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科目名 電子回路C 
担当者氏名

都竹 愛一郎

全開講対象学科 理工学部電気電子工学科
年次 3年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-電気電子工学専門科目 
備考 毎回、授業時間の2倍の自学自習時間が求められます。 



準備学習・事後学習
次回の授業範囲を予習し、専門用語の意味などを理解しておくこと。また、毎回実施する小テストを中心に授業内容を復習すること。 
履修上の留意
回路解析の手法である等価回路に基づく考え方が必要であり,そのため電子回路Aおよび電子回路Bの修得が望ましい。また,インピーダンスを含む回路計算をするにあたり,電気回路の基礎知識が必要である。なお、工作実験1および工作実験2は、講義室ではなく実験室で実施する。また、受講者数によっては、土曜日に実施するので注意すること。 
授業の概要と目的
電子回路A、電子回路Bに引き続き、電子回路で主要な増幅回路の理解を前提に、本講義では、IC化された増幅器であるオペアンプ、発振回路、電源回路の動作原理を説明し、これらの回路の必要性や応用例を解説する。理解を深めるために、適宜、演習問題を取り入れながら進めていく。(科目ナンバリングコード:TE31102) 
サブタイトル
われわれの身近にあるTVや携帯電話等に使われているIC化された増幅器や各種発振器の仕組みを学ぼう。 
到達目標
1.オペアンプの特性と基本動作を理解すること。2.帰還増幅回路の考え方から,発振回路の発振条件が求められること。3.電源回路の回路構成とその役割を理解すること。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 電子回路C概説  電子回路A、電子回路Bとの関連、および電子回路Cで学ぶことを概説する。レベル:本講義の概要が理解できる。 
2. オペアンプ(1)  差動増幅回路、演算増幅器(オペアンプ)の動作原理および等価回路について説明する。レベル:演算増幅器(オペアンプ)の動作原理が理解できる。 
3. オペアンプ(2)  演算増幅器(オペアンプ)を用いた増幅の仕組みと、反転増幅回路および非反転増幅回路について説明する。レベル:演算増幅器(オペアンプ)を用いた増幅回路の動作原理が理解できる。 
4. オペアンプ(3)  演算増幅器(オペアンプ)の応用回路として、加算回路および比較回路について説明する。また、オペアンプの高性能化について概説する。レベル:演算増幅器(オペアンプ)を用いた加算回路と比較回路の動作原理が理解できる。 
5. 工作実験1  オペアンプを用いた増幅回路を製作する。レベル:オペアンプの動作原理を理解し、回路図を見て実際の回路を製作することができる。 
6. 発振回路(1)  発振とは何か、また増幅回路と発振回路の関係について説明し、発振条件を導出する。レベル:発振回路の発振条件を導出することができる。 
7. 発振回路(2)  LC発振回路の発振条件を示し、ハートレーおよびコルピッツ発振回路の発振条件を導出する。レベル:ハートレーおよびコルピッツ発振回路の発振条件および発振周波数を求めることができる。 
8. 発振回路(3)  RC発振回路とLC発振回路の相違点を示し、RC発振回路の発振条件を導出する。ターマン発振回路およびウイーンブリッジ発振回路について説明する。レベル:ターマン発振回路およびウイーンブリッジ発振回路の発振条件および発振周波数を求めることができる。 
9. 復習1  第2回から第8回までに学習した内容について復習する。レベル:電子回路Cの前半で学習した内容が理解できる。 
10. 水晶発振回路(1)  水晶振動子の構造および等価回路を示し、水晶発振回路の発振条件を導出する。ピアスBE、ピアスBC発振回路について説明する。レベル:ピアスBE、ピアスBC発振回路の発振条件および発振周波数を求めることができる。 
11. 水晶発振回路(2)  電圧制御型発振回路(VCO)と位相同期回路(PLL)について動作原理を説明する。レベル:電圧制御型発振回路(VCO)の動作原理を理解し、発振回路を設計することができる。 
12. 電源回路(1)  直流安定化電源について概説し、変圧回路、整流回路、平滑回路の働きを説明する。また、電圧変動率とリップル百分率について説明する。レベル:直流安定化電源の構成と、動作原理が理解できる。 
13. 電源回路(2)  安定化回路の動作原理を述べ、直列制御方式とスイッチング制御方式について説明する。また、熱設計について概説する。レベル:電源回路の熱設計ができる。 
14. 工作実験2  MOSFETとICを用いた直列制御電源回路を製作し、模型電車を走らせる。レベル:電源回路を理解し、回路図を見て実際の回路を製作することができる。 
15. 復習2  第10回から第14回までに学習した内容について復習する。レベル:電子回路Cの後半で学習した内容が理解できる。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 電子回路概論  高木茂孝 鈴木憲次 他  実教出版株式会社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 電子回路[第2版]  桜庭 一郎,熊耳  忠   森北出版株式会社 
2. 電子回路(1) アナログ編  赤羽  進 他   コロナ社 
3. 最新電子回路入門  藤井 信生 他  実教出版株式会社 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法及び評価基準
定期試験の結果(60%)に、小テストの結果(40%)を加味して100点満点とする。 
受講生へのメッセージ
講義中に必要に応じて、回路解析の簡単な問題を解いたり課題を与えたりするので、必ず自分で考えて、講義に臨んでください。また、講義中、不可解な点がある場合は、その場で遠慮なく質問してください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2018/12/06 15:30


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