シラバス参照

科目名 有機化学2 
担当者氏名

松儀 真人

全開講対象学科 農学部応用生物化学科
年次 2年次 
クラス C・D 
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
次回の授業範囲を指定テキストにより予習し、専門用語の意味などを理解しておくこと。
毎回、講義時間の2倍の自学自習をすること。
定期試験、及び追・再試験については、講評、解説を纏めた模範解答を天然物有機化学研究室前に掲示する。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
有機化学1を履修済みであることを前提に講義を行う。質問がある場合にはその場ですぐに質問するよう心掛けること。毎回、最初に問題を解かせ到達理解度を確認する。なお、受講生の到達度の程度によってはシラバス通りに進行しない場合もある。

遅刻、居眠りなど受講に相応しくない行為は厳禁。 
授業の概要と目的
有機化学1の続きとして、様々な有機化学反応を理解する上で鍵となる有機電子論や、立体効果、立体電子効果などについて講義する。

ある課題に対してグループによる発表形式での討論も行うとともに、製薬会社での有機合成経験を活かし、講義で学ぶ各種有機反応を生物活性物質合成に関連付ける実践的教育を行う。

有機化学の大切なポイント、考え方や基礎原理を身につけ、自分の頭で様々な有機反応を系統的に説明できるようになることを目的とする。

本科目は DP2、CP2 に該当する。

(科目ナンバリングコード:AB21404) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
有機化学的論理の基盤づくり 
到達目標
多少複雑な有機化学反応に関して、電子の矢印で反応機構を説明できるとともに、有機反応の本質を理解し、未知反応での生成物予測、簡単な反応の逆合成解析ができるようになることを本講義での到達目標とする。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 有機化合物の反応  HOMO-LUMO 相互作用/求核置換反応(SN2反応)

理解度の確認:練習問題 
2. 有機化合物の反応  求核置換反応(SN1 反応、SNi反応)

理解度の確認:練習問題 
3. 有機化合物の反応  脱離反応(E1反応、E2反応、E1CB反応)/Saytzeff則/Hoffman則

理解度の確認:練習問題 
4. 有機化合物の反応  酸化反応と還元反応/酸化数/アルコールの酸化/生体内酸化反応

理解度の確認:練習問題 
5. 有機化合物の反応  アルケンの酸化/不斉酸化(Sharpless酸化, Jacobsenサーレン酸化)

理解度の確認:練習問題 
6. 有機化合物の反応  アルケンの還元/不斉還元(BINAP不斉水素化)

理解度の確認:練習問題 
7. 有機化合物の反応  カルボニル基の化学1/アセタール化/Grignard 反応/Wittig反応/カルボン酸の反応(エステル化、アミド化)/カルボン酸の合成

理解度の確認:練習問題 
8. 有機化合物の反応  カルボニル基の化学2/α 位の反応/活性メチレン/エノール、エノラートの反応(交換反応、ラセミ化、α 位のハロゲン化、アルキル化)

理解度の確認:練習問題 
9. 有機化合物の反応  カルボニル基の化学3/アルドール反応/交差アルドール反応/不斉アルドール反応/Cram 則/Felkin-Anhモデル

理解度の確認:練習問題 
10. 有機化合物の反応  カルボニル基の化学4/α 水素を持たないカルボニル化合物/Cannizzaro反応/Meerwein-Ponndorf-Schneider反応

理解度の確認:練習問題 
11. 有機化合物の反応  含窒素化合物の化学/アミンの反応/アミンの合成/エナミンの反応

理解度の確認:練習問題 
12. 有機化合物の反応  立体電子効果/アノマー効果/ゴーシュ効果/Cieplak理論

理解度の確認:練習問題 
13. 有機化合物の反応  軌道の対称性に支配される反応1/協奏反応/Diels-Alder 反応

理解度の確認:練習問題 
14. 多官能性化合物の反応  軌道の対称性に支配される反応2/Woodward-Hoffmann 則/シグマトロピー反応(スプラ、アンタラ過程)

理解度の確認:練習問題 
15. 有機化学2のまとめ  最先端研究のトピックスと共に有機化学2を総括した後、課題を与え、議論する。

理解度の確認:練習問題

ディスカッション:課題について話し合う 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「キーノート有機化学」  Andrew F. Parsons/村田 滋(訳)  東京化学同人 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「ウォーレン有機化学」  野依良治他(訳)  東京化学同人 
2. 「ボルハルトショアー現代有機化学」  大嶋幸一郎他(訳)  化学同人 
3. 「立体電子効果(三次元の有機電子論)」  A. J. カービー/鈴木啓介(訳)  化学同人 
4. 「有機反応機構」  Peter Sykes /久保田尚志(訳)  東京化学同人 
5. 「有機化学のための分子間力入門」  西尾元宏  講談社 
授業方法の形式
講義 
成績評価方法
到達理解度を確認するための定期試験(100%)。但し、出席回数が授業日数の 2/3 に満たない場合は、欠格として試験の受験資格を認めない。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
有機化学は決して暗記モノではありません。有機化学の最低限の基礎知識や原理により、様々な化学現象を論理的に説明できるような応用力と創造力を身につけてください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:13


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