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科目名 分析系基礎実習(生化学) 
担当者氏名

植田 康次

山田 修平

豊田 行康

水本 秀二

全開講対象学科 薬学部(6年)薬学科
年次 2年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数 0.5 
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門薬学教育部門-実習科目群 
備考  



準備学習・事後学習
毎回、実習時間の半分以上の自学自習をすること。
予習: 実験の原理の理解に努め、操作の流れを整理して簡潔なフローチャートを作成する。
復習: 毎回、実習時間内に課題をまとめて結果とともに報告する。 
課題・定期試験に対するフィードバック
疑問などがあれば、適宜、解説・講評・質問対応などを行う。レポート課題は、基準に満たない場合には再提出を課すことがある(終了後に関連授業等で返却)。確認試験も一定基準を満たさない場合は再度受験を指示することがある。 
履修上の留意
「生化学」「機能形態学」の学習知識を前提とする。また、血液を取り扱う実験もあり、安全性と衛生面に注意が必要である。講義の復習をし、身体の仕組みを化学反応の積み重ねとして捉えるようにする。また、得られた実験結果について、よく考察すること。 
授業の概要と目的
生化学実習では、生体成分の精製及び分析方法を理解し、測定値の病的変化から疾病との関連も学ぶ。どこに、何が、どんな状態で、どれだけあるかを知るため、分析法の原理を理解し、正確で緻密な分析技術を習得する。身体機能の病的変化を生体成分の変化として捉える。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
CP2、DP2 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
PP21341 
サブタイトル
生体分子の定量分析、臨床試験値測定の基礎 
到達目標
医薬品の生体内での作用を化学的に理解できるようになるために、医薬品標的および医薬品の構造と性質、生体反応の化学に関する基本的事項を修得する。【コアカリC4生体分子・医薬品の化学による理解GIO】 特に、医薬品の標的となる生体分子の基本構造と、その化学的な性質に関する基本的事項を修得する。【C4(1)医薬品の標的となる生体分子の構造と化学的な性質GIO】 これらの分析を実践できる技能の基礎を身につける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 【1日目】-1
実習講義 
実習の概要・目的、実習を行う際の心構え等の諸注意事項 
2. 【1日目】-2
ピペットマンの練習

[C2(1)1-1] 
ピペットマンの使用法の習得

分析に用いる器具を正しく使用できる(知識・技能) 
3. 【1日目】-3
グルコースの定量

[C2(1)1-2]
[C6(2)8-1]
[C2(6)1-1]
[C6(2)2-1]
[アドC2-11-1]
[アドC6-3-2] 
糖質の測定。特定値の管理:同時再現性、標準偏差、変動係数などのデータのまとめ方

測定値を適切に取り扱うことができる(知識・技能)
脂質、糖質、アミノ酸、タンパク質、もしくは核酸の定性または定量試験を実施できる。(技能)
分析目的に即した試料の前処理法を説明できる。
代表的な単糖、二糖の種類、構造、性質、役割を説明できる。
臨床分析で用いられる代表的な分析法を実践できる(技能)
糖質の定性および定量試験を実施できる(技能) 
4. 【2日目】-1
酵素反応1

[C6(3)3-4]
[C2(6)2-3]
[C6(3)3-1] 
アルカリフォスファターゼの活性測定

酵素反応速度を測定し、解析できる(技能)
酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
酵素反応の特性と反応速度論を説明できる。 
5. 【2日目】-2
酵素反応2

[C6(3)3-4]
[C2(6)2-3]
[C6(3)3-1] 
ミカエリス-メンテンプロットによるKm値、Vmax値の算出

酵素反応速度を測定し、解析できる(技能)
酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
酵素反応の特性と反応速度論を説明できる。 
6. 【2日目】-3
酵素反応3

[C6(3)3-4]
[C2(6)2-3]
[C6(3)3-1] 
ラインウィーバー-バークプロットによるKm値、Vmax値の算出

酵素反応速度を測定し、解析できる(技能)
酵素を用いた代表的な分析法の原理を説明できる。
酵素反応の特性と反応速度論を説明できる。 
7. 【3日目】-1
抗原抗体反応を利用した検査方法(ELISA法)

[C8(2)2-4]
[アドC2-11-1]
[アドC6-3-4] 
ELISA法を利用したインスリンの測定

抗原抗体反応を利用した検査方法(ELISA 法、ウエスタンブロット法など)を実施できる(技能)
臨床分析で用いられる代表的な分析法を実践できる(技能)
タンパク質の定性および定量試験を実施できる(技能) 
8. 【3日目】-2
アミノ酸の定性

[C4(1)1-1]
[C6(2)3-1] 
ニンヒドリン反応によるアミノ酸の定性試験


代表的な生体高分子を構成する小分子(アミノ酸、糖、脂質、ヌクレオチドなど)の構造に基づく化学的性質を説明できる。
アミノ酸を列挙し、その構造に基づいて性質を説明できる。 
9. 【3日目】-3
タンパク質の分離

[C2(5)1-5]
[アドC6-4-1] 
ゲル濾過クロマトグラフィーの原理の理解とタンパク質の分離

クロマトグラフィーを用いて試料を定性・定量できる(知識・技能)
タンパク質の分離、精製と分子量の測定法を説明し、実施できる(知識・技能) 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 分析系基礎(生化学)実習テキスト  名城大学薬学部 病態生化学研究室  (薬学教育開発センターより配布) 
2. (補足資料)  名城大学薬学部 病態生化学研究室  (実習中に適宜配布) 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. ニューダイレクション薬学生化学  北川裕之、山田修平  京都廣川書店 
2. コンパス 生化学  前田正知、浅野真司 編  南江堂 
3. 生化学ガイドブック  遠藤克己、三輪一智 編  南江堂 
4. 新スタンダード薬学シリーズ4 生物系薬学 生命現象の基礎  日本薬学会 編  東京化学同人 
授業方法の形式
実習全体講義と実習毎回の説明講義、実習、課題レポート。各クラス終了ごとに筆記試験。 
成績評価方法
レポート:計30%(毎日の終了時に提出)、確認試験:30%(実験に関する内容)、実習態度:40%(うち安全性等の基本姿勢20%)を統合して評価する。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
それぞれの操作を何のために行っているのか、またそのときに生体成分がどのような化学反応を起こしているのかを意識しながら実験を進めること。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2022/02/01 10:50


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