シラバス参照

科目名 基礎演習2 
担当者氏名

松田 真治

全開講対象学科 法学部法学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分  
学期・曜日・時限  
部門 専門教育科目-演習部門 
備考 学生便覧に基づき全体として講義時間の2倍程度の事前・事後学習が必要です 



準備学習・事後学習
テキストを事前に読むだけではなく、Wordでブックレポート型レジュメを作成する(作成の仕方は第1回に教える)。また、レポートに取り組むことになる。

レジュメ・レポートについては、適宜コメントを行う。 
履修上の留意
テキスト(本体価格840円)を購入する必要がある。できれば、第1回までに入手しておくことが望ましい。次に、授業時間外の学習が必須である。具体的には、テキストをレジュメにしながらまとめていく作業を毎週行うことになる。アウトプットを前提としなければ、インプットの効率も悪い(ただ読まされただけでは身につかないという経験をしたことはないか?)。そのため、Wordを使える環境下にあることが望ましい(そのうちゼミやら就活やらでPCが必要になろうから、買った方がよいように思うが、予算制約の問題もあろうから、大学で作成してもよい。)。 
授業の概要と目的
本演習には、二つの目的がある。第一の目的は、小塚荘一郎『AIの時代と法』(岩波書店、2019年)を、各受講生がレジュメを作成しながら読み進めることにより、AIの時代が法にどのような影響を与えるかを知ることである。第二の目的は、関連文献を用いて、各受講生が関心のある分野についてレポートを作成することにある。本演習を契機に、現行法を学ぶ意義(例えば、自動運転車の事故の賠償責任問題を深めるためには、不法行為の講義を受けた方がいいな)を見出すことができれば、より良いであろう。(科目ナンバリングコード:LL11102)本授業はCP3およびDP1に該当する 
サブタイトル
小塚荘一郎『AIの時代と法』(岩波書店、2019年)を読む 
到達目標
1.AIとデータが法の世界にもたらす問題を認識することができる

2.関心のあるテーマについて、関連文献を用いてレポートを作成することができる 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. イントロダクション  自己紹介/アイスブレイク/ブックレポート型レジュメの作成方法 
2. 第1章 デジタル技術に揺らぐ法  1 デジタル技術と人間の能力の拡張

2 法制度に対する期待と不満 
3. 第2章 AIとシェアリング・エコノミー―利用者と消費者の間  1 消費者がモノを持たない時代

2 AIの間違いと暴走

3 責任の所在―メーカー・売り手・プラットフォーム 
4. 第3章 情報法の時代―「新時代の石油」をめぐって  1 プライバシー対「データの活用」

2 誰のプライバシーか

3 情報法の構造 
5. 第4章 法と契約と技術―何が個人を守るのか  1 AIに関する原則と「コード」の支配

2 縮小する「法の領域」

3 間違わないAIの問題 
6. 第5章 国家権力対プラットフォーム  1 仮想通貨は国家を壊すか

2 デジタル版の「新国際経済秩序」

3 法を執行する「コード」と権力に対抗する「コード」 
7. 第6章 法の前提と限界  1 スマートコントラクトと近代法

2 社会を守るガバナンス 
8. レポートの作成方法  レポートの作成方法について学ぶ 
9. 各受講者がテーマを報告  各受講者が残りの数回でレポートを作成することになるが、そのテーマとレポートの構成を報告する。 
10. レポート指導1  レポート作成段階での質疑応答/ピアレビュー(後掲・カフェパウゼ参照) 
11. レポート指導2  レポート作成段階での質疑応答/ピアレビュー 
12. レポートからレジュメへ  レポートを提出してもらう。また、そのレポートを前提に、レジュメで報告してもらう(次回)ので、レジュメを作成する。 
13. 個別報告  レジュメに基づいて、報告を行う。 
14. 個別報告  レジュメに基づいて、報告を行う。 
15. まとめ  全体的な講評や、今後の履修アドバイス(関連科目の説明)を行う 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. AIの時代と法  小塚荘一郎  岩波書店 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. カフェパウゼで法学を  横田明美  弘文堂 
2. ロボット・AIと法  弥永真生=宍戸常寿(編)  有斐閣 
3. AIがつなげる社会―AIネットワーク時代の法・政策  福田雅樹ほか  弘文堂 
授業方法の形式
演習 
成績評価方法及び評価基準
ブックレポート型レジュメ(60%)・個別テーマレポート&レジュメ(40%) 
受講生へのメッセージ
この演習で得た知見をもとに、法学の講義において「これからの時代にもこの議論は妥当するか」と自問することができれば、それはもはや研究の領域に踏み込めたと自信をもってよいであろう。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2020/01/24 18:52


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