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科目名 基礎演習Ⅱ 
担当者氏名

藤原 康弘

全開講対象学科 外国語学部国際英語学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-ゼミナール科目群 
備考  



準備学習・事後学習
全回の授業に出席し、演習に関して事前に出された課題は必ず取り組んで授業に臨むこと。授業中に展開される多様なアクティビティやタスクには積極的に取り組むこと。授業で学んだアカデミックスキルや調査に関する基礎的知識は自主的に振り返りをおこない、スキルの実践となる事後の課題には真面目に取り組み、課題提出は期限厳守で行うこと。毎回、授業時間の2倍の自学自習をすること。 
履修上の留意
以下に示す授業内容は、外国語学部で開講されるすべての「基礎演習II」において共通して取り組む事項を上げたものにすぎません。これらの内容が、実際にどのような順番で、またどのような方法で取りあげられるかは、担当する教員によって異なります。また、以下に示す複数の内容が組み合わされて取りあげられる場合もあります。従って、実際の授業の進め方に関しては、最初の授業で教員の説明をよく聞いてください。 
授業の概要と目的
大学で必要とされる能力やアカデミックスキルを、文献や現場における調査、発表、討論などを通じて身につけるとともに、多様な考え方や物の見方があることを学びます。フィールドワークに関する基礎的知識を身につけ、課題の発見とその解決の方法を見出すことを支援します。必要に応じてアドバイスを受けながら、主体的に学ぶ力を身につけ、自律学習の基礎的な力を身につけることを目的としています。
(ナンバリングコード:FE11502) 
サブタイトル
大学で必要とされるアカデミックスキル及び課題発見・解決能力の修得 
到達目標
テーマの設定/資料の検索と収集の方法/参考文献の批判的読み方/資料を要約する仕方/調査の方法/データ収集と分析/討論の仕方/レポート・論文の作り方/発表(プレゼンテーション)の仕方などに関する基礎的な能力 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 授業のオリエンテーション  授業の概要を説明するとともに、この授業の全体的な進め方や評価の方法などを解説します。 
2. テーマを設定する  「問い」を見つけることから始まり、その問いを学問的「問い」へと変え、研究テーマを設定する方法を学びます。英語教育における今日的なテーマ(例:小学校英語教育の是非、「英語による英語の授業」の是非、文法教育や誤り訂正の効果など)を取り上げ、文献収集を行います。

研究倫理として「研究成果の発信と公共性・ネット配信上の注意」も学びます。 
3. テーマに関し批判的読解をする  グループで選定したテーマに関した文献を探し、読み進めます。文献の読解においては、まず文献の性格を見極め、それを的確に読み、さらに解釈するといった批判的読解(クリティカル・リーディング)の方法を学びます。内容の要約と検証を行い、その結果をクリティカル・レビュー(書評)としてまとめてみます。

研究倫理として「剽窃という犯罪など研究上の不正行為」も学びます。 
4. テーマに関する討論と課題の抽出  グループごとに、各自が読解した文献を踏まえた簡単な発表をし、基礎知識や基本情報を共有するとともに、討論を通じてテーマに関する新たな課題を発見し、課題を明らかにするためのポイントを提案します。 
5. 情報整理の方法を学ぶ  テーマに関して、各自が収集した情報を体系的に整理する手法として、研究ノートや情報カードなどの作成、KJ法やマインドマッピング法などについて学びます。そのような手法を活用しながら情報を整理します。 
6. 基本的な調査の方法を学ぶ(1)  外国語教育研究における多様な調査の特性と方法について学びます。文献調査、質問紙調査、聞き取り調査、ネットの調査、授業分析、テクスト(コーパス)分析、テスト、また関連する各種統計的手法など、各グループが選定した研究の目的に応じて活用するやり方の理解を深めます。

研究倫理として「ネット情報、フリー百科事典や匿名性の問題」も学びます。 
7. 基本的な調査の方法を学ぶ(2)  前時で取り扱う多様な社会調査の方法やその長所と短所について学びを深めます。 
8. 調査結果の分析と考察  適切な調査方法を用いて収集した情報やデータを分析し、その結果を考察していきます。グループごとに、各自が調査した資料やデータを踏まえた簡単な発表をし、討論を通じて研究課題に関する考察を深めていきます。 
9. 研究成果の発表方法を学ぶ(1)  研究のアウトプットの形式として、口頭発表、文章による発表(レポート、小論文など)、その他の発表方法(ウェブ文書など)に関する基本的なスキルと重要性について理解します。レポートと感想文との違いを認識し、客観性や独自性の重要性を学びます。

研究倫理として「発表に際して最低限守るルール」も学びます。 
10. 研究成果の発表方法を学ぶ(2)  研究成果を伝える方法として、論旨が飛躍することなく、全体の構成や文章が明晰で、かつ論理的な展開で結論を導くことの重要性を学びます。必要に応じて、レポートやプレゼンテーションの作成に必要なデジタル情報技術も身につけます。 
11. 研究発表の計画を立てる  それまでの参考文献・関連資料の収集やグループ内での討論を踏まえ、グループの発表の構想を練り、発表資料(スライドやレジュメなど)の作成や発表に関する分担を決めます。 
12. 研究発表会(1)  各グループの調査結果の発表をします。 
13. 研究発表会(2)  各グループの調査結果の発表をします。 
14. 論文・レポートをまとめる  レポートの基本的構成やレポート作成の基本原則について学びます。文献の参照および引用の仕方など、レポート作成の基本的なルールについても理解していきます。レポートの書き方について、テキストに付随している書式の手引きを参照しながら、文献表記の方法についても具体的な事例を挙げながら学んでいきます。

研究倫理として「出典の欠落や不正確な引用・孫引きの問題」も学びます。 
15. 学期の振り返りと2年次に向けた学習計画  研究調査及び研究発表の結果を踏まえ、論文の作成様式に基づいて小論文をまとめてもらいます。
またこれまでの学びを振り返り、各自が設定した学習目標の達成度合いを確認し、次年度以降の学習計画と目標設定を行います。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. これからの英語教育の話をしよう  藤原康弘・仲潔・寺沢拓敬  ひつじ書房 
2. アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門  佐藤望編著  慶應義塾大学出版会 
参考文献
授業方法の形式
演習 
成績評価方法及び評価基準
平常点(発言頻度20%、授業態度20%)と発表・レポート(60%)の合計で評価する。授業回数の3分の1を超えて欠席した場合は欠格とする。 
受講生へのメッセージ
前期の基礎演習Iで学んだ知識や課題解決のための手法を踏まえて、本基礎演習Ⅱでは英語教育に関わる問題を一つ設定し、情報を収集し、学問的に迫り、その結果を他人に伝える能力を高めていきます。1つは、グループ討議を踏まえて、口頭発表という形式での調査結果の効果的な伝え方を学んでいきます。もう1つは、小論文という文章形式での研究成果のまとめ方を学びます。どちらも、本学での今後の学びにおいて重要であるとともに、留学した場合、海外の大学では必須のアカデミックスキルとなりますので、しっかり修得してください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2018/12/25 21:55


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