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科目名 教育心理学 
担当者氏名

木村 美奈子

全開講対象学科 経済学部経済学科
経済学部産業社会学科
理工学部電気電子工学科
理工学部材料機能工学科
理工学部応用化学科
理工学部機械工学科・機械システム工学科
理工学部交通機械工学科
理工学部メカトロニクス工学科
理工学部社会基盤デザイン工学科
理工学部環境創造工学科・環境創造学科
理工学部建築学科
農学部応用生物化学科
情報工学部情報工学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 教職・学芸員部門-教職専門科目 
備考  



準備学習・事後学習
 準備学習としては、授業内で指示されたテキストの該当部分をよく読み、自分なりの意見を持つ努力をすること。事後学習では、授業で取り組んだことを復習し、自分の考えをさらに精錬すること。準備学習・事後学習、合わせて4時間以上の自学自習をすること。 
課題・定期試験に対するフィードバック
小レポートは、授業内のグループワークで活用する。最終テストは、Webclass等で解説を提示する。 
履修上の留意
 講義にはテキストを必ず持参すること。遅刻、私語、携帯電話の使用、居眠りなど、受講にふさわしくない行為は禁止する。20分以上の遅刻は3回で1回の欠席とする。受講者は受身の姿勢で授業を受けるのではなく,積極的に考え,自分の意見を持つように心がけて欲しい。 
授業の概要と目的
 この講義では、教育心理学分野のうち、発達と学習にかかわる基礎的事項を扱う。教師を目指す人が理解しておくよう期待される心理学的知見、具体的には、人間の発達過程、学習の過程と学習に関する諸要因、学習を支える指導の考え方について概説する。 
アクティブ・ラーニング
 この講義では、毎回グループワークやペアワークを行う。 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
特になし 
実務経験と授業内容の関係
科目ナンバリングコード
特になし 
サブタイトル
生徒の心に寄りそう心理学 
到達目標
1. 教育心理学の基本的な考え方を理解する。
2. 発達と学習に関わる心理学の基礎的知識を習得する。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. オリエンテーション  授業の概要と進め方、到達目標について説明する。 
2. 知覚と記憶の発達  誕生後からの知覚や記憶の発達を概観する。また記憶についての基本的な事項をまとめる。 
3. 認知と言語の発達  知的能力の発達について、古典的な理論から最新の研究成果までを解説する。 
4. 人格の発達  人の性格や能力がどのように発達するのかを、発達段階ごとにクリアしなければならない課題をもとに考察する。 
5. 社会性の発達  人間同士の信頼のきずなの起源について考察する。愛着に関する理論を概観する。 
6. 学習とは  学習に関する古典的な理論から最新の研究成果までを解説する。 
7. 学習意欲の基礎  学習意欲に関する基本的な理論を解説する。 
8. 学習の動機づけ  学習へのやる気に関する心理学的な知見を解説する。どのような言葉かけが生徒のやる気を引き出すのか、自分自身の経験を踏まえて考えることを促す。 
9. 知能と創造性  知能とは何か、どのような能力を指すのかについて、古典的な理論から最新の知見まで紹介する。また、能力に関する遺伝と環境の影響について概説する。 
10. 学習の指導法  どのような学習の指導法があるのか、授業で使える具体的な例を示しながら解説する。 
11. 障害のある生徒への対応  発達障害などについて、基本的な障害の性質や知見を紹介し、教師としての対応を概説する。 
12. 学校での不適応  生徒の不適応について、基本的な知見を紹介し、教師としての対応を考えることを促す。 
13. 評価  評価の基本的な事項と、評価が生徒のやる気にどのような影響を与えるかを解説する。 
14. 学校・教師の役割  学校や教師の役割について、インターネットで学べる学校など最新の学校事情を加味しながら考えることを促す。 
15. 授業のまとめ  これまでの授業の総括 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. キーワード教育心理学  永江誠司編著  北大路書房 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 学ぶ意欲の心理学(PHP新書)  市川伸一  PHP研究所 
2. やさしい教育心理学  鎌原雅彦・竹綱誠一郎  有斐閣 
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
複数回の小レポート(60%)、定期試験(40%)
出席回数が3分の2に満たない場合、および、出席に関して不正を行った場合は欠格とする。 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
 自分のこれまでの学校生活を振り返って、どのような教師の態度や言葉かけが学習の意欲を増すことにつながったか、もしくは意欲がそがれたかを思い出し、生徒の立場に立って考えながら、講義を受けてください。 
参考URL
画像
ファイル
更新日時 2024/02/14 16:46


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