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科目名 専門ゼミナール1 
担当者氏名

高山 晃郎

全開講対象学科 経営学部経営学科
経営学部国際経営学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 通年 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-ゼミナール部門 
備考  



準備学習・事後学習
輪読形式で進めていくが、報告担当者でなくても、きちんと本を読んでくること(2時間)。新聞の経済面を毎日読むこと。授業後は、学んだ用語の意味を、自分で調べ、確認すること(2時間)。課題(レポート等)については、講評、解説等を、受講者にメール送信する。 
履修上の留意
現実の金融市場の動向を知るために、日本経済新聞を読む習慣を身に付けてほしい。また前期に開講する「金融論」及び後期に開講する「金融商品取引論」を履修すること。経営学部プレゼンコンテストに参加の際には、この授業の1回分を充てることにする。 
授業の概要と目的
本授業はCP3およびDP2に該当する。
この専門ゼミナールでは、輪読形式の演習を行っていく。前半では、金融論の基本的な事項を学ぶ。後半では、前半で修得した金融論の知識を十分に活用しながら、東京の国際金融センター構想について考え、皆でディスカッションを行う。また年末の経営学部プレゼンコンテストに参加するために、各班に分かれ、それぞれのテーマについて、調べ、報告するといった形式で、ゼミを進めることもある。講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。
(科目ナンバリングコード:経営BB21701、国際BI21801) 
サブタイトル
金融論の基本を修得し、その知識を応用して日本の金融市場の将来を考える。 
到達目標
金融論の基礎事項について、受講者が自ら説明できる。さらに、学んだ知識を活かして、金融に関する書物を正確に読むことができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  この専門ゼミの概要を説明する。またゼミの心構え等についても話す。また受講者に自己紹介をしてもらい、今後のゼミ活動を充実させたのもとしたい。 
2. 『入門金融論』の全体像の解説と報告者の割り当て  『入門金融論』の輪読を始めるにあたり、担当教員の方から本の目次を使って全体像を解説する。また報告者の割り当ても行う。 
3. レジュメ作成方法  この回では、報告を行うにあたりレジュメの作成方法を指導する。レジュメの形式や枚数等について解説する。また本の輪読に加えて、このゼミでは報告内容に関する統計データを必ず一つつけてもらうので、その作成方法について指導する。 
4. 資料収集の方法  ここでは前回に続いて、報告するにあたっての情報収集の仕方について指導する。具体的に、どのようにして資料を収集するのが効率的なのか、統計データはどのように入手するれば良いのか等について述べることにする。 
5. 金融の役割は何か  この回から本の輪読を実際に開始する。初回は、金融の役割と何か。金融取引やリスクといった概念について考えていく。 
6. 金融制度の仕組みについて  ここでは、金融システムについて考察していく。銀行優位の金融システムと市場優位の金融システムの違いなどについて考え議論する。 
7. 短期金融市場の機能  この回から金融市場の構造とその機能について分析していく。この回では、金融機関が短期資金を調整する場である短期金融市場について考察していく。 
8. 資本市場の構造(1):国債市場編  資本市場は主に、国債市場、社債市場、株式市場に分けられる。ここでは国債市場についてみていく。また資本市場は発行市場と流通市場に分けられるが、それぞれの市場の役割と機能についても併せて考察する。 
9. 資本市場の構造(2):社債市場編  資本市場のうち社債市場について、発行市場と流通市場のそれぞれについて見ていくことにする。 
10. 資本市場の構造(3):株式市場編  株式市場について考察する。株式は債券と比較して、どのような違いがあるのか等について考え議論していく。また企業の資金調達の方法についても考えていく。 
11. 外国為替市場の構造  異なる通貨を交換する場である外国為替市場の構造とその機能について分析していく。 
12. 金融機関の種類  金融機関の種類や役割について整理する、また金融機関の収益源について考察し、皆で議論していくこととしたい。 
13. 金融政策  金融政策について考察する。まずハイパワードマネー、マネーサプライ、信用創造といった内容を理解した上で、日本銀行の金融政策の運営方法について議論していくことにする。 
14. 金融における政府の役割  金融における政府の役割について議論していく。事前的な措置と事後的な措置とに分けて考えていくこととしたい。 
15. 前半のゼミのまとめ  前半で学んだことについて整理したい。 
16. 『東京金融センター戦略』の全体像の解説と報告者の割り当て  後半の最初の回でもあるので、前半の簡単な復習を行った後で、次に輪読する『東京金融センター戦略』の全体像を担当教員の方から解説する。また報告者の割り当てを行う。 
17. 各国の国際金融センターの規模  後半のゼミでは、東京を国際的な金融センターにするには、どのようにすればよいかについて皆で考えていく。その際、前半で学んだ金融の知識を十分に活かしながらゼミを展開していきたい。初回は、各国の国際金融センターの取引金額などのデータを日本のそれと比較してみたい。 
18. 日本におけるものづくりの重要性  日本はものづくりに秀でている。この日本のものづくりを発展させるという観点から、東京の国際金融センターの構想について考えていく。 
19. ロンドン市場  国際金融センターとして機能しているロンドン市場について、金融規制の観点等から考察していく。ロンドンは外国為替市場の取引が世界第1位であり、またデリバティブやユーロボンドの取引が非常に活発である。 
20. ニューヨーク市場  ニューヨークの国際金融センターとしての魅力について考察していく。巨大な株式市場や債券市場の存在、ヘッジファンド、金融商品開発能力の高さ、といったことに注意しながらみていくことにする。 
21. アジアの国際金融センターの動向  アジアの国際金融センターの現状について考えていく。上海は、国内の中国経済の高い成長力に支えられている。またシンガポールでは、国家戦略として金融を重要視している。これらのことについて学んでいく。 
22. 東京市場の現状と課題  日本の国際金融センターについて考察していく。株式市場、債券市場、為替市場の規模からみれば世界第4位近辺であるが、最近では同じアジアの国々と比較すれば、取引量の伸び率では及ばなく、東京国際金融センターは低迷している。このことについて、その理由を皆で考えてみる。 
23. 東京市場の活性化における政府の役割は何か  東京を国際金融センターとして機能させるためには、政府の政策及びその役割が重要となる。世界からの東京への期待は高い。では、どのような政策が可能なのかについて考えていこう。 
24. 金融商品開発  税制を含めた金融規制の観点から、東京の国際金融センター構想について考えていく。また魅力的なセンターにするために多様な金融商品を開発していくことの重要性についてもみていくことにしたい。 
25. 金融教育の重要性  国際金融センター化には、人材と金融の教育が重要である。この点について、学んでいくことにする。 
26. ものづくりの観点からみた東京金融センター  国際金融センター化を実現することで、そのことが、どのように国内のものづくりの産業に良い効果をもたらすのかについて考えていく。また金融とものづくりの循環した仕組みづくりの重要性についても考えていこう。 
27. レポート作成と報告  受講者各自に金融に関するテーマを選んでもらい、その調べた内容をA4で3~5枚程度にまとめてもらい報告してもらう。その報告内容について皆で議論し、担当教員の方から、より良い報告にするための指導も行う。 
28. レポート作成と報告  第27回の続きを行う 
29. レポート作成と報告  第27回の続きを行う 
30. 後半のまとめ  後半のゼミで学んだことがらについて整理したい。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 入門金融論  池尾和人  ダイヤモンド社 
2. 東京金融センター戦略  三菱総合研究所  日本経済新聞出版社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 金融入門(新版)  岩田規久男  岩波新書 
授業方法の形式
演習 
成績評価方法及び評価基準
クラスでの発言80%・レポート20%。課題(レポート等)については、講評、解説等を、受講者にメール送信する。3分の1以上の無断欠席については、欠格扱いとします。 
受講生へのメッセージ
このゼミは金融のゼミです。金融に興味のある人、将来、金融関係の仕事につきたい人、やる気のある人、是非、このゼミに来てください。大学生活を充実させるために、様々なイベントも行いたいです。大学生活を豊かにするために何かに打ち込んでください。そのことが将来、必ず、あなたの支えになるはずです。 
参考URL
1. 特になし。   
画像
ファイル
更新日時 2020/02/25 13:27


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