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科目名 ドイツ語1 
担当者氏名

長澤 崇雄

全開講対象学科 理工学部材料機能工学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 総合基礎部門-総合基礎科目 
備考 本授業では、100点満点中60点以上を合格とする。本授業の対応する学習・教育到達目標 F3 



準備学習・事後学習
ドイツ語1で扱う事項はおしなべて「動詞の現在人称変化」と「名詞の格変化」を基に,そこから発展するものなので,適宜この2つの事項の復習を欠かさぬこと。また発音に習熟するため,テクスト,文例や単語の音読に努めること。
ドイツ語の辞書は引き方にコツがあるので,配付した教材の下調べなどの際にこまめに辞書を引き,そのコツを掴むこと。
毎回行なう独作文の課題については次の授業で講評し,質問にも答えます。また,定期試験に関する質問等には個別に対応します。
毎回,講義時間の半分の自学自習が求められます。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題については添削した後、翌週の授業で返却するとともに答え合わせを行ないます。
定期試験についての質問等にはオフィスアワーで個別に対応します。 
履修上の留意
積極的な授業参加を望みます。また,授業中及び授業後の質問も歓迎します。
必ず独和辞典(紙の辞書が望ましいが,電子辞書も可)を用意してください。なお,教科書は初回の授業時に配付します。また,適宜補助教材(自習用にも使います)を配ります。 
授業の概要と目的
ドイツ語1ではドイツ文法の,言わば「土台の土台」の部分を扱います。この土台を主に形作るのは,動詞の「人称変化」と名詞などの「格変化」です。文法の学習はひとつひとつ礎石を積む作業に似て,地道な努力が必要です。授業の進捗につれ個別の事項が相互に連関しあって,やがてひとつの体系をなしてゆく過程を体験することにより,ひとりでも多くの人に「言語」一般に対する関心を抱いてもらいたいと考えています。

また,在学中にドイツ語の技能検定試験にチャレンジすることを勧めます。取得した資格は履歴書に記載することができます。受験を希望する受講生は、理工学部教養教育第二外国語教室の教員(長澤崇雄・大知聖子・山本恵)までご相談ください。なお、受験用参考書も貸し出しています。 
アクティブ・ラーニング
受講者には,各回の授業内容に関わるドイツ語作文の課題を提出してもらいます。採点した答案を次の授業で返却し講評します。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はZ科CP1・4DP1 T科CP1・4DP1 C科CP1・4DP3 K科CP1・4DP1・3 情報工学部CP1・4DP1に該当する 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
Z科TZ10003 T科TT10003 C科TC10003 K科TK10003 情報工学部JJ10003 
サブタイトル
初級ドイツ語文法への誘(いざな)い 
到達目標
ドイツ語でごく簡単な自己紹介ができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ドイツ語とはどんな言語か  導入としてドイツ語とはどんな言語であるか,クイズ形式で概説する。また,ドイツ語のアルファベットについて解説する。 
2. ドイツ語の発音(1)  ドイツ語の発音と綴りの主な規則について解説する。まとめとして,ワークブックを使い発音の練習をする。 
3. ドイツ語の発音(2)

主語になる人称代名詞と動詞の現在人称変化 
引き続き発音の「約束事」について解説する。ワークブックを使った発音の練習を行なう。

後半で,文法の手始めとして動詞の規則的な現在人称変化を扱う。 
4. 動詞の現在人称変化  引き続き動詞の現在人称変化を扱う。 
5. 名詞の性、格、数について  名詞の性と格,及び数について解説する。併せて,定冠詞及び不定冠詞の格変化を覚える。また、男性弱変化名詞について解説する。



レベル1~5:上記項目を充分に理解し、それに基づき実際的な運用ができる。 
6. ドイツ語の文の構造(1)  不定詞句の構造に基づき,ドイツ語の語順について解説する。 
7. 定冠詞類と不定冠詞類  冠詞類(定冠詞類・不定冠詞類)の格変化を扱う。 
8. 動詞の現在人称変化(2)  動詞の人称変化における口調上の不規則に触れる。 
9. 代名詞(人称代名詞、不定代名詞、指示代名詞)、疑問詞  各種代名詞や疑問詞などについて解説する。



レベル6~9:上記項目を充分に理解し,それに基づき実際的な運用ができる。 
10. 動詞の現在人称変化(3)  人称変化の際,語幹の母音が一定のパターンで変音する動詞を扱う。 
11. 前置詞(1)  前置詞の用い方(格支配)について解説した後,2格,3格,4格支配の前置詞を扱う。 
12. 前置詞(2)  3・4格支配の前置詞を扱う。 
13. 複合動詞  ドイツ語に特徴的な動詞である複合動詞(分離動詞と非分離動詞)について解説する。



レベル10~13:上記項目を充分に理解し,それに基づき実際的な運用ができる。 
14. 接続詞  接続詞について解説する。また,接続詞のひとつである従属接続詞の用い方と,従属接続詞に導かれる副文を詳しく扱う。 
15. ドイツ語の文の構造(2)  「ドイツ語の文の構造(1)」を踏まえ,不定詞句に基づく語順や文成分についてさらに詳しく解説する。



レベル14~15:上記項目を充分に理解し,それに基づき実際的な運用ができる。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1.  ドイツ語を知る(2024年度版)  長澤崇雄   
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. アクセス独和辞典  在間進他  三修社 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
毎回の提出課題を50%,定期試験の結果を50%で評価します。

毎回の課題(50%):毎回の講義内容の理解度を確認します。
定期試験(50%):講義内容の総合的な理解度を確認します。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
受講生へのメッセージ
外国語を学ぶことはその実用的な側面ばかりでなく,理系・文系を問わず,広く学問研究のための入門教育としての側面を持ちます。すなわち私たちは外国語の学習を通じ,より深く精密に物事を捉える「認識」の枠組みを獲得することになるのです。 
参考URL
画像
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更新日時 2024/02/13 13:39


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