シラバス参照

科目名 先端化学 
担当者氏名

池邉 由美子

小澤 理樹

才田 隆広

田浦 大輔

田中 正剛

中村 忠司

永田 央

丸山 隆浩

坂東 俊治

谷口 彩乃

全開講対象学科 理工学部応用化学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-共通 
備考  



準備学習・事後学習
予習として、日頃より新聞や雑誌等の報道で取り上げられている技術や物質、自然科学に関わる社会問題に敏感になり、どのような特徴や背景があるのか調べておくこと。復習として、講義中に学んだことをレポート形式にまとめておくこと。
毎回,事前学習に2時間、事後学習に2時間程度の自学自習が求められます。 
課題・定期試験に対するフィードバック
個別に研究室にて対応する。 
履修上の留意
これから学ぶ応用化学の先端領域と基礎学問を結び付ける講義を行います。高校で学んだ化学,物理学などの内容を理解していること.漠然とした「応用化学」という領域を具体的なものとしてとらえることができます。受講後は,それぞれの回を担当する教員の指示に従ってレポートを作成すること。 
授業の概要と目的
応用化学分野で研究対象になっている先端技術や先端物質群を紹介し,物理と化学の境界領域を含めた現在の化学領域の全体像を学ぶ.それと同時に,社会的にクローズアップされている問題に対して,化学の立場から取り組める課題を明確に理解する. 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP3・4およびDP1・2に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
TO11402 
サブタイトル
現代社会と応用化学技術の関わり合い 
到達目標
応用化学が現代社会にもたらす影響が理解できる 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  応用化学科で学ぶ内容を紹介し,化学の体系がどのように形成されているのかを概説する.専門科目と教養科目の関連性や,最先端の化学材料を学ぶためには,どのような基礎学力が必要か説明する. 
2. 合成化学が果たす役割1  現在,話題に上がっている有機化合物を紹介する. 
3. 合成化学が果たす役割2  現在,話題に上がっている高分子材料を紹介する. 
4. 合成化学が果たす役割3  現在,話題に上がっている超分子を紹介する. 
5. 物質・材料化学が果たす役割1  カーボンナノチューブが有する物性について紹介する. 
6. 物質・材料化学が果たす役割2  酸化物ナノチューブが有する物性について紹介する. 
7. 物質・材料化学が果たす役割3  ナノダイヤモンドや生態模倣材料などが有する物性について紹介する. 
8. 環境エネルギー材料が果たす役割1  環境・エネルギー問題と触媒やセンサー材料の関連性について紹介する. 
9. 環境エネルギー材料が果たす役割2  環境・エネルギー問題と超電導材料の関連性について紹介する. 
10. 環境エネルギー材料が果たす役割3  環境・エネルギー問題と固体高分子形燃料電池の関連性について紹介する. 
11. 環境エネルギー材料が果たす役割4  環境・エネルギー問題と多孔質セラミックス材料の関連性について紹介する. 
12. キャリア教育  主な卒業後の進路(就職と進学)を示し,在学中に身に付ける必要がある知識について概説する. 
13. オープンラボ1  3~4研究室を訪問し,応用化学科で行われている研究について概説する. 
14. オープンラボ2  3~4研究室を訪問し,応用化学科で行われている研究について概説する. 
15. オープンラボ3  3~4研究室を訪問し,応用化学科で行われている研究について概説する. 
テキスト
参考文献
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
レポート100%(100点)で評価する 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
衣類の原料や電子機器で利用されている物性や現象など、身近なものに興味を持ちはじめることは化学の扉を開くことです。本講義では応用化学科の各分野を担当する教員が、化学にはどのような分野があり、そこではどのような背景のもと先端研究が進められているのかについて、オムニバス的に紹介します。受講後は、社会の中での化学の存在がとても重要であることが実感できるようになるでしょう。 
参考URL
画像
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更新日時 2024/01/26 17:30


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