シラバス参照

科目名 物理学実験1 
担当者氏名

坂井 麻里子

鈴木 智子

大久保 敏之

全開講対象学科 理工学部社会基盤デザイン工学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-理工学基礎科目 
備考 本授業では、100点満点中60点以上を合格とする。本授業の対応する学習・教育到達目標 D 



準備学習・事後学習
実験テーマについて1時間予習し,実験の目的,実験機器の操作法について理解しておくこと。
実験後は1時間で実験ノートを完成しておくこと。 
課題・定期試験に対するフィードバック
各回のレポートについては、次回以降の授業内で講評等の対応を行う。
最終レポートについては、授業終了後に個別に対応する。 
履修上の留意
実験に対する興味があること。学生同士協力して実験を行えること。事前に指導書によって予習し,実験内容をよく理解してくること。 
授業の概要と目的
各班ごとに提示された実験テーマについて,実験指導書を参考にしながら実験を遂行していく。1日に1テーマの実験を行う。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業はE科CP2・3・4DP1・2・3 Z科CP2・4DP2 O科CP3・4DP1・2・3 M科CP1・4DP1・2 T科CP1・3・4DP2 R科CP1・4DP2 C科CP1・4DP2 K科CP2・4DP2 A科CP1・4DP1 情報工学部CP2・4DP1・2に該当する 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
E科TE11008 Z科TZ11008 O科TO11008 M科TM11008 R科TR11008 C科TC11008 K科TK11008 A科TA11008 情報工学部JJ11008 
サブタイトル
理工学実験を習得する上で必要な測定技術,基礎技術を実際の測定を通じて体得する。 
到達目標
実験技術の体得。各種測定装置の基本的な使い方を習得する。日常生活で見る一般の事象に対する理科学的な考察法を身につける。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ガイダンス  実験の班分けを行い,実験レポートの作成方法,実験に望む心構え、諸注意を述べる。また,測定器具および測定論についての講義を行う。事前に指導書の該当部分を予習し、講義後は復習しておくこと。レベル:実験レポートの作成方法,誤差の概念がわかる。 
2. 金属の電気抵抗  銅線の電気抵抗の温度による変化をホイートストーンブリッジを用いて測定し,銅の自由電子密度を求める。事前に実験テーマの理論について予習し、実験後は結果をまとめること。レベル:原子と熱、自由電子の基本的な考え方を理解することができる。 
3. 荷電粒子の運動  希薄なヘリウムの入ったガラス球に電子を入射すると原子が発光することを利用して、一様な磁場中で電子が行う運動から電子の比電荷を求める。事前に実験テーマの理論について予習し、実験後は結果をまとめること。レベル:荷電粒子と電磁場および原子との相互作用を理解することができる。 
4. 仕事当量  水の熱量測定を行い,熱量の単位 [cal] と仕事の単位 [J] との間の関係を調べる。事前に実験テーマの理論について予習し、実験後は結果をまとめること。レベル:熱の性質および仕事当量の意味を理解することができる。 
5. 光の屈折・回折・干渉  He-Neレーザーを使い,プラスチックの屈折率を求める。また,光の回折についての実験を行い,回折格子の格子定数を求める。事前に実験テーマの理論について予習し、実験後は結果をまとめること。レベル:屈折、回折、干渉など、波動現象の基本を理解することができる 
6. コンピュータシミュレーション1  ばねの振動実験をPCを使って行い,振動現象を理解する。また減衰振動,共鳴等に対する考え方を学ぶ。事前に実験テーマの理論について予習し、実験後は結果をまとめること。レベル:振動現象の基本を理解することができる。 
7. レポート作成の指導  実験結果をまとめたレポートを作成する。理工学分野で必要な実験レポートの作成に関する共通概念を習得することができる。 
8. まとめ  実験全体を通して学んだことを復習する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 物理学実験指導書  理工学部物理学教室編  学術図書出版社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
実験 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
成績評価はレポート100%とする。本授業については、各学科ごとの対応する学習・教育到達目標を参照せよ。
レポート(100%):各実験の基礎的事項50%、実験に対する考察50% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
実験の授業は出席するだけでは身につかない。各班の構成員全員がまじめに実験に取り組み,内容を理解することが必要。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2023/11/23 15:50


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