準備学習・事後学習
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受講にあたり,学部で開講される「水理学」および「水文・水資源工学」「河川工学」の内容について復習するとともに,毎回の授業に対し計60時間以上の予習と復習を行うこと.
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授業の概要と目的
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近年,流域が都市化し開発が進む中で,水害の防御と水資源の確保を図りつつ,自然の生態系や水辺景観を保全・再生していく方策を立てることが急務となっている.本講では,流域における河川と地下水の循環過程と物質移動の物理的機構に関する最新の知見を講義するとともに,高度な解析技術とその応用手法を取り扱う.講義は,水文学特論Ⅰの内容に引き続き,「都市域の水文学・水理学」,「沖積平野における広域地下水解析」,「流域水の統合的管理と河川環境」について行なう.
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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科目ナンバリングコード
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到達目標
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授業内容
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番号
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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都市域の水文学・水理学
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(1)都市域の豪雨分布評価
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2.
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都市域の水文学・水理学
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(2)都市における中小河川の流出解析法
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3.
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都市域の水文学・水理学
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(3)豪雨時の雨水排水と浸水リスク
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4.
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都市域の水文学・水理学
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(4)氾濫シミュレーションの手法とハザードマップ
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5.
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沖積平野における広域地下水解析
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(1)地下水流の基礎方程式と数計算法
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6.
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沖積平野における広域地下水解析
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(2)広域地下水のモデリング(3次元・平面2次元・鉛直2次元)
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7.
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沖積平野における広域地下水解析
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(3)帯水層の水理定数の推定手法
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8.
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沖積平野における広域地下水解析
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(4)地下水解析における初期条件・境界条件の評価
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9.
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河川と地下水の相互作用
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(1)河川水の伏流過程の観測と解析
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10.
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河川と地下水の相互作用
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(2)地下水の湧出課程の観測と解析
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11.
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河川と地下水の相互作用
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(3)洪水時における河岸貯留現象の役割
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12.
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流域水の統合的管理と流域環境
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(1)河川環境の基本要素としての景観・水質・生態系
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13.
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流域水の統合的管理と流域環境
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(2)低水流量の確保と水辺景観の保全
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14.
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流域水の統合的管理と流域環境
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(3)河川と地下水の相互作用を考慮した環境維持流量の評価
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15.
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授業のまとめ
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まとめ
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授業方法の形式
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輪講の形式とし,関連文献を用いて討論する.(対面授業)
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授業の実施方法
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成績評価方法
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授業での発表50%,レポート50%,100点満点中60点以上を合格とする.
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成績評価基準
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C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
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その他(履修条件・関連科目など)
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学部レベルの「水理学」および「水文・水資源工学」「河川工学」「水文学特論Ⅰ」の内容
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テキスト
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番号
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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「Hydrology and Floodplain Analysis」
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Bedient and Huber
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Addison-Wesley Pub.
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2.
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「Engineering Hydrology」
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Victor Miguel Ponce
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Prentice Hall
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参考資料文献等
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番号
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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「Applied Hydrology」
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Chow, Maidment and Mays
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McGraw-Hill Book Co.
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日付
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2024/01/26 13:10
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