シラバス参照

科目名 西洋法制史 
担当者氏名

野上 博義

全開講対象学科 法学部法学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育科目-基礎法学関係部門 
備考 学生便覧に基づき全体として講義時間の2倍程度の事前・事後学習が必要です 



準備学習・事後学習
準備としては、前回の講義を思い起こし、その時に配られた講義プリントに目を通しておくことだが、重要なのは、事前学習よりもむしろ事後学習であり、講義後、聴いたことを振り返り、関心をひいたことや疑問に思ったことを整理し、下に挙げた参考文献や図書館にある多くの本にあたって、自分で調べてみること。

定期試験については、試験終了後、解説のペーパーを研究室で配布する。 
履修上の留意
この「西洋法制史」講義は、古代から中世にかけてのヨーロッパ法の歴史がテーマであり、 その後の発展は同じく私が担当する後期の講義「比較法」で取り扱う。この二つを合わせて、古代から現代までカバーする通常の「西洋法制史」となる。興味のある方はこちらもどうぞ。 
授業の概要と目的
紀元前5世紀から紀元後6世紀まで1000年間の古代ローマ法の歴史、5世紀以降のヨーロッパ中世社会を作り上げたゲルマン法の構造、 近代家族制度と刑法の骨格となるキリスト教の法思想、この三つについて時代を追って話を進める。(科目ナンバリングコード:LL31202)本授業はCP2およびDP2に該当する 
サブタイトル
日本を含む世界の近代法のモデルとなったヨーロッパ法について、その原点を考える。 
到達目標
歴史の勉強は、視野を広げ、 知性を豊かにするためにある。多面的なものの見方に親しむこと。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ヨーロッパ法の歴史概観  ヨーロッパ法は何故、日本やさまざまな国の法のモデルになったのか。その理由について 
2. ローマ法の形成(1)  紀元前5世紀、ローマ最初の成文法、 十二表法の作成について 
3. ローマ法の形成(2)  十二表法の内容、特に裁判について 
4. ローマ法の形成(3)  十二表法の内容、特に財産について 
5. ローマ法の形成(4)  十二表法の内容、特に家族制度について 
6. ローマ法の形成(5)  十二表法の内容、特に不法行為について 
7. ローマ法の発展(1)  ローマの発展と、十二表法の解釈による、法創造について 
8. ローマ法の発展(2)  紀元前3世紀の地中海世界の変容、特にポエニ戦争について 
9. ローマ法の発展(3)  法務官の裁判による、ローマ法の発展について 
10. ローマ法の発展(4)  古代的市民法から、ローマ的万民法への変容について 
11. ローマ法の完成(1)  紀元前1世紀、共和政の終焉と、ローマ帝国(元首政)の誕生について 
12. ローマ法の完成(2)  古代ローマにおける法律学の誕生と、学説法について 
13. ローマ法の完成(3)  6世紀、東ローマ帝国における「ローマ法大全(ユスティニアヌス法典)」の編纂について 
14. ローマ法の完成(4)  現代に残る「ローマ法格言」について 
15. ゲルマンの社会と法(1)  民族移動前のゲルマンの社会について 
16. ゲルマンの社会と法(2)  ゲルマンの裁判、特に「神判」について 
17. ゲルマンの社会と法(3)  ゲルマンの裁判、特に「裁判決闘」について 
18. ゲルマンの社会と法(4)  ゲルマンの刑罰について 
19. ゲルマンの社会と法(5)  ゲルマンの法典、特に「サリカ法典」について 
20. 中世の社会と法(1)  「中世」という時代について 
21. 中世の社会と法(2)  ヨーロッパ封建社会の構造について 
22. 中世の社会と法(3)  ヨーロッパ「封建国家」の特質、特に近代国家との比較について 
23. 中世の社会と法(4)  中世法の考え方と、その現実について 
24. 目で見る中世法  スライドによる中世法紹介 
25. キリスト教と法(1)  初期のキリスト教会と、ローマ社会、ゲルマン社会の関わりについて 
26. キリスト教と法(2)  キリスト教的自然法と、フランク王国における社会変革について 
27. キリスト教と法(3)  キリスト教における「罪と罰」について 
28. キリスト教と法(4)  キリスト教の女性観、特に「肉体」としての人間の捉え方について 
29. キリスト教と法(5)  キリスト教の結婚観、特に9世紀の「結婚の神聖化」について 
30. キリスト教と法(6)  「魔女裁判」について 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 使用せず     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 概説西洋法制史  勝田有恒他  ミネルヴァ書房 
2. 盗まれた手の事件  J=P・ボー(野上博義訳)   法政大学出版局 
3. リーガル・マキシム  吉原達也他編  三修社 
4. ローマ法の基礎知識  柴田光蔵  有斐閣 
5. ローマ法案内  木庭顕  勁草書房 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
レポート100% 
受講生へのメッセージ
大学生として当然の受講マナーを求める。 遅刻は10分まで・途中退室の禁止 (完全退室は自由)・講義中の私語とスマホ使用の禁止。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2020/07/03 10:56


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