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科目名 金融商品取引論 
担当者氏名

高山 晃郎

全開講対象学科 経営学部経営学科
経営学部国際経営学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-会計・ファイナンス部門 
備考  



準備学習・事後学習
復習をしっかりと行い、授業に参加すること。日本経済新聞を毎日、読むこと(2時間)。授業後は、授業で出てきた専門用語は、各自でも調べ、自分の言葉で説明できるようにすること(2時間)。課題(試験やレポート等)については、講評、解説等をまとめたペーパーを研究室において配布する。 
履修上の留意
担当教員のオリジナル資料を用いて、それに沿って、講義を実施します。特に事前の知識は必要としませんが、前期に開講される「金融論」を履修していることが望ましいです。 
授業の概要と目的
本授業はCP2およびDP2に該当する。
この授業の最大のねらいは、個々の金融商品とその取引市場を扱うことにより、講義全体を通じて「金融商品取引論」の全体像を描くことにあります。講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。
(科目ナンバリングコード:経営BB21307、国際BI21407) 
サブタイトル
金融商品と、その取引市場 
到達目標
日本経済新聞の金融経済関連の記事を読むことができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  この聞きなれない「金融商品取引論」とは、一体、どのような科目なのかを解説する。また、なぜ今この科目が必要なのか(証券取引法から金融商品取引法へ)を説明する。その他には、授業の進め方、評価方法などについても話すことにする。 
2. 金融取引の種類と内容  この回では、これから「金融商品取引論」の講義を進めていく上で、その基本となる金融取引とはそもそも何か、ということを説明する。また金融取引にはリスクが付き物であることを、その内容とともに解説する。 
3. 公社債の種類と特徴  公社債には、どのような種類があるのかを、その特徴も含めて整理する。また公社債は、その他の金融商品(株式や銀行預金等)と比較して、どの点において相違しているのかを、収益性、安全性、流動性の観点から考察する。 
4. 公社債市場―発行市場と流通市場  日本では国債が多く発行され、その残高は上昇している。また金利水準は低い。さらに企業はこれまでの銀行からの融資だけでなく、多様な資金調達手段を利用するようになっている。これらのことが、どのようにわが国の公社債市場の拡大に寄与したのかを考察する。 
5. 株式の種類と特徴  株式は、その付与されている権利内容により、普通株式、優先株式、その他に分けられる。この回では、それぞれの株式の有する特徴を解説する。また資金調達の観点から、株式は銀行からの借入れや債券発行と、どのような点において異なっているのかを考える。 
6. 株式の売買―発行市場と流通市場  株式発行の種類について整理した後で、株式を上場することの意義を説明する。また日本の株式市場の歴史的な推移を観察しながら、株式の持合の解消や、さらには外国人投資家による日本株式への投資といった動向についても併せて考察する。 
7. 短期金融市場の種類  短期金融市場は、主に銀行が参加するインターバンク市場と、一般参加者も参加できるオープン市場に分けられるが、それぞれの市場で取引されている金融商品とその取引市場の特徴をみていく。また短期金融市場は、日本銀行の金融政策にとって重要な市場であるので、そのことについても併せて解説する。 
8. 対顧客外国為替市場の構造と特徴  企業や機関投資家は、どのような為替取引を行っているのであろうか。近年では、対ドルの取引だけでなく、多様な通貨が取引対象となっていることをみていく。また近年において注目を集めている外国為替証拠金取引についても、その長所と短所について考えていくことにしたい。 
9. 対顧客外国為替市場から展開される銀行間外国為替市場  第8回で考察した対顧客外国為替市場が、銀行間外国為替市場にどのような影響を与えたのかを、具体的な為替取引から考察する。また、なぜ銀行はそのような取引を行うことが可能なのかを、外国為替市場と短期金融市場の観点から明らかにしていく。 
10. 金融派生商品市場  これまで見てきた株式、債券、金利、為替といった金融商品には、それぞれデリバティブといわれる新たな金融商品(金利スワップや通貨スワップ)が生み出され、その取引が年々活発化している。この回では、主に先物とスワップ、そしてオプションを扱う。 
11. 証券化商品市場  ここでは「証券化」という金融技術がどのようなものであるのかを解説し、その具体的な金融商品とその取引市場の現状をみていく。また日本では証券化の進展が、なぜ思うほど進んでいないのかについても考えていく。 
12. その他の金融商品とその取引市場  ここでは、これまで扱ってこなかった金融商品について整理していくことにする。具体的には、金融広報中央委員会などの統計資料を参考にしながら、家計の保有する預金、保険、年金といった金融商品を扱う。また金融商品取引法が制定されたことを受け、外貨預金、変額保険等についても併せて解説する。 
13. 東京金融センター戦略の構想(1)  金融グローバリゼーションの進展等を背景にして、日本でも「金融市場の国際化」の必要性が高まっている。この回では、ロンドンやニューヨークといった国際的な金融市場を持つ国と比較しながら、日本の金融市場の国際化の課題について考えていく。 
14. 東京金融センター戦略の構想(2)  第13回の続きを行う。比較金融の視点から、米国、英国だけでなく、ドイツやフランスといった国の金融市場を概観しながら、日本との共通点や違いについて見ていくことにしたい。 
15. まとめ  これまでの総復習を行う。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし。     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 証券市場読本(第2版)  米澤康博編  東洋経済新報社 
2. 証券業務の基礎  住友信託銀行  経済法令研究会 
3. 東京金融センター戦略  三菱総合研究所編  日本経済新聞出版社 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
平常点(授業への積極的な参加度)20%、定期試験80%。課題(試験やレポート等)については、講評、解説等をまとめたペーパーを研究室において配布する。 
受講生へのメッセージ
金融商品に馴染みのない受講者も多いと思うので、講義は基礎的な事項を中心にゆっくりと説明します。できるだけ、金融商品というものに興味を持ってもらえるような授業にしたいと考えています。また金融商品をただ説明するだけでなく、金融論全体の体系的な枠組みと関連させて、金融商品について解説します。 
参考URL
1. 特になし。   
画像
ファイル
更新日時 2020/02/25 13:29


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