準備学習・事後学習
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(1)準備学習:事前に配布する講義資料及びテキストの該当箇所を読んでおくこと。 (2)事後学習:演習問題を中心に、授業内容を復習すること。 (3)これらの準備学習・事前学習には講義時間の2倍の時間を充てること。
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履修上の留意
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「経営分析入門」で習得するレベルの経営分析の知識があることを前提に講義を進めていく。財務比率の計算に必要なので電卓を持参すること。
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授業の概要と目的
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本授業はCP2およびDP2に該当する。 ・今日の企業経営は、個々の企業ではなく複数の企業が企業グループとして行われている。この企業グループの財務諸表である連結財務諸表をどのように理解し、分析を行い、解釈する方法を習得することが本講義の目的である。 ・講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。 (科目ナンバリングコード:経営BB21304、国際BI21404)
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サブタイトル
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到達目標
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連結財務諸表を理解でき、その経営分析を行うことができ、それに踏まえて会社の状況を説明できる。
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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ガイダンス
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経営分析の目的、財務データの入手方法、非財務情報の重要性
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2.
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連結財務諸表と個別財務諸表
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連結財務諸表と個別財務諸表の関係、連結財務諸表と個別財務諸表の比較方法
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3.
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財務情報の比較方法
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実数比較・比率比較・時系列比較・企業間比較、会計基準及び会計方針の影響
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4.
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連結貸借対照表と安全性分析
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安全性の業種別特例、短期支払能力の分析、長期安全性の分析
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5.
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連結損益計算書と収益性分析
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収益性の業種別特性、売上高利益率の分析、売上高費用率の分析
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6.
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効率性分析
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効率性の業種別特性、資本利益率の分析、資本回転率・回転期間の分析、EVA
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7.
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連結キャッシュ・フロー計算書とキャッシュ・フローの分析
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キャッシュ・フローの業種別特性、キャッシュ・フローの分析、フリー・キャッシュ・フローの分析、CCC
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8.
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成長性分析
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資産規模の成長性分析、売上高・利益の成長性分析
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9.
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セグメント分析
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ビジネスモデルとセグメント、セグメント情報の分析
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10.
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損益分岐点分析
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利益図表、固定費と変動費の分解、損益分岐点比率の分析
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11.
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剰余金の分配と内部留保分析
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剰余金の分配、配当性向、内部留保率、内部留保分析
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12.
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生産性分析
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収益性と生産性、従業員数、生産量、一人当たり生産量、一人当たり売上高
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13.
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付加価値分析
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付加価値と労働分配率、付加価値計算の方法と見方
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14.
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会計情報と企業価値評価
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キャッシュ・フローに基づく企業価値評価、会計利益に基づく企業価値評価
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15.
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授業のまとめ
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経営分析論の総括
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テキスト
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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開講時に指示する
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参考文献
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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『財務比率の読み方(第5版)』
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石井康彦・田代樹彦
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税務経理協会
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2.
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『財務諸表分析(第7版)』
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桜井久勝
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中央経済社
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3.
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『財務諸表分析(第2版)』
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乙政正太
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同文舘出版
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授業方法の形式
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成績評価方法及び評価基準
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レポート100%(中間レポート60%、授業外レポート40%)
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受講生へのメッセージ
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経営分析は単に財務諸表の会計数値を用いるだけでなく、その他の様々な情報とを総合的に分析することが不可欠です。そのため、普段から企業に関連するニュースなどに触れるようにして下さい。
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2019/11/11 16:15
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