回の授業を、自分の言葉で説明できるようになることを目標にしてください。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 産業革命と工業部門の台頭  研究対象の限定:なぜ産業革命以降を重視するのか。 
2. 機械・装置と大量生産(1)  道具と機械との相違:道具の機構への組み込みが、大変革の出発点。 
3. 機械・装置と大量生産(2)  道具の機械への転化:具体的諸事例。 
4. 機械制大工業における労働編成(1)  単純な協業と分業に基づく協業。 
5. 機械制大工業における労働編成(2)  機械体系を基礎とする分業:機械それ自体が持つ可能性と、その利用法との区別。 
6. 資本の集積・集中と中小資本の残存・新生  資本制生産の発展が、なぜ、いかにして資本の集積・集中を促進し、同時に中小資本を残存・新生させるのか。 
7. 産業部門構成の歴史的変化  資本制生産の発展と工業部門の不均等発展。 
8. 独占的市場構造の成立  資本の集積・集中から独占へ。 
9. フォード・システムの技術史的意義  マニュファクチュア的要素に依存した大量生産方式の登場。 
10. 中小資本の存立形態  中小資本はいかなる部門で存立しうるか。 
11. 資本蓄積の「停滞基調」と技術革新(1)  独占段階における資本蓄積の「停滞基調」と、技術革新による急激な発展。 
12. 資本蓄積の「停滞基調」と技術革新(2)  経済軍事化の蓋然性。 
13. IT(情報技術)と情報ネットワーク  工程別分業の機能別分業への転化。 
14. 情報技術とグローバルな独占  情報技術とグローバル化を基礎とする新たな独占の成立。 
15. 総括  講義全体のまとめ。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「工業経済論」資料  渋井康弘  非売品(配信します) 
2. 技術から視た工業の歩み  渋井康弘  非売品(配信します) 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 現代資本主義  北原勇ほか  有斐閣 
2. 経営から視る現代社会  今井斉・岸川典昭・宮崎信二編  文真堂 
3. 日本中小企業研究の到達点  植田浩史・粂野博行・駒形哲哉編著  同友館 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
評価は定期試験100%(持込不可)。事実を踏まえて、論理的に論証できているかどうかを重視して採点します。まじめに勉強しない限り、合格点となる答案は書けません。 
受講生へのメッセージ
初回から本格的に講義をしますので、きちんと出席してください。講義は一方的に話すだけのものにはせず、できるだけ多くの人にこちらから質問します。毎回、指名されることを覚悟しておいてください。質問されたときは、分からなくてもとにかく考えて、答えをひねり出してください。それを繰り返しているうちに、自分の意見を持てるようになるはずです。尚、当然のことですが、講義中の私語は厳禁。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/02/10 17:53


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