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科目名 現代経済入門【国際経営学科1年、2年次以上】 
担当者氏名

山本 いづみ

全開講対象学科 経営学部経営学科
経営学部国際経営学科
年次 1年次 
クラス  
講義学期 前期 
単位数
必選区分 選択必修科目 
学期・曜日・時限  
部門 専門教育部門-専門基礎部門 
備考  



準備学習・事後学習
1)事前学習:日頃から新聞・ニュースなどに目を通す習慣をつける。前回講義から今回講義までの間に報道された日本と世界の経済問題のキーワードをリストアップし、内容を調べる(2時間)。
2)事後学習:今回の講義で学習した事項が、現実の世界政治経済においてどのようにあらわれているのかを調べ、考察し、文章にまとめる(2時間)。 
課題・定期試験に対するフィードバック
・本講義における定期試験や課題レポートなどについてのコメントは、追・再試験終了後の定められた時期に、学務システムの「講義連絡」を通じて受講生に送信する。 
履修上の留意
1)ガイダンス(第1回)は重要であるので、必ず出席すること。
2)テキストを持参して授業を受講すること。持参していることを前提に授業を進める。
3)必要に応じて資料プリントを配布するが、その回の出席者にしか配布しないので、自分で責任を持って確保に努めること。
4)進行中の重要事項を取りあげる場合もある。その場合は、本授業計画で示した順序や項目が一部変更になる可能性がある。ご了承願いたい。 
授業の概要と目的
・現代の企業経営を正しく理解するためには、その背景となっている現在の世界経済に対する理解が必要不可欠である。本講義は、大学生として最低限求められる世界経済の基礎知識を理解するための入門科目である。
・講義内容を補足し理解を深めるため、適宜、外部講師による講演を実施する場合もある。 
アクティブ・ラーニング
なし 
該当するCP(カリキュラム・ポリシー)およびDP(ディプロマ・ポリシー)
・本科目はCP2およびDP2に該当する 
実務経験と授業内容の関係
なし 
科目ナンバリングコード
経営BB11002、国際BI11002 
サブタイトル
現代ビジネスの舞台である世界政治経済の基礎知識 
到達目標
・経営学をより深く理解するために要求され、かつ、社会科学を志す大学生として最低限必要とされる、現代経済の基礎知識を習得し、説明できるようになる。 
授業計画
【項目欄】 【内容欄】
1. ・ガイダンス
・第2次世界大戦後の世界経済(1) 
・本講義の目的、進め方、評価方法などについて。
・1940年代半ばから1960年代までの世界経済の展開 
2. ・第2次世界大戦後の世界経済(2)  ・1970年代の世界経済の展開 
3. ・第2次世界大戦後の世界経済(3)  ・1980年代から2010年代末の世界経済の展開 
4. ・国際貿易の基礎理論(1)  ・重商主義、自由貿易、保護貿易、比較生産費説 
5. ・国際貿易の基礎理論(2)  ・国際収支 
6. ・国際通貨の基礎理論  ・国際決済、外国為替取引、外国為替相場、国際通貨 
7. ・第2次世界大戦後の国際通貨システム(1)  ・旧IMF体制、変動相場制 
8. ・第2次世界大戦後の国際通貨システム(2)  ・金融グローバル化の進展、ドル本位制 
9. ・国際貿易システムの形成・展開(1)  ・GATT体制、MFN待遇、ラウンド、S&D待遇 
10. ・国際貿易システムの形成・展開(2)  ・WTO体制、FTA/EPA、貿易創出効果、貿易転換効果 
11. ・途上国開発戦略と開発経済学(1)  ・南北問題、開発の時代、構造主義、NIEO 
12. ・途上国開発戦略と開発経済学(2)  ・累積債務問題、社会主義世界の崩壊、東アジアの奇跡、新古典派開発経済学 
13. ・対外投資と生産グローバル化(1)  ・直接投資、間接投資、多国籍企業、第1次所得収支 
14. ・対外投資と生産グローバル化(2)  ・企業内貿易、サプライチェーン、グローバル・バリュー・チェーン、アウトソーシング 
15. ・まとめ  ・全体のまとめ 
テキスト
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 世界経済論:岐路に立つグローバリゼーション  山本 和人・鳥谷 一生(編)  ミネルヴァ書房、2019/11 
参考文献
【書籍名】 【著者】 【出版社】
1. 第1回目のガイダンスで指示する     
2. その他、必要に応じて講義中に指示する。     
授業方法の形式
・講義形式。  
授業の実施方法
・対面授業 
成績評価方法
1)成績は、前期末レポート課題(30%)と定期試験(70%)で評価する。
  ・前期末レポート(30%)=課題テーマに則した内容かどうか、課題に関する考察が深められている か。
  ・定期試験(70%)=設問に則した回答であるかどうか。専門用語や概念の適切な理解と利用、全体の論旨や内容の深い理解があるか。
2)前期末レポート課題については、6月末の講義でアナウンスする。
3)期限までにレポート課題未提出の場合は、「欠格」として処理され、追再試験の受験資格がない。
4)レポート内容が「コピペ」である場合は、不正行為とみなされ、本科目の単位取得は認められない。さらに、それが経営学部により「不正行為」と認定されると、今学期の登録科目すべてが0点となる。 
成績評価基準
・C(合格)となるためには、到達目標を最低限達成することが必要である。 
受講生へのメッセージ
・現代世界経済を学ぶことを通して、学部における今後の経営学の学習の土台をしっかりと構築しよう。本講義での学びをこれからの学習や、ゼミの選択に役立ててほしい。 
参考URL
1. 必要に応じて、講義中に紹介する。   
画像
ファイル
更新日時 2023/02/14 15:43


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