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科目名 企業法3 
担当者氏名

松田 真治

全開講対象学科 法学部法学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育科目-企業・社会法部門 
備考 学生便覧に基づき全体として講義時間の2倍程度の事前・事後学習が必要です 



準備学習・事後学習
テキストを中心とした講義であるため、1.テキストを事前に読んでおくこと、2.講義中に出た疑問点(ノートやテキストに書き込む)について検討すること、が時間外学習の核となろう。また、課題(成績評価の50%)を出すので、それに取り組むことになる。

課題・定期試験の双方に関して、Webclassで解説と講評を行う。 
履修上の留意
本講義は、テキストを中心とした講義であるから、テキストとノートは必携である。

手形法は債権総論の「債権譲渡」の応用分野であるから、民法2を修得している方が望ましく、また、民法総則の「意思表示」「代理」「時効」の知識(民法1)が必要である。もっとも、一応復習しながら講義は行うので、修得していることは履修の要件ではない。 
授業の概要と目的
本講義では、主として、手形法・小切手法について学ぶ。手形法は、古くからの議論の積み重なりがあり、学説も多様である。本講義では、民法改正に対応したテキストの中から一冊を選び、それを手形法学という森に迷わないための道しるべとして、講義を行う。また、手形・小切手以外の支払決済手段に関するルールについても扱うこととしたい。電子マネーやクレジットカードなどの身近な支払決済手段の法的側面について、考えることも本講義の目的である。(科目ナンバリングコード:LL31601)本授業はCP2およびDP2に該当する 
サブタイトル
支払決済法 
到達目標
1.手形・小切手の利用方法を身につける(具体的には、全銀協のパンフレットの内容を理解できる程度)

2.手形法の基礎知識を修得する。

3.振込・電子マネー・デビットカード・クレジットカード等の基礎知識を修得する。

4.手形法上の諸問題に関して、論述することができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  本講義の全体像について、説明する。成績評価方法や勉強方法についても言及する。 
2. 手形小切手とは?  手形小切手の使い方を学ぶ 
3. 第1編 総論

第1章 手形・小切手の意義・法的構造 
約束手形/為替手形/手形の裏書/小切手 
4. 第2章 手形・小切手の経済的機能と銀行取引  支払の手段/信用の手段/送金・取立の手段 
5. 第3章 有価証券  有価証券とは何か/権利行使・権利譲渡・権利の存在及び内容に関する証券の意義 
6. 第2編 手形行為

第4章 手形行為の意義と特性 
手形行為の意義/手形行為の特性 
7. 第5章 手形行為の成立要件  署名/手形の交付 
8. 第6章 手形行為の有効要件  手形権利能力・手形行為能力・手形行為と公序良俗違反 
9. 第6章 手形行為の有効要件  意思表示に関する民法の規定 
10. 第7章 他人による手形行為  他人による手形行為の方式/実質的要件 
11. 第8章 無権代理と偽造  無権代理/偽造 
12. 第8章 無権代理と偽造  表見代理 
13. 第3編 約束手形

第9章 振出 
振出の意義および効力/基本手形/手形要件 
14. 第10章 白地手形・手形の変造  白地手形の意義/白地補充権 
15. 第10章 白地手形・手形の変造  変造 
16. 第11章 裏書  約束手形の譲渡/譲渡裏書の効力 
17. 第11章 裏書  裏書の連続 
18. 第12章 善意の手形取得者の保護  抗弁の制限と手形抗弁/物的抗弁 
19. 第12章 善意の手形取得者の保護  人的抗弁 
20. 第12章 善意の手形取得者の保護  善意取得 
21. 第13章 特殊の裏書  特殊の譲渡裏書/特殊の裏書 
22. 第14章 手形の支払  支払呈示/支払方法/振出人の免責/支払猶予 
23. 第15章 遡求  遡求の要件など 
24. 第16章 手形保証・隠れた保証のための裏書  手形保証 
25. 第17章 時効・利得償還請求権・除権決定・手形訴訟  時効/利得償還請求権/除権決定/手形訴訟 
26. 補論 手形に代わる信用手段  一括決済方式/電子記録債権 
27. 補論 預金取引  振込(※教科書にありません) 
28. 補論 電子マネー・デビットカード  電子マネー/デビットカード(※教科書にありません) 
29. 補論 クレジットカード  クレジットカード(※教科書にありません) 
30. まとめ  支払決済法分野のまとめを行う 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 基本講義手形・小切手法 第2版  早川徹  新世社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 動物たちと学ぶ手形・小切手のはなし  一般社団法人全国銀行協会  一般社団法人全国銀行協会 
2. 手形小切手判例百選〔第7版〕  神田秀樹=神作裕之(編)  有斐閣 
3. 支払決済法〔第3版〕手形小切手から電子マネーまで  小塚荘一郎=森田果  商事法務 
授業方法の形式
講義方式 
成績評価方法及び評価基準
課題(50%)、定期試験(50%)

課題は、到達目標1・2をクリアできているかを評価するために行う。また、定期試験では、到達目標3に関する基礎的問題(10%)と、到達目標4を評価するための論述問題(40%)を出題する。 
受講生へのメッセージ
 「宗教じゃないんだから、どっかの先生の学説を全部信じたら手形法がわかるなんてことはあり得ませんよ。自分の頭で考えはじめたときがはじめて学問のスタートです。『人間は考える葦』なんですから。」奥島孝康=高田晴仁(編)『人間ドラマから手形法入門』(日本評論社、1999年)86頁〔倉澤康一郎〕 
参考URL
1. https://www.zenginkyo.or.jp/education/free-publication/ 全国銀行協会 
2. https://www.densai.net/ でんさいネット 
画像
ファイル
更新日時 2020/02/17 13:29


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