シラバス参照

科目名 日本社会史 
担当者氏名

伊藤 俊一

全開講対象学科 人間学部人間学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-社会・教育系 
備考  



準備学習・事後学習
指示された文献や授業で配布するプリントを事前・事後に読んでおくこと。各回の授業の内容を振り返り、指示された課題に取り組むこと。毎回、授業時間の2倍の自学自習をすること。 
履修上の留意
授業の概要と目的
本科目はカリキュラムポリシー②に位置する。

日本の中世は、古代の中央集権的な国家と一元的な氏族制社会の解体の中から、荘園制・主従制を軸とした独自の社会体制を作り上げた。この社会は現代の我々から見ると一見特異ではあるが、国民国家の解体や帰属集団の多様化など、今後想定される社会・国家の激変を考えると参考になるところが多いはずである。この講義では中世社会の形成過程とその変化を跡づけながら、その性格を把握することを目的とする。(科目ナンバリングコード:HH31202) 
サブタイトル
日本の中世社会 
到達目標
日本の中世社会の構造と性格を理解して社会体制の多様さを体得し、今後の社会の変化について多元的に考える思考を身につける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. はじめに  講義の趣旨、進め方について解説する。 
2. 古代社会の行き詰まり  10世紀に顕著となった口分田の荒廃など、古代社会の行き詰まりについて解説する。 
3. 摂関期の国政改革  自立的な農業経営者である田堵を活用した摂関期の国政改革について解説する。 
4. 院政期の転換  白河上皇・鳥羽上皇とその近臣らによる王家領荘園の設立により、中世的な領域型荘園と「職の体系」が形成されたことを解説する。 
5. 荘園と在地領主  荘園の現地で開発と経営にあたった在地領主の活動について具体的に明らかにする。 
6. 平氏政権と荘園制  平氏政権がなぜ生まれ、そして解体していったかについて、荘園制の問題を中心に考える 
7. 鎌倉幕府と主従制  源頼朝の挙兵と反乱軍としての板東の掌握により、敵方所領没収・給与という封建制の基礎が生まれたことを解説する。 
8. 鎌倉幕府と中世国家  源頼朝への平家没官領の給与と、律令的官職への任官により、頼朝とその家人集団が中世国家の体制の中に組み込まれていったことを述べる。 
9. 権門体制と中世国家  中世には公家や寺社にも主従制的な関係が生まれていったことを解説し、武家と合わせた諸権門による役割分担、相互依存の体制である権門体制が生まれたことを述べる。 
10. 荘園の世界  中世荘園の具体像について、現在に残る荘園の遺構を紹介ながら明らかにする。 
11. 中世後期への動き  貨幣経済の浸透、「悪党」の活動など、鎌倉時代末期の荘園制に生じた変化について述べる。 
12. 南北朝内乱と荘園制  南北朝の内乱によって荘園制と権門体制がどのような変化を被ったかについて解説する。 
13. 室町期の荘園制  南北朝の内乱を克服した室町期の荘園制の構造について解説する。 
14. 応仁の乱  応仁の乱は中世社会の解体の始まりだった。この乱が中世社会に与えた影響について解説し、その後の地域権力の時代を展望する。 
15. まとめ  これまでの授業で学んだことについて、総括を行う 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 使用しない     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 講義中に指示する     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
授業中に指示する課題40%、定期試験60% 
受講生へのメッセージ
過去に今とは別の社会があったことへの想像力、これから今と別の社会になることへの想像力を働かせましょう。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2019/02/06 15:03


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