シラバス参照

科目名 環境動物学 
担当者氏名

日野 輝明

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 2年次 
クラス E・F 
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群選択 
備考  



準備学習・事後学習
前回の講義に指示する参考書の相当部分や書籍を事前に読んでおくこと.毎回,講義時間の倍の自学自習を行うこと。講義後はしっかり復習をして,授業時間内に提示された記述式の小テストを500字以内で作成して,次の講義の前日までにWebClassから提出すること.また,定期試験で出題する記述式のテーマについてもまとめておくこと. 。 日頃から、新聞や書籍をとおして野生動物と人間を取り巻く環境問題について関心をもって自分の考えを持っておくこと. 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
1年次前期開講の「生態学」を基礎にした講義なので必ず履修しておくこと.また,動物保全生態学,野生動物管理論も合わせて履修することをお勧めする.高校の生物学の教科書のうち生態・遺伝・進化に関連する部分を復習しておくこと.授業開始時に,記述式の小テストのテーマを毎回提示する.提出された小テスト解答は,理解度,丁寧さ,分量,具体性,論理構成,独自性について評価して,評点とコメントを記してWebClass内で返却する。また,定期試験で出題する記述式のテーマを3題毎回提示する.さらに,授業時間内に鑑賞したビデオをもとにレポートを課す. 
授業の概要と目的
私たち人間が生きていくために行っている日々の営みは,地球温暖化,環境汚染,生息地の破壊,外来生物の移入,乱獲などの非生物的・生物的環境の改変をもたらし,その結果,多くの野生動物がいま絶滅の危機に追いやられている.本講義では,人間活動にともなう環境の改変が野生動物の生息や生態及びその多様性にどのような影響を及ぼしているか,人間が野生動物と共存していくためにどのような保全と管理を進めていくべきかについて学ぶ.また、独立行政法人森林総合研究所での経験を活かし、野生鳥獣と森林の管理の知識を生物の保全管理に関する授業の中で教育を行う。本科目はDP2、CP2に該当する.
(科目ナンバリングコード:AE21203) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
人間と野生動物との共存 
到達目標
生態学で得た基礎的な知識を環境問題と野生動物保全に応用していくための考え方を身につける。また,それらについて自分の言葉で論理的に表現できるようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 環境動物学とは何か  環境動物学の基本的概念の枠組および講義の概要と進め方について解説します. 
2. 地球温暖化と野生動物  人間活動によってもたらされる地球規模の温暖化やオゾン層の減少が野生動物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
3. 環境汚染と野生動物  人間活動によってもたらされる大気や水質の環境汚染や酸性雨が野生動物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
4. 原生的自然の消失と野生動物  人間活動による原生的な自然の破壊や改変が野生動物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
5. 二次的自然の消失と野生動物  人間活動によって維持されてきた二次的自然(里地里山など)の放置が野生動物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
6. 中間総括-1  これまでの授業内容を総括したあと、講義内容に関連の深いビデオを鑑賞し、人間活動にともなう環境の改変が野生動物の生息や生態及びその多様性にどのような影響を及ぼしているか,人間が野生動物と共存していくためにどのような保全と管理を進めていくべきかについて考えます. 
7. 生息地分断化・都市化と野生動物  人間活動による生息地の分断化や都市化が野生動物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
8. 外来動物の移入  人間による外来動物の移入が生物間相互作用によって在来生物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
9. 野生動物の乱獲  人間による乱獲が当該野生動物および生物間相互作用によって他の生物の生息や生態に及ぼす影響について学びます. 
10. 中間総括-2  これまでの授業内容を総括したあと、講義内容に関連の深いビデオを鑑賞し、人間活動にともなう環境の改変が野生動物の生息や生態及びその多様性にどのような影響を及ぼしているか,人間が野生動物と共存していくためにどのような保全と管理を進めていくべきかについて考えます. 
11. 野生動物と人間との軋轢  人間活動の結果もたらされた特定の野生動物の高密度化が人間社会にもたらす影響について学びます. 
12. 野生動物の多様性  野生動物の多様性が持つ価値および野生動物の絶滅をもたらす大きな要因が人間活動による環境の改変であることを学びます. 
13. 野生動物の保全と管理  絶滅に瀕している野生動物種・個体群の保全管理および多様な野生動物群集を保全管理するための方法について学びます. 
14. 野生動物保全のための条約と法律  野生動物を保全するための条約と法律について解説します. 
15. 全体の総括  全体の授業内容を総括したあと、講義内容に関連の深いビデオを鑑賞し、人間活動にともなう環境の改変が野生動物の生息や生態及びその多様性にどのような影響を及ぼしているか,人間が野生動物と共存していくためにどのような保全と管理を進めていくべきかについて考えます. 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 資料配布     
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 「保全生物学のすすめ」  リチャード・プリマック・小堀洋美  文一総合出版 
授業方法の形式
パワーポイントによる講義と小テスト 
成績評価方法
各回講義の小テスト(記述式45%)、定期試験(記述式:45%),レポート(10%)の合計点数に基づいて評価します.C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要です。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
授業で学んだことをただ単に覚えるのではなく、テーマに基づいて論理的かつオリジナリティのある文章にまとめる能力を培います。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/02/27 16:02


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