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科目名 専門ゼミナール1 
担当者氏名

伊藤 秀俊

全開講対象学科 経営学部経営学科
経営学部国際経営学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 通年 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-ゼミナール部門 
備考  



準備学習・事後学習
・授業の前提として課題テーマについて準備しておくこと。
・各回の授業計画で指定した範囲のテキストを事前に読んでおくこと。
・次回の授業範囲内容を予習し,専門用語の意味などを理解しておくこと。その上で,授業の復習を行うこと。その他新聞,雑誌,ニュース等で情報を収集して分析・整理しておくこと。準備・事後学習時間を合計4時間以上確保すること。 
履修上の留意
各自,自分で分析してみたい企業の経営状態などをデータベースのeol データベースや日経テレコムなどを利用して進んで資料蒐集し,それらを読み進めておくことが望ましい。 
授業の概要と目的
本授業はCP3およびDP2に該当する。
先ず,日本の主要な業界、 例えば自動車、 エレクトロニクス、 情報通信、 流通などの業界の現状について研究する。 それと並行して企業の成長性と倒産の危険性 (安全性)の分析や、 どのような商品を販売し、 どのような組織になっているのかなどについての研究も行っていきます。 こうした企業の経営や業界の現状分析を行っていくことを通じて、 広い視野から日本経済や企業経営の現状を分析し、 判断する能力及び表現する能力を養う。アクティブラーニングとして随時ディスカッション及びプレゼンテーションを行う。講義内容を補足し理解を深めるため,適宜,外部講師による講演を実施する場合もある。
(科目ナンバリングコード:経営BB21701、国際BI21801) 
サブタイトル
-企業の経営分析と業界研究- 
到達目標
企業の経営分析技法 (財務諸表の比率分析法) のマスターとプレゼンテーション能力の向上、および財務会計学の全般的理解ができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  本ゼミで研究していく内容について詳しく説明する。1年目では、個別企業の財務諸表を一定程度、読解できるようになり、成長性と安全性の分析ができるようになることを目標にする。 他方、財務会計学のテキストのレポーターの担当者を決定する。 
2. 班別編成と経営分析の手続の概要説明  ゼミ生の希望により、経営分析する企業並びにその業界研究を班別にグループ化し、各班毎に日常的に収集する分析資料を指示する。そのうえで、経営分析とは何か、そしてその手続の概要を説明する。 
3. 貸借対照表項目の内容-資産(1)(解説)  当座資産と棚卸資産の概念を説明するとともに、それぞれの資産に属する個別の勘定の内容を解説する。各班毎に収集した企業の貸借対照表を基に各企業の当座資産と棚卸資産を特定し、その内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
4. 貸借対照表項目の内容-資産(2)(解説)  有形固定資産と無形固定資産の概念を説明するとともに、各資産に属する個別の勘定の内容を解説する。各班毎に各企業の有形固定資産と無形固定資産の勘定科目を特定し、その内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
5. 貸借対照表項目の内容-資産(3)(解説)  投資その他の資産と繰延資産の概念を説明するとともに、各資産に属する個別の勘定の内容を解説する。各班毎に各企業の投資等と繰延資産の勘定科目を特定し、その内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
6. 貸借対照表項目の内容-負債(解説)  流動負債と固定負債に区分したうえで、それぞれに属する各勘定科目の内容を解説する。各班毎に流動負債と固定負債に属する勘定科目(各企業別に)の内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
7. 貸借対照表項目の内容-純資産(1)
(解説) 
純資産の部の内容を資本金、法定準備金、その他の剰余金に区分したうえで、資本金と法定準備金について解説する。各班毎に、各企業の資本金および法定準備金の内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
8. 貸借対照表項目の内容-純資産(2)(解説)  純資産の部のなかのその他の剰余金の内容を解説する。
各班毎に各企業のその他の剰余金の内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
9. 貸借対照表項目のまとめ(解説)  各班毎に、貸借対照表の資産、負債、資本の各内容と、それぞれに属する勘定科目の内容を理解するまでディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
10. 損益計算書項目の内容 (報告式)
(1)の解説 
報告式の損益計算書について、売上高から営業利益までの各項目を解説する。各班毎に、各企業の損益計算書について売上高から営業利益までの各項目の意味内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
11. 損益計算書項目の内容 (報告式)
(2)の解説 
報告式の損益計算書について、売上高から営業利益までの各項目を解説する。各班毎に、各企業の損益計算書について売上高から営業利益までの各項目の意味内容をディスカッションさせる。営業外収益から当期純利益までの各項目の意味内容をディスカッションさせる。予習・復習のこと。 
12. 成長性の分析(1)-総資本利益率の解説  成長性の分析に当たって、 先ず増収率や増益率の意味、またROEやROAといった株主・投資家の視点にとって重要な成長性の基本概念を解説する。そのうえで、総資本利益率の意義を解説する。予習・復習のこと。 
13. 成長性の分析(2)-2つの比率に分解 (解説)  総資本利益率を売上高利益率と総資本回転率に分解し、それぞれの比率が何を意味するのか、どうすれば比率を良くすることができるのか等について解説する。予習・復習のこと。 
14. 成長性の分析(3)-売上高利益率の分析の解説  売上高利益率の上昇あるいは低下の原因分析について解説する。売上高原価率、売上高販管費比率、売上高人件費比率などの売上高対各コストの比率から原因分析していくことを説明する。予習・復習のこと。 
15. 成長性の分析(4)-総資本回転率の分析の解説  総資本回転率が速くなっているかあるいは遅くなっているかの原因分析について解説する。有形固定資産回転率、棚卸資産回転率(および回転期間)、売上債権回転率(および回転期間)など各種資産の回転を分析する。予習・復習のこと。 
16. 安全性の分析(1)資本構成比率分析の解説  資本構成に関する比率分析を解説していく。具体的には、 資本金比率、自己資本比率、他人資本比率、借入金比率などの諸比率のもつ意義を解説しながら、計算の仕方を説明する。予習・復習のこと。 
17. 安全性の分析(2)静態比率の分析の解説  貸借対照表の静態比率の分析を解説していく。具体的には、現金比率、当座比率、流動比率、企業間信用比率、固定比率、固定長期適合率、負債比率などの意義を解説しながら、計算の仕方を説明する。予習・復習のこと。 
18. 安全性の分析(3)静態比率の分析の解説  貸借対照表の静態比率の分析を解説していく。具体的には、現金比率、当座比率、流動比率、企業間信用比率、固定比率、固定長期適合率、負債比率などの意義を解説しながら、計算の仕方を説明する。予習・復習のこと。 
19. 企業分析表の作成演習(1)-流動資産  各班毎に、各分析対象企業の貸借対照表に基づいて、過去5年間分の流動資産の各勘定科目毎の実額とその伸び率(変化率)を企業分析表に記入し、コメントを加える作業をさせる。各班毎にコメントを発表させる。予習・復習のこと。 
20. 企業分析表の作成演習(2)-固定資産他  (1)と同様の方法で、過去5年間分の固定資産について作業をさせる。さらに各班毎にコメントを発表させる。(プレゼンテーションの仕方についても指導を行う。)予習・復習のこと。 
21. 企業分析表の作成演習(3)-流動負債  (1)と同様の方法で、 過去5年間分の流動資産について作業をさせる。さらに各班毎にコメントを発表させる。(プレゼンテーションの仕方についても指導を行う。)予習・復習のこと。 
22. 企業分析表の作成演習(4)-固定負債  (1)と同様の方法で、過去5年間分の固定負債について作業をさせる。さらに各班毎にコメントを発表させる。(プレゼンテーションの仕方についても指導を行う。)予習・復習のこと。 
23. 企業分析表の作成演習(5)-純資産の部  (1)と同様の方法で、過去5年間分の純資産の部の各項目について作業をさせる。さらに各班毎にコメントを発表させる。(プレゼンテーションの仕方についても指導を行う。)予習・復習のこと。 
24. 企業分析表の作成演習(6)-P/L
(報告式) 
各班毎に、各分析対象企業の過去5年間分の損益計算書(報告式)に基づいて、売上高から営業利益までの各項目の実額とその伸び率(変化率)を企業分析表に記入し、コメントを加えさせ、プレゼンテーションも指導する。予習・復習のこと。 
25. 企業分析表の作成演習(7)-P/L
(報告式) 
(6)と同様の方法で、過去5年間分の損益計算書の営業外収益から当期純利益までの各項目について作業をさせ、さらに各班毎にコメントを発表させる。(プレゼンテーションの仕方についても指導を行う。)予習・復習のこと。 
26. 企業分析表の作成演習(8)-総資本利益率他  各班毎に、各分析対象企業のデータベースに基づいて、総資本経常利益率、売上高経常利益率、総資本回転率、総資本営業利益率、自己資利益率の各比率を過去5年間分について算出し、コメントをプレゼンテーションさせる。予習・復習のこと。 
27. 企業分析表の作成演習(9)-成長性分析  (8)と同様の方法で、売上高利益率の変化の原因分析を行う。具体的には、売上高原価率、売上高販管費率、営業収支差損益率、売上高人件費率、売上高減価償却費率などを算出し、コメントをプレゼンテーションさせる。予習・復習のこと。 
28. 企業分析表の作成演習(10)-成長性の分析  (8)と同様の方法で、総資本回転率の変化の原因分析を行う。具体的には、有形固定資産回転率、売上債権回転期間、棚卸資産回転期間、買入債務回転期間などを算出し、 コメントをプレゼンテーションさせる。予習・復習のこと。 
29. 企業分析表の作成演習(11)-安全性の分析  (8)と同様の方法で、資本構成に関する諸比率を過去5年間分について算出し、各班毎にコメントを加えさせ、さらにプレゼンテーションを行わせて指導する。予習・復習のこと。 
30. 企業分析表の作成演習(12)-安全性の分析  (8)と同様の方法で、静態諸比率を過去5年間分について算出し、各班毎にコメントを加えさせ、さらにプレゼンテーションを行わせて指導する。復習のこと。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 新財務会計学(第5版)  伊藤秀俊著  創成社 
2. 新版 入門 経営分析(第2版)  倉田三郎他 著  同文館出版 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 追って指示します。      
授業方法の形式
演習 
成績評価方法及び評価基準
単独による企業分析レポート(提出物と口頭発表)50%,単独による業界分析レポート(提出物と口頭発表)50% 
受講生へのメッセージ
ゼミナールは、講義を行う場ではなく、学生自らが主体的に討議を行い、分析や研究の成果をプレゼンテーションする場であると位置づけています。したがって、受け身の姿勢ではなく、自発的に進んで自ら研究課題に取り組んだり、問題解決のために努力する姿勢が要求されます。こうした姿勢を自覚することができるようになれば、将来どんな道に進んでも必ず自分で納得できる人生を歩むことができるはずです。ますます不安定な社会の中で生きていくことを余儀無くされる今日だからこそ、ゆるぎない自分の生き方を模索する必要があると思います。 
参考URL
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更新日時 2020/02/25 09:52


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