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科目名 基本簿記【経営学部1年次:偶数クラス】 
担当者氏名

山下 卓哉

田代 樹彦

全開講対象学科 経営学部経営学科
経営学部国際経営学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門基礎部門 
備考  



準備学習・事後学習
講義の準備学習として、授業計画に示されているテキストの指定範囲を一読し、講義に臨むこと。また、授業の事後学習として講義の2倍の時間(4時間)の自学自習時間を確保し、講義で確認したテキストの設例の再確認と問題集の演習を行い、知識の定着を図ること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
課題(定期試験やレポート等)については、講評、解説等を、学務システムの「講義連絡」により、追・再試験終了後に受講者に送信する。 
履修上の留意
講義は積み上げ式で進めるため、以前の内容が知識として定着していないと、その後の講義内容が理解できない場合がある。そのため、日々の計画的な反復練習が必要である。講義内容の理解はもちろんであるが、「わかる」で終わらず、「できる」を心がけて学習すること。
・講義内では毎回電卓を使用するため、12桁の電卓(10桁の電卓でも可)を持参のこと。
・私語は厳禁。騒がしいと判断した場合、質問があるとみなして該当者に質問の有無を問うこともある。
・配布するテキスト及び問題集で講義を行うため、教材の準備をすること。なお、必要に応じて演習プリントを配布する。
・20分以上の遅刻は3回で1回の欠席となる(段階的に学習を積み上げていくため、100%の出席を期待する)。 
授業の概要と目的
本学の立学の精神(穏健中正で実行力に富み、国家、社会の信頼に値する人材を育成する)のもと、法人企業を前提とした簿記3級の内容を学習する。簿記の基本原理や会計処理を学習することにより社会人として役立つ知識を身に付け、さらに簿記の問題を実践的に学習することにより、コスト感覚・利益感覚を身に付けていくことを目的とする。 
アクティブ・ラーニング
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はCP2およびDP2に該当する。 
実務経験と授業内容の関係
該当なし 
科目ナンバリングコード
経営BB11001、国際BI11001 
サブタイトル
将来、社会人として役立つ簿記 
到達目標
日商簿記検定3級合格レベルの会計処理、帳簿記入、試算表・精算表の作成および損益計算書・貸借対照表の作成ができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  「簿記とは何か」から始める。
簿記を学習する意義や、なぜビジネスパーソンに簿記の学習が必要なのかを学ぶ。 
2. 簿記の目的  簿記の目的を学ぶ。
財政状態と経営成績を学ぶ。
 ・テキスト P2~P11
 ・問題集 問題1-1~1-4 
3. 簿記一巡  簿記一巡と取引を学ぶ。
仕訳と勘定口座への記入方法を学ぶ。
 ・テキスト P14~P20
 ・問題集 問題2-1~2-3 
4. 小テスト(第1回)の実施と解説
簿記一巡 
小テスト(第1回)の実施と解説
主要簿と補助簿を学ぶ。
試算表を学ぶ。
 ・テキスト P21~P35
 ・問題集 問題2-4~2-7 
5. 商品売買(1)  商品売買の記帳方法を学ぶ。
 ・テキスト P38~P50
 ・問題集 問題3-1~3-10 
6. 商品売買(2)  商品売買の仕入諸掛および販売諸掛の記帳方法を学ぶ。
前払金および前受金の記帳方法を学ぶ。
受取商品券の記帳方法を学ぶ。
 ・テキスト P52~P57
 ・問題集 問題4-1~4-6 
7. 小テスト(第2回)の実施と解説
商品売買(3)
現金および預金(1) 
小テスト(第2回)の実施と解説
商品有高帳を学ぶ。
現金・普通預金を学ぶ。
 ・テキスト P58~P65
 ・問題集 問題4-7~5-2 
8. 現金および預金(2)  当座預金を学ぶ。
各種出納帳の記帳方法を学ぶ。
 ・テキストP66~P76
 ・問題集 問題5-3~5-14 
9. 小テスト(第3回)の実施と解説
手形および電子記録債権・債務 
小テスト(第3回)の実施と解説
手形の記帳方法と手形記入帳を学ぶ。
電子記録債権および電子記録債務の記帳方法を学ぶ。
 ・テキスト P78~P93
 ・問題集 問題6-1~6-10 
10. 有形固定資産
その他の債権および債務(1) 
有形固定資産と固定資産台帳を学ぶ。
クレジット売掛金、手形貸付金・手形借入金、未収入金・未払金、立替金・預り金、仮払金・仮受金の記帳方法を学ぶ。
 ・テキスト P96~P109
 ・問題集 問題7-1~8-5 
11. 小テスト(第4回)の実施と解説
その他の債権および債務(2)
株式会社の資本 
小テスト(第4回)の実施と解説
差入保証金の記帳方法を学ぶ。
株式会社の意義と資本、株式の発行と剰余金の配当などを学ぶ。
 ・テキスト P110~P117
 ・問題集 問題8-6~9-4 
12. 税金
その他の勘定および訂正仕訳 
消費税とその他の税金を学ぶ。
その他の収益および費用を学ぶ。
訂正仕訳を学ぶ。
 ・テキスト P120~P127
 ・問題集 問題10-1~11-4 
13. 小テスト(第5回)の実施と解説
試算表の作成(1) 
小テスト(第5回)の実施と解説
合計試算表を学ぶ。
 ・テキスト P130~P135
 ・問題集 問題12-1 
14. 試算表の作成(2)  合計残高試算表を学ぶ。
 ・テキスト P136~P142
 ・問題集 問題12-2~12-3 
15. 試算表の作成(3)  試算表の解き方を学ぶ。
 ・問題集 問題12-4~12-6 
16. 伝票(1)  3伝票制、伝票から総勘定元帳への転記を学ぶ。
 ・テキスト P144~P149
 ・問題集 問題13-1~13-5 
17. 伝票(2)  仕訳日計表から総勘定元帳への転記を学ぶ。
 ・テキスト P150~P152
 ・問題集 問題13-6~13-10 
18. 小テスト(第6回)の実施と解説
決算(1) 
小テスト(第6回)の実施と解説
決算を学ぶ。
 ・テキスト P154~P159
 ・問題集 問題14-1~14-2 
19. 決算(2)  決算整理を学ぶ。
繰越商品および仕入の決算整理を学ぶ。
決算整理後残高試算表を学ぶ。
 ・テキスト P160~P167
 ・問題集 問題14-3~14-5 
20. 決算(3)  精算表を学ぶ。
 ・テキスト P168~P171
 ・問題集 問題14-6~14-10 
21. 小テスト(第7回)の実施と解説
その他の決算整理(1) 
小テスト(第7回)の実施と解説
受取手形および売掛金の決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P174~P179
 ・問題集 問題15-1~15-6 
22. その他の決算整理(2)  有形固定資産の決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P180~P188
 ・問題集 問題15-7~15-14 
23. 小テスト(第8回)の実施と解説
その他の決算整理(3) 
小テスト(第8回)の実施と解説
費用の前払い、収益の前受けの決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P189~P195
 ・問題集 問題15-15~15-17 
24. その他の決算整理(4)  費用の未払い、収益の未収の決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P196~P201
 ・問題集 問題15-18~15-21 
25. その他の決算整理(5)  現金過不足および現金の決算整理を学ぶ。
当座借越の振替えを学ぶ。
貯蔵品の決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P202~P207
 ・問題集 問題15-22~15-26 
26. 小テスト(第9回)の実施と解説
その他の決算整理(6) 
小テスト(第9回)の実施と解説
消費税の決算整理を学ぶ。
法人税等の決算整理を学ぶ。
 ・テキスト P208~P216
 ・問題集 問題15-27~15-36 
27. 損益計算書および貸借対照表(1)  損益計算書および貸借対照表の作成を学ぶ。
決算整理後残高試算表からの作成を学ぶ。
 ・テキスト P218~P222
 ・問題集 問題16-1 
28. 損益計算書および貸借対照表(2)  決算整理前残高試算表からの作成を学ぶ。
 ・テキスト P223~P229
 ・問題集 問題16-2~16-3 
29. 小テスト(第10回)の実施と解説
損益計算書および貸借対照表(3) 
小テスト(第10回)の実施と解説
損益計算書および貸借対照表の解き方を学ぶ。
 ・問題集 問題16-4~16-6 
30. 総合問題の解き方  総合問題の解き方を学ぶ。
総復習として、問題演習の実施と解説、質問対応 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ALFA3 COMMERCIAL BOOKKEEPING テキスト  資格の大原 簿記講座  大原出版株式会社 
2. ALFA3 COMMERCIAL BOOKKEEPING 問題集  資格の大原 簿記講座  大原出版株式会社 
3. ALFA3 COMMERCIAL BOOKKEEPING 解答集  資格の大原 簿記講座  大原出版株式会社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ステップアップ問題集 日商簿記3級商業簿記  大原簿記学校  大原出版株式会社 
授業方法の形式
講義と問題演習および解説 
授業の実施方法
成績評価方法
・講義の進度に応じて随時小テストを実施する。
・小テスト30%・定期試験70%で評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
講義の内容をしっかりマスターすれば、日商簿記3級の合格を目指せます。そのためには
①講義に全て出席すること②講義中はしっかり聞くこと③反復練習を徹底的に行うことが必要です。
向上心を持って、真剣に取り組みましょう!全力でサポートします! 
参考URL
1. 特になし   
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更新日時 2022/01/12 16:41


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