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科目名 欧米文化論1 
担当者氏名

中村 栄造

全開講対象学科 情報工学部情報工学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 総合基礎部門-総合基礎科目 
備考  



準備学習・事後学習
高校教科書『世界史』のうち「アメリカ」、「移民から20世紀初頭にいたるまで」の記述内容を前提とする。予習復習にはそれぞれ30分費やすこと。
(毎回、講義時間の2倍の自学自習が求められます。) 
課題・定期試験に対するフィードバック
授業期間中の課題(小テスト等)については、授業内で質問対応等を行う。定期試験もしくはレポートに関する質問には、WebClassを通じて個別に対応する。 
履修上の留意
アメリカの文化を学ぶことで見えてくるさまざまなものを大切に受け止めてほしい。 
授業の概要と目的
特に文学,映画、さまざな歴史的資料を通じて,総合的にアメリカ文化と歴史への理解を深める。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業は、S科:CP1・4DP1・3 E科:CP1・4DP1 情報工学部CP1・4DP1  に該当する 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
S科:SS20013 E科:TE20013 情報工学部JJ20013 
サブタイトル
アメリカの文化特性の探求と理解 
到達目標
主に19世紀までのアメリカ文化・文芸についての最低限の知識を得ること。また、これらを通して多面的、かつ論理的に物事を考える能力を涵養する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 17世紀前半  イントロダクション:アメリカ独立以前を中心に



レベル:アメリカの移民開始直後の歴史と文化理解 
2. 17世紀前半  プリマス上陸と感謝祭の意味

レベル:植民地時代の文化特性の理解 
3. 17世紀後半  セイラムの魔女狩り

レベル:セイラムの魔女狩りを誘発した原因の理解 
4. 18~19世紀前半  アメリカの独立前後 Benjamin Franklinの功績

レベル:フランクリン主義の理解 
5. 18~19世紀前半  フランクリン主義とアメリカン・ダメ男(その1)

「リップ・ヴァン・ウィンクル」に見るフランクリン主義からの逸脱

レベル:アメリカにおける男性性欠如の理解 
6. 18~19世紀前半  フランクリン主義とアメリカン・ダメ男(その2)

「スリーピー・ホロウの伝説」に見るフランクリン主義からの逸脱

レベル:アメリカの男性性における浅薄性の理解 
7. 19世紀前半  James F.Cooperとフロンティア 

レベル:ノーブル・サヴェッジの二面性の理解 
8. 19世紀前半  アメリカン・ルネッサンス(その1):Ralph Waldo Emerson 

レベル:トランセンデンタリズム運動の理解 
9. 19世紀前半  アメリカン・ルネッサンス(その2):Henry David Thoreau

レベル:トランセンデンタリズム運動の理解 
10. 19世紀前半  アメリカン・ルネッサンス(その3):Walt Whitman

レベル:トランセンデンタリズム運動の理解 
11. 19世紀前半   Edgar Alan Poeの短編における心理世界の恐怖

レベル:「隠蔽された真実の世界」の理解 
12. 19世紀前半  Nathaniel HawthorneとHerman Meivlileの短編:

レベル:「人間の傲慢と科学の危機」の理解 
13. 19世紀中庸  Herman Melville、『白鯨』:アメリカ文化の縮図

レベル:「アメリカ文化の黙示録」として『白鯨』を理解する 
14. 19世紀後半  Mark Twain、『ハックルベリー・フィンの冒険』

レベル:アメリカ社会のさまざまな矛盾の理解 
15. 総括  総括と展望

レベル:「欧米文化論Ⅰ」の概要確認 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. プリント配付     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ビジネスエリートのための!リベラルアーツ 哲学  小川 仁志  すばる舎 
2. 文学のトリセツ  小林 真大  五月書房新社 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
定期試験100% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
小説でも,文化論、またネット情報でもよいので,アメリカ文化に関連する著書・文献等を積極的に読んでほしい。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024/01/26 12:43


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