シラバス参照

科目名 イギリス近代思潮 
担当者氏名

西山 徹

全開講対象学科 経済学部経済学科
経済学部産業社会学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-歴史・政策・金融部門 
備考  



準備学習・事後学習
各授業において予習課題および復習課題を課すので、毎回、授業時間の2倍の自学自習が必要です。課題(小テストやレポート等)については,解説,講評等を,学生ポータルサイトの<講義連絡」により,追・再試終了後に送信します。 
履修上の留意
本講義は、経済学部の歴史・政策・金融部門の専門科目として、イギリス近代の思潮を辿るものです。 
授業の概要と目的
本講義においては、17、18世紀の社会的事象を概観しつつ、イギリス近代初期の代表的な思想家ベイコン、ホッブズ、ロック、ヒューム、スミスらの古典的著作の意義を考察します。社会的事象と思想の相互作用の中で新しい社会体制が生成されていく過程を明らかにしたいと思います。(科目ナンバリングコード:経済EE21405、産社EI21405)本授業はDP2/CP2に関連する。 
サブタイトル
文化的統合体のしてのイギリス史 
到達目標
(1)イギリス近代思想の古典の一部を歴史的文脈の中で把握できるようになること、(2)「近代」とは何であるかについて大まかな概念を持つことができるようになること、を到達目標とします。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  近代とは何かについて考えます。 
2. 大航海時代とイギリス  大航海時代に確立したスペイン・ポルトガルによる世界分割体制に対して後発国であったイギリスがどのように海上覇権を確立していったかを辿ります。 
3. ベイコン『ニュー・アトランティス』  ベイコンの著作を大航海時代の成果と結び付けつつ解き明かし、それが後の時代にどのような影響を与えたかを考えます。 
4. 銀行設立計画と普遍言語運動  共和政時代の銀行設立計画と普遍言語運動についてサミュエル・ハートリブと「ハートリブ・サークル」を中心として考えます。 
5. ホッブズ『リヴァイアサン』  ホッブズの『リヴァイアサン』を取り上げ、近代国家とは何かを探ります。 
6. 王政復古とスチュアート朝  王政復古期の二つのフィクション、ネヴィル『パイン族の島』とベーン『オルノーコ』を取り上げ、君主制と共和制についてスチュアート朝の興亡を通して検討します。 
7. 名誉革命とロック『統治論』  ジェームズ2世とウィリアム3世の交換劇であった1688年の政変の意味を、それを理論的に正当化する書としてのロック『統治論』を読みつつ考えます。 
8. ロック『人間悟性論』と『貨幣論』  人間の悟性について論じたロックの著作と1690年代の貨幣論争におけるロックの著作を取り上げ、そこに見られる認識について論じます。 
9. ウィリアム・ペティと「数字・重量・尺度」  ペティ『政治算術』と『アイルランドの政治的解剖』を取り上げ、数字を重視したペティの手法とそれに対する当時の反応について考えます。 
10. 東洋へのまなざし  17、18世紀のヨーロッパ人が日本を含む東洋をどのように見ていたかをモンタヌス『日本誌』などを取り上げて解説します。 
11. 投機狂時代と南海泡沫事件  1690年代の投機熱とそれが過剰に発達した結果起こった南海泡沫事件について、デフォー、ゲイ、スウィフトらの著作を通して考えます。 
12. スペイン継承戦争  ヨーロッパにおける勢力バランスの均衡を図るための戦争であったスペイン継承戦争のイギリスにおける意義を当時の政治詩から探ります。 
13. 近代国家ブリテンと辺境地域  近代国家ブリテンとその辺境地域、特にアイルランドとの関係についてスウィフトの著作などを取り上げつつ論じます。 
14. ダイダロスの翼  スミス『国富論』をスウィフトの経済的著作と結び付けて考察し、彼らが近代というものをどうとらえていたかを考えます。 
15. まとめ  全体のまとめをした上で、再び近代とは何かについて考えます。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. プリント配布     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
講義形式 
成績評価方法及び評価基準
レポート100% 
受講生へのメッセージ
上記の授業計画はおおよその目安であり、受講生の興味や理解度によって多少内容が変わることがあります。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:01


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