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科目名 国際貿易論 
担当者氏名

田中 武憲

全開講対象学科 経営学部国際経営学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-国際経営・経済学部門 
備考  



準備学習・事後学習
本講義では,現在進行形の日本と世界の貿易の動向や政策などを事例として積極的に取り上げるため,事前に2時間,新聞・雑誌・図書館・財務省貿易統計などで各国の貿易動向や通商政策に関する情報を収集してまとめておくこと。授業後には2時間,講義内容についてレポート等に論点をまとめるとともに,次回の講義に向けての課題や質問・疑問点をまとめておくこと。 
履修上の留意
後期開講の「国際経営論」とのセット履修が望ましい。 
授業の概要と目的
本授業はCP2およびDP2に該当する。
国境を越える財・サービスの移動である国際貿易は,長く国民国家の経済発展と企業の利潤最大化において重要な役割を果たしてきた。本講義では,比較優位をはじめとする伝統的な貿易理論の研究からはじめ,ITO・GATT・WTOと続く戦後の国際貿易体制が果たした役割,そして日本企業をはじめとする多国籍企業の活動が国際貿易に与える影響などを理解することで,日本と世界の経済や貿易の制度や理解の相違を踏まえて,企業の国際貿易戦略に関する専門知識とその実践・運用能力を身に付けることを目的とする。また,講義内容を補足し理解を深めるため,適宜,外部講師による講演を実施する場合もある。
(科目ナンバリングコード:BI21104) 
サブタイトル
国際貿易をめぐる理論・制度・政策と多国籍企業の国際経営についての研究 
到達目標
国際貿易に関する基礎的な理論,国際貿易体制,および米中摩擦や日本の貿易政策など現代貿易の特徴と課題について具体的に事例や数字を挙げて説明できる。また,以上のような貿易制度・政策を所与の条件として,日本企業の国際貿易戦略を構想・策定・実行することができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  「国際貿易論」の目的・講義および事前事後学習の進め方・評価方法などについて説明するとともに,現代における国際貿易の特徴と課題について説明します。 
2. 国際貿易の理論  リカードの理論にもとづいて「比較優位」と「絶対優位」および貿易発生のメカニズムについて説明します。 
3. 比較優位の限界  リカードが主張した「比較優位」の限界について,理論的・実証的に説明します。 
4. 技術革新と国際貿易  近年の技術革新と製品アーキテクチャの変化について説明し,あわせてそれが日本の国際競争力に与える影響について電機・電子産業を例に説明します。 
5. GATTの成立とその役割  第二次世界大戦における貿易ブロックと戦後の国際貿易体制におけるITOの失敗,GATT成立のプロセスとその果たした役割について説明します。 
6. GATTウルグアイラウンド1  GATTウルグアイラウンドの成果として,農産物貿易の自由化について説明します。 
7. GATTウルグアイラウンド2  GATTウルグアイラウンドの成果として,GATS,TRIPs,TRIMについて説明します。 
8. WTO時代の国際貿易  WTO発足後の貿易紛争やセーフガードなどの合法的な貿易制限について説明します。 
9. アメリカにおける地域経済統合1  アメリカにおける地域経済統合の歴史・目的・内容について説明します。 
10. アメリカにおける地域経済統合2  自国第一主義を掲げるトランプ政権の貿易政策について説明します。 
11. 米中貿易摩擦の背景  米国と中国の貿易摩擦・貿易戦争の背景について説明します。 
12. 米中貿易摩擦の影響  米中貿易摩擦が日本と世界の貿易に与える影響について説明します。 
13. 日本の貿易政策  EPA・TPPなど日本の貿易政策と日本を取りまく貿易環境について説明します。 
14. 日本企業の貿易戦略  国際貿易を通じて近年の日本企業の戦略について説明します。 
15. 日本と世界の貿易の課題と展望  講義のまとめとして,今後の日本と世界の貿易の課題と展望を総括します。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
板書・配布プリントに基づく講義 
成績評価方法及び評価基準
質問掲示板におけるコメントペーパー:50%
レポート:50%
授業中に実施した課題等については,次回以後の授業内で解説・講評などを行う。
レポートについては,講評・解説などをまとめたペーパーを研究室前に設置などにより掲示する。 
受講生へのメッセージ
本講義では国際貿易にかかる時事問題も多く取り上げるため,日ごろより新聞・ニュース・雑誌などで貿易に関する国際問題・社会問題に関心を持つよう,こころがけてほしい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 11:00


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