準備学習・事後学習
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・事前学習:各回の終わりに、次回までの準備学習について指示する(2時間)。 ・事後学習:各回の授業の終わりに,今回の復習について指示する(2時間) ・準備学習と事後学習を済ませて出席していることを前提に,授業を進める。
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課題・定期試験に対するフィードバック
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・本講義における課題レポートや定期試験などについての講評は、追・再試験終了後に、学務システムを通じて受講生に送信する。
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履修上の留意
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1)ガイダンス(第1回)では重要連絡をするので、必ず出席すること。 2)テキストを持参して授業を受講すること。テキストが手元にあることを前提に、授業を実施する。 3)テキストにない部分も扱う場合がある。必要に応じて資料プリントを配布する。しかし、その回の出席者にしか配布しないので、自分で責任を持って確保に努められたい。 4)進行中の重要事項についても取り扱いたい。その場合、ここで示される授業計画の順序・内容を変更することになるが、ご了承願いたい。
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授業の概要と目的
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・欧州経済統合のもとで展開されているEUの共通政策の中から、主要な経済政策をとりあげて学ぶ。 ・講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。
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アクティブ・ラーニング
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該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
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実務経験と授業内容の関係
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科目ナンバリングコード
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サブタイトル
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到達目標
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・EU経済統合に関する基礎知識を身につけ、その成果と問題点を把握し、欧州統合に関する自分の見解を説明できる。
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授業計画
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【項目欄】
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【内容欄】
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1.
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前半:ガイダンス 後半:EU発足までの歴史、 EUの現局面
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・講義の進め方、評価方法、履修上の注意などについての説明・連絡。 ・ECSC、EEC、EC、EU発足までの歴史。 ・EU経済統合の現局面:①Covid-19とEU、②Brexit
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2.
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EUの制度と歴史
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EUの主要機関、EU財政制度、EUレベルの経済政策
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3.
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市場統合戦略①:1980年代後半まで
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EECとは、関税同盟、ユーロペシミズム、域内市場計画、単一欧州議定書
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4.
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市場統合戦略②:1980年代後半から現在まで
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市場統合プログラム、単一市場発足、「東への拡大」の影響、発足後の市場統合戦略、Brexit後の単一市場
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5.
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EUの農業政策
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CAP(共通農業政策)の歴史と展開、CAP改革、課題と展望
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6.
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EUの競争政策
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競争政策の内容、歴史と展開、課題と展望
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7.
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EUの地域政策
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域内地域格差の現状、地域政策の背景と展開、課題
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8.
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EUの財政ガバナンス
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EMUにおける加盟国財政、EU財政ガバナンスの内容と必要性
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9.
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EUの金融市場
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EU金融市場の現状、金融危機と以後の課題
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10.
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ユーロシステム
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ユーロシステムとは、ユーロシステムの金融政策、金融危機以後の課題
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11.
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EUの雇用政策
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EUにおける失業の現状、欧州雇用政策の歴史と展開、欧州雇用政策の現段階
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12.
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EUの労働移動
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EU労働移動の現状と意義、域内労働移動の歴史と展開、「東への拡大」と域内労働移動の課題
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13.
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EU海外直接投資と域内生産ネットワーク
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日本企業の対EU直接投資、EU域内における海外直接投資の展開
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14.
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EUの通商政策
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EU共通通商政策の歴史と展開、対先進国通商政策、対途上国通商政策
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15.
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まとめ、今後の欧州経済統合の展望
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本講義全体のまとめ、covid-19とEU経済統合、Brexit後のEU経済統合、今後の展望
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テキスト
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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『EU経済入門 (第2版)』
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本田雅子・山本いづみ(編)
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文眞堂、2022年3月
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参考文献
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【書籍名】
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【著者】
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【出版社】
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1.
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『現代ヨーロッパ経済 第6版』(有斐閣アルマ)2011年11月
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田中・久保・長部・岩田 編著
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有斐閣、2022年3月
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2.
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『危機の中のEU経済統合』
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嶋田・高屋・棚池(編)
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文眞堂、2018年3月
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3.
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『ヨーロッパ経済の基礎知識』
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川野 祐司
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文眞堂、2021年4月
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4.
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各項目ごとの参考文献については、その都度紹介する。
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授業方法の形式
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授業の実施方法
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成績評価方法
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1)2年次生および3年次生と、4年次生以上では評価方法が異なるので、注意されたい。 ・2年次生および3年次生の受講生=定期試験(100%)で評価する。 ・4年次生以上の受講生=前期末レポート課題(30%)と定期試験(70%)を総合的に評価する。 2)評価のポイント ・定期試験(全受講生)=設問に則した内容であるか。専門用語や概念の適切な理解と利用、全体の論旨や内容の深い理解があるか。 ・前期末レポート(4年次以上の受講生にのみ、定期試験に加えて課す)=課題テーマに則した内容であるか、考察が深められているか。 3)レポート課題については、6月末の講義でアナウンスする。 4)期限までにレポート課題未提出の場合は、「欠格」として処理され、追・再試験の受験資格がなくなる。 5)レポート内容が「コピペ」である場合は、不正行為とみなされ、本科目の単位取得は認められない。さらに、それが経営学部により「不正行為」と認定された場合、今学期の登録科目すべてが0点となる。
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成績評価基準
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◎C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。
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受講生へのメッセージ
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・毎日、EUに関する報道に接し、関心を高めよう。 ・ウェッブサイトを単に参照するだけにとどまらず、図書館所蔵の活字文献も積極的に読み、欧州経済統合とそれが世界や日本に与える影響について、自分の頭を使って学習・考察しよう。
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参考URL
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画像
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ファイル
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更新日時
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2023/02/14 15:12
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