シラバス参照

科目名 ロボット工学特殊研究6 
科目名(英字) Advanced Research in Robotics Ⅵ 
担当者氏名

井上 真澄

対象研究科・専攻 理工学研究科機械工学専攻-博士後期課程 
講義学期 後期 
単位数



準備学習・事後学習
予め電磁気学,電気回路,電子回路と部品,アナログ電子回路,デジタル電子回路の基礎について確認しておくこと。毎回の授業内容は次回までに復習して充分理解しておくこと。
毎回、特殊研究の半分の自学実習が求められます。 
授業の概要と目的
エネルギー源の多様化やIoT (Internet of Things)の普及に伴い,環境において捨てられているエネルギーを有効利用するエネルギーハーベスティング(環境発電)が注目されている。本授業では,エネルギーハーベスティングの概要や技術課題を学んだ後,電波や振動からエネルギーハーベスティングを行うデバイスの設計・作製および測定技術について学ぶ。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP1.2.3.4およびDP1.2.3に該当する。 
科目ナンバリングコード
特になし 
到達目標
測定対象のデバイス等の特性に応じた測定装置,測定法を選択し,必要なデータを収集・解析できる。
研究の背景,位置付けを明確にして目標を設定し,論理的な発表・記述により研究の説明ができる。 
授業内容
番号 【項目欄】 【内容欄】
1. 序論  授業内容の概要と学び方,安全教育 
2. エネルギーハーベスティング概要調査(1)  各種エネルギー源と発電方法の概要およびそれらの特徴・応用分野 
3. エネルギーハーベスティング概要調査(2)  電波からのエネルギーハーベスティング方法 
4. エネルギーハーベスティング概要調査(3)  電波からのエネルギーハーベスティングの技術課題・研究動向 
5. エネルギーハーベスティング概要調査(4)  振動からのエネルギーハーベスティング方法 
6. エネルギーハーベスティング概要調査(5)  振動からのエネルギーハーベスティングの技術課題・研究動向 
7. 中間発表  中間報告および今後の計画の議論 
8. エネルギーハーベスティングデバイスの設計・作製(1)  微小信号におけるダイオード特性を踏まえた整流素子選定 
9. エネルギーハーベスティングデバイスの設計・作製(2)  電波からのエネルギーハーベスティングに用いるアンテナの設計・作製 
10. エネルギーハーベスティングデバイスの設計・作製(3)  振動からのエネルギーハーベスティングに用いる発電デバイスの設計・作製 
11. エネルギーハーベスティングデバイスの設計・作製(4)  整流・昇圧回路の設計・作製,発電デバイスと整流・昇圧回路の結合 
12. 測定技術(1)  発電デバイス出力の評価 
13. 測定技術(2)  整流・昇圧回路の評価 
14. 測定技術(3)  得られる電力の評価 
15. まとめ  これまでのまとめの発表および討論,報告書作成 
授業方法の形式
セミナーおよび実験 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
セミナー討論(50%):受講者間の議論を通して講義内容についての理解度を確認する。
課題レポート(50%):講義内容の基礎的事項60%,応用問題40% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
その他(履修条件・関連科目など)
特になし 
テキスト
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考資料文献等
番号 【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし(必要に応じて適宜指示)     
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日付 2023/01/27 13:24


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