シラバス参照

科目名 英語科教育法Ⅰ 
担当者氏名

藤原 康弘

全開講対象学科 外国語学部国際英語学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門基幹科目 
備考  



準備学習・事後学習
平易な英語で書かれた応用言語学の入門書,Cook(2003)の配当箇所を必ず予習してくること。なお,当書に示された内容をupdateするために,授業時には適宜プリントを配布する。毎回、授業時間の2倍の自学自習をすること。 
履修上の留意
特になし 
授業の概要と目的
いわゆる「グローバル化」の時代、国際共通語としての英語(English as a lingua franca: ELF)の重要性は高まりつづけている。本講義では、上記のような社会的視座をふまえて言語や言語教育を考察する応用言語学の視点により、現代に至るまでの英語教授法とその歴史的、理論的背景の解説を行う。とりわけ日本の英語科教育に影響を与えたオーラル・アプローチ(Oral Approach)、ナチュラル・アプローチ(Natural Approach)、コミュニカティブ言語教育(Communicative Language Teaching: CLT)、タスク中心教授法(Task-based Language Teaching: TBLT)などに焦点を当てる。それらを通して、英語教授法における理論と実践の基本的な理解を深めることを目的とする。
(ナンバリングコード:FE21307) 
サブタイトル
到達目標
授業のテーマは現代社会における英語の使用実態とそれをふまえた英語教授法の歴史と理論である。また、到達目標は英語教育の理論と実践の基本について理解することである。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  本授業の概略,および授業運営と評価方法に関する説明を聞く。 
2. イントロダクション  応用言語学が射程とするさまざまな分野について理解を深める。 
3. 規範と記述(「正しさ」の捉え方)  言語の「正しさ」の捉え方の主要なアプローチについて理解を深める。 
4. 現代社会における言語 (1)(「母語話者」の妥当性)  第二言語習得における「母語話者」の妥当性について意見を交換する。 
5. 現代社会における言語 (2)(国際英語論(EIL/ELF)と諸英語論(World Englishes))  国際英語論(EIL/ELF)と諸英語論(World Englishes)の台頭とその影響について理解を深める。 
6. 英語教授法 (1)(オーラル・アプローチ/直接教授法(Direct Methods))  行動主義理論やその理論を背景とした教授法であるオーラル・アプローチ/直接教授法(Direct Methods)について理解を深めるとともに実際に体験する。 
7. 英語教授法 (2)(ナチュラル・アプローチ/全身反応法(TPR))  インプット仮説を背景とした教授法であるナチュラル・アプローチ/全身反応法(TPR)について理解を深めるとともに実際に体験する。 
8. 英語教授法 (3)(コミュニカティブ言語教育(CLT) /タスク中心教授法(TBLT))  機能主義言語学やさまざまなSLAの理論を背景とした教授法であるコミュニカティブ言語教育(CLT) /タスク中心教授法(TBLT)について理解を深めるとともに実際に体験する。 
9. 言語習得における主要な仮説(インプット、インタラクション、アウトプット)  インプット、インタラクション、アウトプット仮説について理解を深める。 
10. 言語とコミュニケーション (1)(言語/コミュニケーション能力の枠組み)  言語/コミュニケーション能力の枠組みについて学ぶ。 
11. 言語とコミュニケーション (2)(コミュニケーション能力の捉え方の変遷)  コミュニケーション能力の捉え方の変遷について学ぶ。 
12. コンテクストと文化(多文化主義から複文化主義へ)  主としてヨーロッパ諸国で発展してきた言語の捉え方である多文化主義、および複文化主義について理解を深める。 
13. 応用言語学における新たな方向性 (1)(第二言語習得研究(SLA)/他)  応用言語学における新たな方向性について学ぶ(第二言語習得研究(SLA)/他) 
14. 応用言語学における新たな方向性 (2)(コーパス言語学/データ駆動型学習(DDL)/他)  応用言語学における新たな方向性について学ぶ(コーパス言語学/データ駆動型学習(DDL)/他) 
15. まとめとディスカッション  またこれまでの学びを振り返り、各自の学習目標の達成度合いを確認し、次の英語科教育法IIにつなげる。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. Applied Linguistics  Cook, G.  Oxford University Press 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ことばの力学-応用言語学への招待  白井恭弘  岩波書店 
2. 英語教育用語辞典  白畑知彦・村野井仁・若林茂樹・富田祐一  大修館書店 
3. 新編 英語教育指導法辞典  米山朝二  研究社 
4. 学習指導要領(小学校・中学校・高等学校)     
授業方法の形式
講義、討論、演習、発表 
成績評価方法及び評価基準
1. 定期試験(知識・理解:70%)、2. レポート(思考・判断:20%)、3. 積極的授業参加(関心・意欲: 10%)、以上、3点により総合的に評価する。 
受講生へのメッセージ
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2019/03/14 16:28


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