シラバス参照

科目名 応用生物化学概説 
担当者氏名

前林 正弘

加藤 雅士

志水 元亨

氏田 稔

奥村 裕紀

湊 健一郎

林 利哉

長澤 麻央

天野 健一

松儀 真人

山口 秀明

濱本 博三

全開講対象学科 農学部応用生物化学科
年次 1年次 
クラス C・D 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
予習としては、農学部のパンフレットやホームページを利用して、応用生物化学科の概要や各研究室で進められている研究に関する予備知識を得ておくことが望ましい。復習としては、講義で聴いた内容をもう一度思い起こし、未理解のものについては調査するなどして理解を深めるように努めてほしい。毎回講義時間の2倍の自学自習をすること。 
履修上の留意
応用生物化学概説では、本学科の12名の教員がオムニバス形式で講義を行う。初回は学科長が本学科のオリエンテーションを兼ねて教員の紹介と学科全体の説明を行う。2回目以降は各教員がそれぞれの活動を平易に解説するので、この講義を通して応用生物化学科の活動の概要を把握してほしい。 
授業の概要と目的
本講義は、新入生に応用生物化学科の専門分野である生命科学分野、食品科学分野、分子化学分野および生物制御科学分野を紹介して理解を深め、応用生物化学科生としての意識と勉学意欲の向上を図ることを目的としている。この講義では、応用生物化学科全教員が毎回交代し、それぞれの経験と立場から、応用生物化学諸分野の発展と現状、研究の今日的話題、あるいは各研究室の研究内容などをわかりやすく概説する。本科目は、DP2および3に位置する。
(科目ナンバリングコード:AB11101) 
サブタイトル
応用生物化学諸分野の概要を学ぶ。 
到達目標
大学入学直後の学生に所属学科の教育・研究内容を理解させ、本学科において勉学する上でのモチベーションの高揚と化学実験や専門実験の際の心構えを身に付ける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 4月4日 応用生物化学科教員  オリエンテーションおよびこれから様々な実験を行うにあたり重要になる研究倫理に関する説明、安全に実験を行なうための諸注意などを行う。 
2. 4月11日 松儀 真人  「キラル環境下での分子間相互作用」:生命現象は絶え間ない化学反応が基盤となり営まれている。生体は光学活性分子により構成されているので、キラル分子間の相互認識は生体内化学反応を理解する上で重要な概念となる。本講ではこのキラル分子間の相互認識について概説する。 
3. 4月18日 奥村 裕紀  「タンパク質を研究する」:ほとんどの生命現象は、様々なタンパク質が適切な場所で、適切な時期に、適切な働きをすることによって、維持されている。タンパク質が遺伝情報を元に合成され、機能し、役目を終えるまでの過程を、新旧のタンパク質機能研究法とともに概説する。 
4. 4月25日 氏田 稔  「食品バイオテクノロジー」:バイオテクノロジーとは生物の機能を有効利用・応用した産業技術であり、現在も発展を続けている。機能性食品の開発など、食品分野における最新のバイオテクノロジーについて概説する。 
5. 5月2日 志水 元亨  「ポストゲノム研究と生命科学」:近年、ヒトをはじめ様々な生物の全ゲノム解析が完了し、それらのゲノム情報を利用したポストゲノム時代に突入している。ポストゲノム解析(特にトランスクリプトミクス、プロテオミクス、メタボロミクス)について説明し、さらにそれらによって何ができるのか分かりやすく概説する。 
6. 5月9日 山口 秀明  「自然由来農薬成分の抗がん活性」:自然由来の成分中には農薬として知られるものがあるが、その中には抗がん作用を有するものなどがある。近年、これら農薬の多機能性生理活性物質としての作用が明らかになりつつあり、本講義においては、これら成分による中枢神経系のがんに対する制がん効果やその作用機序を概説する。 
7. 5月16日 湊 健一郎  「バイオ研究のための化学」:バイオ研究の基礎には化学があります。つまりバイオ研究の対象となる現象のほとんど全ては、「化学反応」に起因するということである。この「化学反応」について、「現象」というマクロの世界を「分子の動き」というミクロの視点から概説する。 
8. 5月23日 中間まとめ
(担当:学務委員) 
前半についてのまとめを行う (レポート提出等を課す場合有) 
9. 5月30日 天野 健一  「タンパク質・コロイド粒子と水」:水は生命現象の発現や食品の開発などにとって重要な液体である。本講義では、タンパク質やコロイド粒子が水和する事によって生じる物理化学的性質や知見を概説する。 
10. 6月6日 濱本 博三  「自然と化学が生み出す有用物質」:自然界には多様な化合物が存在し、生命現象において様々な役割を担っている。本講義では、化学による化合物の機能解析とその有用物質生産への展開について最新の研究例等を交えて概説する。 
11. 6月13日 前林 正弘  「音による生体組織の評価」:生体を構成する様々な組織はそれぞれ固有の「硬さ」をもつことから、音の速度がわかれば超音波診断(超音波エコー)などを用いることで生体内の像を構成することが可能です。この回は、生体組織に代表されるようなソフトマテリアルについての、音波を使用した診断・評価法とそれによってわかる生体組織の特性についてお話します。 
12. 6月20日 長澤 麻央  「アミノ酸の機能性」:食品中に含まれるアミノ酸は、私たちの身体や精神機能へ影響を与えることが知られている。その中でも、ストレスを制御する機能を有したものや私たちの“気持ち”に影響を与えるものについて解説する。また、実際に機能性食品として応用されている例を紹介する。 
13. 6月27日 加藤 雅士  「発酵を科学する」:人類は昔から微生物を上手に利用し、いろいろな発酵食品を作り上げてきた。現代ではさらに発展し、アミノ酸や抗生物質、診断用の酵素や抗体などを発酵生産で得ることも可能となっている。微生物ゲノム解析が進展している現代で発酵はさらに高度化しようとしている。発酵の科学と人類との接点について考える。 
14. 7月4日 林 利哉  「カラダに効く食肉」:お肉は美味しいだけでなく、最近ではそこに含まれる様々な”身体に効く”成分が発見・発掘されており、食肉摂取と健康との関係が大きく見直されはじめている。本講では食肉の魅力について、その美味しさと健康にプラスする効果について科学的に解説する。 
15. 7月11日 まとめ
(担当:学務委員) 
後半についてのまとめを行う (レポート提出等を課す場合有) 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 必要に応じて紹介する。     
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
授業参加度と、課した課題の内容で全担当者が担当回ごとに各学生の評価を点数化し、その結果を集計して全教員合議の上で評価を決定する。成績評価の内訳については、参加の態度や質疑内容などを50%とし、課題を50%とする。 
受講生へのメッセージ
応用生物化学の学問分野を各先生方が分担して解説します。すべての回の講義に出席することで、応用生物化学科の全教員の研究テーマや活動の概要が把握できるでしょう。普段の講義では聴けないような研究の話や、見た目からは知り得ぬ教員の素顔が垣間見えるかもしれません。これからの学生生活の場である応用生物化学科を知る良いきっかけになると思います。是非全回出席して少しでも本学科のことを知って下さい。 
参考URL
画像
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更新日時 2019/04/15 12:58


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