シラバス参照

科目名 生物環境科学実験1 
担当者氏名

日野 輝明

新妻 靖章

汪 光熙

長田 典之

全開講対象学科 農学部生物環境科学科
年次 2年次 
クラス
講義学期 通年 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門教育科目群必修 
備考  



準備学習・事後学習
調査地、調査内容,対象生物について、事前に,配布された資料,書籍,インターネット等で調べておくこと。各実習で課された課題の作成に当たっては,担当教員の指示に従い,データのとりまとめと分析、文献調査による考察などを行って,独自の視点でしっかりとまとめること。毎回,実習と同程度以上の自学自習を行うこと。提出されたレポートについては,毎回,担当教員による評価コメントを記し、返却する。 
課題・定期試験に対するフィードバック
履修上の留意
生態学、生物統計学を必ず履修しておいてください。また,環境動物学,動物保全生態学,野生動物管理論も合わせて履修することをお勧めします。野外実習中はケガや事故を招かないために、スタッフの指示に従い、指示された場所以外には立ち入らないことを厳守してください。また植物を対象とした実験では、実体顕微鏡などを使用します。1年時の生物学実験のテキストを復読してください。

実験を受講するにあたっての倫理事項として,下記を遵守して下さい。
1.他人の文章をコピーしてそのまま使用しない(リポートや論文作成時)
2.他人の文章を引用した場合は,出典を明らかにする
3.データの改ざんや捏造をしない
4.他人のデータを盗用しない
5.実験試薬はルールに沿って使用する(使用量,使用法,廃棄法)
6.得られた結果(データ)について,内容だけでなく,手順も含めて詳細に記録する
7.社会のルールを守る 
授業の概要と目的
野外におけるニホンジカとネズミの個体数推定と空間利用,動物園における飼育動物の行動と社会関係について調べ,動物の保全管理のあり方について学ぶ.独立行政法人森林総合研究所での野生鳥獣と森林の管理の経験を活かして野外実習で実践的教育を行う(日野).植物の埋蔵種子や絶滅植物の群落再生の認識、また植物の多様な形態と人工的な交配による形態の多様化の意義などについて実験を行う(長田).本科目はDPの全項目、CP2に位置する。

(科目ナンバリングコード:AE21117・AE21118) 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
サブタイトル
生物と人と環境との調和と豊かさを守るための学び 
到達目標
動物の生態・行動・生理の調査手法と分析技術を身につけ,保全管理のあり方を考察できるようになる。植物の埋蔵種子のメカニズム、植物が持つ多様な形態の意義と働きについて理解を深める。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 樹木の種同定(長田)  構内の樹木を対象として、葉の形態に基づいた種同定法を学ぶ。 
2. 樹木の葉の多様性の観察(長田)  構内の樹木を対象として、様々な樹種の葉の形態の違いを観察し、種間差の法則を調べる。 
3. 樹木の当年枝形態の観察(長田)  構内の樹木を対象として、様々な樹種の当年枝形態を観察し、種間差の法則を調べる。 
4. 樹木の葉の被食パターンの観察(長田)  相生山緑地に生育する様々な樹木の葉を観察し、葉の被食パターンの種間差を調べる。 
5. 動物の個体数・行動のデータの取り方(日野)  動物の個体数・空間利用・行動・社会関係のでデータの取り方,および野生鳥獣による農林業や自然植生に対する被害を低減するための個体数管理と動物園における常同行動を緩和するための飼育管理(環境エンリッチメント)のあり方について学ぶ 
6. 野外におけるシカの個体数と行動の調査(日野)  愛知県内で最もニホンジカの密度が高く農林業被害が問題となっている場所において,糞塊・糞粒の調査から個体数を推定し,自然植生への採食の影響を調べる。 
7. 野外におけるネズミの個体数と行動の調査(日野)  ネズミのトラップ調査による標識再捕獲法によって個体数と種類構成の調査を行い,自然植生との関係を調べる 
8. 飼育動物の行動と社会関係の調査(日野)  東山動物園において,チンパンジーとゴリラの行動・空間利用・社会関係の調査を行い,種間・個体間・屋内外の違いなどを調べる。また動物園内で飼育されている哺乳類の常同行動の有無の調査を行い,飼育環境・食性・体サイズ等の影響を調べる。 
9. 酵素活性法による除草剤抵抗性の迅速検定法-1(汪)  スルホニルウレア系除草剤の作用点であるアセト乳酸合成酵素(acetolactate synthase: ALS)の活性測定を利用した本実験の原理を説明した後、試薬と除草剤の処理を行う。 
10. 酵素活性法による除草剤抵抗性の迅速検定法-2(汪)  アセト乳酸の抽出と比色分析を行う。 
11. 遺伝子で見る絶滅危惧植物の最後の抵抗-1(汪)  絶滅危惧植物ミズアオイの葉よりDNAを抽出した後、PCRにより最後の抵抗に関与する遺伝子を特異的に増幅する実験を行う。 
12. 遺伝子で見る絶滅危惧植物の最後の抵抗--2(汪)  前回の実験で得られたPCR産物を精製します。シーケンシング反応と塩基配列の決定は外注するが、その結果の解析方法を、インターネットとソフトを用いて、紹介する。 
13. 動物実験について(新妻)  名城大学における実験動物の取り扱いについて学ぶ。 
14. 潜水反射とは(新妻)  ペンギン類などの潜水性の動物は,潜水すると心拍数が下がることがある。これを潜水反射と呼び,心拍数の低下により酸素消費の節約が可能となる。この潜水反射はヒトにも備わっており,簡単な心拍測定から,潜水反射について考える. 
15. 卵の大きさと卵黄と卵白の関係(新妻)  大きな卵と小さな卵では,大きさによって卵の構成要素が変わるのだろうか?卵白と卵黄の大きさを測定し,卵の大きさとそれらの関係について考える. 
16. 水鳥の観察(新妻)  水鳥のくちばしの形と食性に関連があるのか?観察を通して考える. 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
参考文献
授業方法の形式
野外実習と室内実験 
成績評価方法
実習レポート(80%),積極的な学習態度(20%)で評価する。C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
成績評価基準
受講生へのメッセージ
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2021/01/30 14:47


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