シラバス参照

科目名 物理学2 
担当者氏名

大久保 敏之

全開講対象学科 理工学部電気電子工学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 後期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-理工学基礎科目 
備考  



準備学習・事後学習
教科書を読み、授業計画にある各回の講義内容を2時間予習しておくこと。
講義後は2時間練習問題に取り組むこと。 
課題・定期試験に対するフィードバック
講義中のレポートについては、次回以降の授業内で解説等の対応を行う。
最終試験については、試験終了後に個別に対応する。 
履修上の留意
物理学1の内容を把握しておくこと。 
授業の概要と目的
物理学1に引き続き,力学の後半を学習する。 
アクティブ・ラーニング
特になし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
本授業は、S科CP1・4DP1・3 J科CP2・4DP2 E科CP2・4DP2 Z科CP2・4DP2 O科CP1・4DP1 M科CP1・4DP1・2 T科CP1・4DP2 R科CP1・4DP2 C科CP1・4DP2 K科CP2・4DP2 A科CP1・4DP1 情報工学部CP2・4DP1・2に該当する 
実務経験と授業内容の関係
特になし 
科目ナンバリングコード
S科SS11012 J科TJ11006 E科TE11006 Z科TZ11006 O科TO11006 M科TM11006 T科TT11006 R科TR11006 C科TC11006 K科TK11006 A科TA11006 情報工学部JJ11006 
サブタイトル
物理学序論としての力学2 
到達目標
保存則,剛体の静力学,固定軸のまわりの剛体の回転運動などを数理的に取り扱う手法を理解し、問題を解くことができる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. 保存則(1)  運動方程式を積分することによりエネルギーが導出されることを説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:簡単な積分路に沿う仕事量の計算ができる。 
2. 保存則(2)  力が保存力の場合には,力学的エネルギーが保存されることを説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:保存力,運動エネルギー,ポテンシャルの概念を理解する。 
3. 保存則(3)  力が保存力であるかどうかの判定法を説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:重力,ばねの力等のポテンシャルを求めることができる。 
4. 保存則(4)  外力が作用しない質点系の全運動量は保存されることを説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:質点系の運動の場合,運動量が保存されることを理解する。 
5. 保存則(5)  角運動量の変化が力のモーメントに等しいこと,および角運動量保存則について説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:角運動量保存則について理解する。 
6. 剛体の静力学(1)  剛体に働く力の合成について説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:力の合成と運動方程式の関係について理解する。 
7. 剛体の静力学(2)  剛体の並進運動、回転運動の運動方程式を説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:剛体の運動は並進運動と回転運動に分離して記述できることを理解する。 
8. 剛体の静力学(3)  剛体の重心は,重力の合力の作用点であることを説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:一様な棒,円板,半球等の物体の重心を求めることができる。 
9. 剛体の静力学(4)  平面力系のつりあいの式について説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:簡単なつりあい問題の解法を理解する。 
10. 剛体の静力学(5)  つりあいの式から作用点が求められることを説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:合力の作用点は力のモーメントが0になる点であることを理解する。 
11. 剛体の運動(1)  慣性モーメントについて説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:一様な棒,円板,球の慣性モーメントを求めることができる。 
12. 剛体の運動(2)  固定軸のまわりの回転運動を説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:回転の運動方程式の物理的意味を理解する。 
13. 剛体の運動(3)  平面運動の運動方程式について説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:重心の運動と,重心のまわりの回転運動の関係について理解する。 
14. 剛体の運動(4)  平行軸の定理,直交軸の定理、および剛体振り子等について説明する。教科書の該当部分を事前に読み、講義後は練習問題に取り組むこと。レベル:慣性モーメント等に関する問題の解法を理解する。 
15. まとめ  14回の講義で学んだことを復習する。 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 力学の基礎  力学教科書編集委員会  学術図書出版社 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 特になし     
授業方法の形式
講義 
授業の実施方法
対面授業 
成績評価方法
成績評価はレポート30%,定期試験70%の配分とする。本授業については、各学科ごとの対応する学習・教育到達目標を参照せよ。
レポート(30%):毎回の講義内容の理解度を確認する。
定期試験(70%):講義の基礎的事項50%、応用問題50% 
成績評価基準
C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
理解度と計算力の向上のためには,すべての計算を自分の手で確かめること。 
参考URL
1. 特になし   
画像
ファイル
更新日時 2023/11/23 15:51


PAGE TOP